今回も厚生労働省によるH23年「国民健康・栄養調査」の結果の一部です。 成人の野菜類と果物類の摂取量の平均値は、それぞれ277.4g、110.3gで、魚介類と肉類の摂取 量の平均値はそれぞれ78.6g、80.7gです。平成13年と比べると、野菜類、果物類、魚介類は減少 し、肉類は増加しており、食習慣は悪化していることがわかります。年齢別では、20~40歳代の 野菜類、果物類、魚介類の摂取量が顕著に少ないことがわかります。 産業医として社員の健診結果に目を通していますと、生活習慣病は、最近30代、40代で増加し ていると感じており、食習慣の改善は産業医としても大きな課題です。
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