テクニカル・ライティング 第11回 評価について 皆さんのレポートレビュー(1) 章立てのバランスが悪い傾向がある。 本論は一つの章である必要はないので、必要 に応じて分割してください。 1、結論(1000) 2、本論(5000) 必要に応じて分割してください 3、結論(1000) みなさんのレポートでは、 本論が異様に長いものが目立った。 皆さんのレポートレビュー(2) KJ法に問題がある人が多かった。 カードの中には必ず1文を記述する 文であること 2文以上書いてはいけない KJ法には図にほとんどの意味がある カードが少なすぎる 図でないと意味がない KJ法はやる価値が絶対にあるのでやってみてく ださい 最終課題について 正式な告知 ここ(授業をしている教室)の場所で出してください。 配布資料には誤って書いてあるので注意してください 注意点 ・締め切りは厳守でお願いします。 書き方としては、パラグラフに注意して書いてください。 図や表を用いてもかまいませんが、文章を中心に構成してくだ さい。 必ずホッチキスでとめてください 本題 評価について(1) 報を扱う現場で使われる作業工程のもとに文章を作成してきた。 これには次のような段階がある。 1、分析 2、設計 KJ法、アウトラインなど) 3、執筆(実装) ミッション、作業課題など) 構成、パラグラフ、文など) 4、評価 ミッションが達成されたかどうかのシミュレーション) 情報工学という広い 分野においての一般的な製作の過程。 評価について(2) 評価のためのポイント 評価によって問題が見つかった場合、どう修正 していくか 期日が迫った際の対処の仕方 情報の伝達するとはどういうことか? 伝達は努力目標でしかない。 結果として伝わる、でしかない 書き手から見た場合、情報の伝達は保証できな い 評価について(3) 伝わったかどうかは読み手しか判断できない。 イニシアチブ(強い立場)は常に読み手にある 文章の価値は読み手が決める。 読み手の決定に書き手は逆らえない 自分が思っているよりも、文章による伝達という は危ういもの 誤解やロスがある 評価について(4) 伝えるという努力目標には、蓋然性を高めるという 方向性でアプローチする 伝えるのではなく、伝わらなくなることを防ぐという ネガティブな指向 書きたいこと 書ける ことを書くのではなく、 書くべきことを書く 書くべきでないこと、いらないこと は排除しなくてはならない 読み手の目線を想像する その目線でみたときにどうなのかを評価することが 重要 配布資料① 修正では工程を遡る。 総合評価、要求の実現が怪しい人は、分析に立ち返 る。 内容に問題がある人は設計に立ち返りましょう。 文章表現に問題がある人は執筆に立ち返りましょう。 文章がどうしても長くなってしまうという問題 文章をどうやって切り捨てるか。 具体例・反復(確認)が元凶になる。 削ってもいい具体例がないか? 削ってもいい反復が ないか? を確認すると良い。 配布資料② 時間がないときはパラグラフを見る トピックセンテンスの整備 展開部や締めくくり 文に問題があっても、トピックセンテンスがよく できれいればよい 長すぎるパラグラフは切る パラグラフが長い と読む気がなくなる どこかで切ってください
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