シリーズ:著者の回答 061007版(rev01) 質問-070 ( 040217 Hg社 DPSC事業部・第5開発部 H.H 様 ) 設計FMEA/FTA実践の受講者 安全教育の一環ということで受講した訳ですが、「システム工学設計法」の一環での方が理 解しやすいのかなと思いました。 確率や信頼性の観点からも、このように思います。 冷めないうちに、「システム工学法講座」も受講します。 次ページに続く Copy right(C) 2006 國井技術士設計事務所(Active Design Office (A.D.O)) All rights reserved. 1 シリーズ:著者の回答 061007版(rev01) 回答 – 070 Hg社の場合は、商品事故の社告という事件がありました。 その「再発防止タスクチーム」からの依頼があり、このようなFMEA/FTA実践コースが開始し た訳です。 従いまいて、Hg社では、「安全教育の一環」として位置付けられています。 H.H様のご指摘通り、フロントローディング開発 を望む企業であるならば、FMEA/FTA講座 は、設計プロセスの一過程として捉えるべきです。 そして、「システム工学設計法の一環」・・・この位置付けがベターであると思います。 しかし、企業の中では、数々の制約 があり、なかなか出来ないことなのです。 次ページに続く Copy right(C) 2006 國井技術士設計事務所(Active Design Office (A.D.O)) All rights reserved. 2 シリーズ:著者の回答 061007版(rev01) 前ページで、「企業の中では、数々の制約があり、云々」と述べましたが、この一番大きな制 約が皆さんの教育受講に関する「工数」です。 「受講する暇がない」とのことで、ほとんどの社内外コースは一日で終了するカリキュラムを組 んでいます。 でも、皆さん、真剣に考えてみてください! 「設計法」や、「FMEA」や、「VE」・・・・など、たった一日の受講でマスターできると思いますか? ほとんどが「概論」として、教えているのです。 そこで・・・・ 次ページに続く Copy right(C) 2006 國井技術士設計事務所(Active Design Office (A.D.O)) All rights reserved. 3 シリーズ:著者の回答 061007版(rev01) 実は、(株)テクノ様と(株)新技術士開発センター様からの共催が得られまして、「システム工 学設計法」の中にFMEA/FTA講座を含んだ企画を計画し、12月にスタートします。 次ページに続く Copy right(C) 2006 國井技術士設計事務所(Active Design Office (A.D.O)) All rights reserved. 4 シリーズ:著者の回答 061007版(rev01) まずは、「設計審査で決める!FMEA/FTA実践 合宿」という講座タイトルでスタートします。 内緒ですが、「地獄の合宿」です。キツイ!と思うでしょう! 本当に、やる気のある技術者だけを受講対象にしています。 経験年数や実力は問いません。「やる気」だけです。 その代わり、 「概論」を教えるのではなく、自動車教習所のように、とりあえず、「運転できる」までトコトン指 導します。 ご指摘のように、「システム工学設計法」の一環として・・・ 次ページに続く Copy right(C) 2006 國井技術士設計事務所(Active Design Office (A.D.O)) All rights reserved. 5 シリーズ:著者の回答 061007版(rev01) この「合宿」を通して、「FMEAは設計の最終仕上げ」であることを力説し、また、「フロントロー ディング開発には、必須の開発ツール」であることを説いていきます。 ご期待ください。 「システム工学設計法」と「FMEA/FTA」は、従来 のカリキュラムを大幅変更しています。 技術者同士や講師とのディスカッションに重点を 置いて、進行して行きます。 深夜までディスカッションが続く場合があります 。キツイ!ですよ。覚悟してください! 以上 Copy right(C) 2006 國井技術士設計事務所(Active Design Office (A.D.O)) All rights reserved. 6
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