脱・価格狂争!!! ~「響感」で売る戦略~ MEIJI UNIVERSITY kazama seminar 水班 白田朋也 阿部雄太 黒崎麻理 佐山大介 林春佳 「響感」サイクル 3C分析 消費者との コミュニケーション 消費者の リアクション 「価格脱却3C分析」 消費の価値観 競合製品 自社製品 消費者とのコミュニケーション 消費者とのコミュニケーションにおいて重要なのは ~「ストーリー性」~ 「ストーリー」性:消費者がその製品を通して、認識レベルを向上させ て憧れに達するまでの一連の流れを提供すること evian:「代謝」(美と健康のバラメーター)の良い身体 「美と健康」をGET! 消費者の反応 消費者の価値観に訴えた連想& ストーリー性のあるコミュニケーション BUT!! 消費者の価値観は常に変化 価値観を読み取り、再度3C分析 南アルプスの天然水のブランド連想 企業の提供する連想:「自然、安心感」 40 35 30 25 20 15 10 5 0 連想カテゴリー そ の 他 感 心 安 さ 安 清 涼 感 ジ メー イ 味 業 企 的 理 地 CM 然 系列1 自 比率(%) 自由連想記述調査結果 evianのブランド連想 企業の提供する連想:「health&beauty] evianにおけるブランド連想 25 20 系列1 15 10 5 連想カテゴリー 他 の そ 清 涼 感 ス テ ー タス 地 理 的 味 人 健 康 デ ザ イ ン 0 自 然 比率(%) 30 ミネラルウォーター市場 • 輸入ミネラルウォーターと国産ミネラルウォー ターの価格比較 輸入平均 151.8円 国産平均 21.1円の差! 129.7円 「響感」の重要性 企業と消費者の連想が一致しているだけ=NG • 成功の鍵は何?? 企業と消費者の間に「響感」が存在 「響感」とは:消費者の価値観に訴えかけ、購買行動に結びつく ブランド連想が形成されている状態 「響感」で成功した事例 関さばのケース さばと関さばの価格推移 \7,000 \6,000 \5,000 値 \4,000 段 \3,000 さば 関さば \2,000 \1,000 年 2005 2004 2000 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 \0 ~END~ presented by 水班 「響感」サイクル(関さば版)資料用 3C分析 消費者の価値観:当時のグルメブームにより、消費者の価値観は価格から、高級感、 奇抜なもの、おいしさの追求へと変化 自社の強み:「刺身で食べられるさば」という新たなカテゴリーを生み出し、グルメ ブー ムにのった消費者の価値観に訴えられる点 競合:一般的なスーパーで売られているような、価格競争から抜けられていないさば 消費者とのコミュニケーション 一本釣りや絶妙な潮の流れなど、関さばを獲得するまでの困難さ、貴重さ、こだわり を物語(ストーリー)としてHPやポスター等で提供している。 消費者の反応 関さばは90年以降年々価格が上昇しており05年には90年の約6倍の価格がつい ており、関さばをもとめる消費者の需要は非常に高い ブランド鮮度管理 消費者の好反応を長期でとりつづけるためのは、常にブランドの鮮度を保たなくては いけない。関さばの人気が上昇していくにつれて、模倣品が多く現れた対策とし て商標登録や特約店の導入等によりブランドの鮮度管理を行った。
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