分類構造や統計への影響が大きいコードの削除・ 移動・追加や割り当てコードの大幅な修正は、基 本的には3年毎の改正の際に適用されます。また、 提案には特に十分な根拠が求められますのでご 留意ください。 (記載事項の説明及び記載例) 別紙1-1 例えば、既存のICDコードの疾患が古 い概念でコードとして不要と考えられる ため削除すべきと考えられる場合(他 にコードの追加等を要さないもの)。 右の事例のように、既 にICDコードがあるけ れども(例ではI84) 、 疾患概念として適切な 位置でないため修正 が必要と考えられる場 合など。 (例) I83 下肢の静脈瘤 I84 痔核 I85 食道静脈瘤 ↓ K63 腸のその他の疾患 (略) K64 痔核 K65 腸膜炎 既存のICDコードについて、一般的に使用される 名称が変わってきている場合や名称を適正化す ることによって概念がより適切に捉えられるよう になるため英語のコードタイトルの修正を要する 場合など (例) C81 ホジキン病 → C81 ホジキンリンパ腫 当てはまる選択肢がない場合や 選びにくい場合は、「その他」を選 択肢、詳細は「具体的な提案内 容」にて御説明ください。 既存のコードが大まか な概念であるところ、 より詳細な細分コード が必要と考えられる場 合や新しい疾患概念 が確立したために既 存コードがなく、新た なコードが必要な場合 やなど。 (例) K64 痔核 ↓ K64 痔核 K64.0 第1度痔核 K64.1 第2度痔核 ・・(略)・・ K64.9 痔核,詳細 不明 なぜ上記提案のような改正・修正が 必要かについて医学的・公衆衛生 的側面等から御説明ください。提案 の根拠としてURCに提示されます。 既存のコードに含まれる傷病を明確にする ために例示を追加する場合など (例) K64.0 第1度痔核 脱肛を伴わない痔核(出血性) K64.1 第2度痔核 脱肛を伴わない痔核(出血性) 内容例示の既存の例示用語や索引の用語 等に振られているコードが間違っており、修 正が必要な場合など (例:第3巻 索引) 痔核NOS K64.0 ← 間違え ↓ 痔核NOS K64.9 エビデンスの各項目では、基本的な疾患概念や公 衆衛生状の重要性など御提案を支える種々の情 報を御記入ください。御提案をWHOや各国に対し て主張していく際に活用させていただきます。
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