グローバリゼーションの様相と、 その社会的影響 総合政策学部4年 末広多親子 目次 • グローバリゼーションとは… • グローバリゼーションの様相1 ~運輸手段・情報化のグローバリゼーション~ • グローバリゼーションの様相2 ~経済活動のグローバリゼーション~ • グローバリゼーションの様相3 ~人的資源のグローバリゼーション~ • グローバリゼーションの様相 • 社会的影響 グローバリゼーションとは… • 運輸・コミュニケーション手段の高度化とそ の普及を介して、制度・経済活動等のネッ トワークが地球規模において編成される課 程 • 社会の空間的距離の収縮 • 複数要因・複数のアクターにより実現され る多次元的プロセス グローバリゼーションとは… アメリカナイゼーション&グローバリゼーション アメリカ的文化要素 の世界的普及の過程 ボーダレスな 相互作用 世界の一方的アメリカ化 アメリカ文化の グローバル化 グローバリゼーションとは… 国際化 & グローバリゼーション 国家の領域性を強調 ボーダレスな相互作用 グローバリゼーションの様相1 技術的側面 • 運輸手段の発達 • 情報化 18000 衛星放送 インターネット 16000 14000 12000 10000 8000 6000 4000 2000 0 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 グローバリゼーションの様相1 技術的側面 • コミュニケーション空間の再編成 – ローカルな対面状況における相互作用 – 供給者・受け手の固定されたマスコミュニケーション – 遠隔地とのインタラクティブコミュニケーション • 空間の収縮 – 財・ヒトの移動 → 運輸手段の発達 – 情報 → 情報化 グローバリゼーションの様相1 経済的側面 • • • • 世界貿易の制度的基盤整備 地域協力による域内貿易の促進 関与する国家の増大 運輸・情報手段の発達 多国籍企業の活動 グローバリゼーションの様相1 経済的側面 多国籍企業の活動 • 世界中に市場、技術、ノウハウ等を求めて活動 し、現実の許容する範囲において、国境にとらわ れずに世界的規模で経営を行う企業体 • • • • 余剰資金の発生 海外事業を担当できる国際経営者の育成 本国市場が飽和状態に近づいた 有望な海外市場の登場 グローバリゼーションの様相1 人的側面 •グローバルマイグレーションの時代 •人の移動の地球規模化 •人の移動の国際化 •人の移動の多様化 •人の移動の女性化 •運輸手段、情報手段の発達によるコスト低減 社会的影響 社会間の商品・技術・情報・ヒト、あるいは資本 の移動が活発化 •文化要素の多様化 •多文化社会化 社会的影響 文化要素の多様化 文化要素 文化 文化触変 → 文化 伝播 外来文化要素 文化 社会的影響 文化要素の多様化 文化受容 外来文化要素 社会的影響 同質化と差異化 •文化受容 …何ら変容がないまま受容 同質化のみが進行 均質化した文化で社会が覆われる •同質化と差異化 文化要素の中には可変可能な部分があり、その再解釈 を行うことにより社会毎のオリジナリティが生まれる 社会的影響 多文化社会化 •ヒトの移動により促進 •遠隔地ナショナリスト •先住民 •ホスト社会 •文化的多様性が強調 社会的影響 統合と分裂 •統合 環境・経済・安全保障等のトランスナショナルな問題群に 対応するためにスプラナショナルな制度を構築 •分裂 文化的多様性を再認識、グループ毎に差異を強調 時として、社会の統合状態を不安定化させ分裂状態へ 社会構造の多層化が促進 アイデンティティの多層化
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