現在習慣的に喫煙している者の割合の年次推移 こちらも厚生労働省によるH23年「国民健康・栄養調査」の結果の一部です。 男性の方が習慣的喫煙率は高いですが減少傾向であり、一方で女性の喫煙率は横ばいです。 男女共に、心血管疾患、がん、慢性閉塞性肺疾患のリスクを高めることは良く知られています。 特に女性において、喫煙は自然流産のリスクを高め、喫煙している母親からは未熟児や低出生 体重児が生まれる可能性が高くなります。また、喫煙する女性は喫煙しない女性に比べ、閉経 が早くなる傾向があることも分かっており、顔色も悪く、小じわも増え、美容にも悪影響を与えま す。産業医面談においては、必ず喫煙習慣についても尋ねるようにしており、既往歴や基礎疾 患などを考慮し、禁煙を勧めています。
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