Othelloのアルゴリズム 班員 福富 傑 長井 洋 藤田 直樹 山村 真也 塩路 元気 はじめに 本プレゼンテーションでは、Othelloの アルゴリズムについて紹介することに重点を置 きます。ですから、javaのプログラミングに関 する技術上の説明は大幅に省略しています。 目次 1.各場所の価値評価 2.ミニマックス法 3.α-β法の概略 4. 先読みプログラムの実力 5.まとめと考察 1.各場所の価値評価 左図のような価値 評価をし、評価値 をコンピュータに 与えました。 これは、まず初心 者が学ぶ最も基本 的なことだと考え ます。 2.ミニマックス法(先を読む) 右図のように先読みをして評 価値を決定する方法(ミニ マックス法)を採用しました。 ※ 右図は簡単のため2手先ま でしか記載していませんが、 本プログラムでは5手先ま で先読みを行います。 3. α-β法の概略 α値 β値 MINノードの評価値が親から受け継いだα値より小さかったらそれ以上の先読みは必要ない(αカット) MAXノードの評価値が親から受け継いだβ値より大きかったらそれ以上の先読みは必要ない(βカット) これによりミニマックス法よりパフォーマンスが向上し7手先ま で先読みが可能となった。 4.先読みプログラムの実力 先読みを実装した場合 23勝5敗2分 各場所の価値評価のみの場合 9勝20敗1分 山村真也くん(初級~中級)との対戦で以上の結果を残しました。 よって、先読みは確実にコンピュータを強くしたことが分かります。 5.まとめと考察 パターンに基づく評価 着手可能数(手の広さ)による評価 など まだまだ改良の余地は考えられたが、技術上これ以上の 改良は間に合わなかった。しかし、前に述べたように先 読みをとりいれることでコンピュータを非常に強くする ことができることがわかった。
© Copyright 2024 ExpyDoc