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マッチング拠出は日本で発展す
るかしないか?
□否定派□
竹永徹之介
小瀬村愛子
水田大介
藤山遥香
主張に入る前に、
確定拠出年金とマッチング拠出
について説明します!
確定拠出年金
掛け金が確定していて運用によって給付額
が変動する年金制度である。掛け金には限
度額が定まっていて、60歳になるまで受
け取ることができない。そして確定拠出年
金には企業型と個人型がある。
マッチング拠出
企業が規約に定めた場合、従業員自身が
自己資金で追加の掛金を拠出できる年
金制度である。
掛金については全額所得控除ではあるが、
拠出限度額が定められている。
マッチング拠出の現状
企業型年金加入者数
約 440万人
マッチング拠出を定めた承認規約数及び当該規
約に基づき企業型年金を実施する事業主数
規約数182件
事業主数 782社
主張1:マッチング拠出導入は従業員
にも、企業にもマイナス
主張2:マッチング拠出拡大に不可欠
である投資教育の発展が難しい
以上の2点より
我々はマッチング拠出は日本で
発展しない
と主張します
それでは
我々の主張に
入ります!
主張1:
マッチング拠出導入は
従業員にも、
企業にもマイナス
主張①:マッチング拠出導入は従業員にも、企業に
もマイナス
現状…元本割れしている!!
…つまり、運用利回りが1%
を超えているのはわずか
1.5%!!
また…
残りの42.2%のうち、利回りが1%を下回って
いるのが、プラスの利回りを確保しても1%に
満たない人は40.7%しかいない。
加入期間半年以上の加入者確定拠出年金の運営管理を手掛ける金融機関3
社の協力を得て、(3社合計で約140万人。国内の加入者数全体の3割強)の運
用実態を調べたところ、通算利回り(年率換算)がマイナスとなり元本割れの人
は全体の57.8%となった。
主張①:マッチング拠出導入は従業員にも、企業に
もマイナス
以上から、
確定拠出年金で運用益が得られ
さらに! 従業員にマイナス
ていないうえ、様々な導入コス
よって、
トがかかるため、
マッチング拠出を導入するとなると…
以上から…
マッチング拠出は日本で
受付や説明の事務コスト、拠出限度額のルールが複
企業はマッチング拠出導入に消
雑でチェック体制が必要になること、給与計算システ
確定拠出年金はうまくいってないといえる!
ムの見直しが必要になること、投資教育を拡充させな
発展しないと考える!
極的になると考えられる!
!
ければいけないことなど様々な
導入コストがかかる!
主張2:
マッチング拠出拡大に
不可欠である
投資教育の発展が
難しい
主張②:マッチング拠出拡大に不可欠である投資教
育の発展が難しい
確定拠出年金では、加入者自身の判断で運用手段を選ぶ必
要があるため、効率的な運用や適切なリスク管理を実現す
そもそも継続的な
対する理解を深めることが重要となる。
投資教育(以下継続教育)
さらにマッチング拠出は、確定拠出年金の掛け金に最大2
倍の掛け金が掛けられるケースもあるため、「継続教育」
の拡充が必須…
るには、加入者が「継続教育」を通じて、 資産運用に
はもっと重要となっていく!!
主張②:マッチング拠出拡大に不可欠である投資教
育の発展が難しい
継続教育の実施率、効果
DC加入1212人にアン ケートをとった結果、
継続教育の
さらに!
そもそもDCとDBの違いがわからな
いという人が57.5%もいる!
また、DCに加入させられ、面倒だと感じて
いる人が、5割近くもいる!
実施率、効果は
未だに限定的である
継続教育を行っている企業自体が非常に少ない
DC制度に対して多くの従業員が無関心
ここから
継続教育の今後の
発展可能性について
検討していく
主張②:マッチング拠出拡大に不可欠である投資教育の発展が難しい
実際に
現状
多くの企業が継続教育に対する予算面の優先度が低く、
実際に約5割の企業が継続教育の明確な予算化
継続教育に対する理解が進んでいない
をしていない
主張②:マッチング拠出拡大に不可欠である投資教育の発展が難しい
企業が今以上の費用をかけて
継続教育拡充の基盤が
まで、継続教育を拡大したい
※東京中央人事という継続教育への講師派遣
を行っている企業のヒアリング結果によると、
とは思っていない!
整
っ
て
い
な
い
現
状
で
、
300人規模の中小企業へのセミナーは一回で約
現行の継続教育予算では、効
マッチング拠出の発展は
50万円
かかると考えられている(会社によっ
果的な継続教育は不可能であ
て変動有)
不可能である
る。
たとえ予算化されていたとしても、30万円未
満の企業が5割も存在する。つまり、※必要だ
と考えられている費用に予算が足りていない
以上より
今後継続的な投資教育が
拡大していくのは難しいと
考えるため,
マッチング拠出は日本で発
展しないと主張する!
主張1:マッチング拠出導入は従業員
にも、企業にもマイナス
主張2:マッチング拠出拡大に不可欠
である投資教育の発展が難しい
以上2点から
我々は、マッチング拠出は日本で
発展しないと主張します!!
ご清聴
ありがとうございました!