「紙の強度」(PDF:720KB)

紙の強度
総合コース
野田 和宏
研究の動機
普段何気なく使っている紙はどれ
ほど丈夫なのか気になったから。
結論
和紙などの薄い紙でもある程度強
度がある
水にはとても弱い
研究の方法
土台に研究対象の紙を固定し、お
もりをつるして何グラムで破れる
かを計測。
紙の条件は、乾いた状態での1枚
と2枚、濡れた状態での1枚と2枚
で行う。
実験の材料〈紙類〉
コピー用紙
ケント紙
コート紙
ティッシュ
トイレットペーパー
水に流せるティッシュ
和紙
実験の材料〈道具類〉
土台〈棚を代用〉
おもり〈最少50グラム、以降100
グラム単位でペットボトルに水を
入れる〉
洗濯ばさみ〈紙を固定するため〉
S字フック〈おもりをぶら下げる
ため〉
コピー用紙
コピー用紙の強度
乾いた1枚
乾いた2枚
系列1
濡れた1枚
濡れた2枚
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
ケント紙
ケント紙の強度
乾いた1枚
乾いた2枚
系列1
濡れた1枚
濡れた2枚
0
1000
2000
3000
4000
5000
コート紙
コート紙の強度
乾いた1枚
乾いた2枚
系列1
濡れた1枚
濡れた2枚
0
500
1000
1500
2000
2500
3000
3500
4000
4500
和紙
和紙の強度
乾いた1枚
乾いた2枚
系列1
濡れた1枚
濡れた2枚
0
500
1000
1500
2000
2500
3000
3500
ティッシュ
ティッシュの強度
乾いた1枚
乾いた2枚
系列1
濡れた1枚
濡れた2枚
0
20
40
60
80
100
120
トイレットペーパー
残念ながらトイレットペーパーに
はミシン目があり、そこで切れて
しまうため結果は出せませんでし
た。
代わりに水に流せるティッシュを
使用。
水に流せるティッシュ
水に流せるティッシュの強度
乾いた1枚
乾いた2枚
系列1
濡れた1枚
濡れた2枚
0
20
40
60
80
100
120
実験結果
乾いた1枚
乾いた2枚
濡れた1枚
濡れた2枚
紙の種類 コピー用紙 700 1400
0
50
ケント紙 2000 4000 900 1800
コート紙 ※1 2000 4000
和紙 1500 3000
50 100
ティッシュ 50 100
0
0
トイレットペーパー ※2
※3
水に流せるティッシュ
50 100 ※3
表の単位はグラム
※1 4000グラムまで実験しましたが、紙が丈夫過ぎ
たため今回の実験装置では結果がでませんでし
た。
※2 ミシン目で破れてしまうため結果がでませんでした。
※3 紙の性質上、水につけると紙が粉々になってし
まうため結果がでませんでした。
実験のまとめ
今回の実験では、和紙などの薄い
紙でもある程度強度があるという
ことがわかりました。
水にはとても弱いということもわ
かりました。