個人研究プロポーサル 「 参加型開発」の成功する条件

香川研究会秋学期 個人研究 プロポーサル
個人研究プロポーサル
「参加型開発」の成功する条件
環境情報学部3年
三木香恵
70148946 t01894km
香川研究会秋学期 個人研究 プロポーサル
研究目的
成功する「参加型開発」プロジェクト
の条件を明らかにし、開発プロジェク
トに対する評価の視座を示す こと.
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研究背景①
第二次世界大戦後、特に冷戦構造下の発展途上国
において
民間部門主導よりは、公的部門主導
による開発が進められてきた。
開発計画が現場経験の少ない中央官僚に
よって作成され、画一的な計の実施が
現場におしつけられる
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研究背景②

この反省から「参加型開発」の必要性
が1950年代後半から開発用語として
叫ばれはじめ、70年代に再び高まり、
90年代に入り、広く世界に共感をうる
ようになった.
「参加型開発」の言説
参加は常に良いことである、という思い込み。
「強いられた参加」
「参加しないという戦略」(ただ乗り、面倒くさ
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研究背景/研究動機
 現在、開発プロジェクトは様々で、公的部門
主導のものもあれば、民間主導、または両者
の協力の基で実施される形態もある。そして、
その中でプロジェクトの目標が達成されたも
のもされてないものもある。この2つを分け
た原因は何であろうか?
 「参加型開発」のどういった条件が開発プロ
ジェクトの成功の必要条件となるか、明らか
にしたい。
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期待される成果
成功する開発プロジェクトの条件を提
示することで「参加型開発」プロジェ
クトに対する政策提言を行う。
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研究方法
事例分析(3つの中から2つ)
バングラデシュ民間NGO(BRAC)
日本における生活改善運動
中国における公的部門主導の開発
プロジェクト評価の指標設定による一般化
←プロジェクトの管理の評価指標/組織の経営
の評価指標/グットガバナンス(自治管理能
力)に対する評価指標などに基づいて
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研究計画
言葉の整理「参加型開発」
対象地域:発展途上地域
何をもって開発プロジェクトの成功というの
か?
→ 事例分析
(公的部門主導/民間部門主導)
→ プロジェクトの評価指標抽出
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参考文献
 国際協力事業団 1999. 『参加型開発と良い統治
研究会報告』 JICA国際協力総合研修所
 国際協力事業団 2001.『国際協力と参加型評価』
JICA国際協力総合研修所
 佐藤寛 2003.『参加型開発の再検討』
アジア経済研究所
など