企業経営における 情報処理とコミュニケーション 経営情報システム論A ― 企業経営におけるICTの活用 (1) ©2005, Kiyoshi Murata 企業とは何か Purposeful system 利潤追求主体 企業市民 = 利潤再分配主体 Revenue Cost Philanthropy Mecenat コミュニティ(共同体) 企業一家 Quality of working life Going concern 所有と経営の分離 投資/成長 配当 企業活動と情報 戦略 企業理念 ドメイン = 対象市場Mix 競争戦略 持続的競争優位 組織 構造 制度 文化 資源 ヒト・モノ・カネ 情報:技術・スキル・ノウハウ 意思決定 の対象 企業活動と情報 環境 政府 競合企業 パートナー 企業 企業 投資家 顧客 コミュニティ Watch dogs 不確実性 多様性 企業経営と情報 企業はオープンシステムである 自己維持機能 自己組織化機能 不確実で多様な環境における意思決定 情報処理能力の確保 情報の収集・蓄積・加工・創造・発信・廃棄 多様な解釈能力の確保 企業経営と情報 data (datum) something given or admitted esp. as a basis for reasoning or inference (Oxford Advanced Learner’s Dictionary) Information in the context of business 特定の状況、特定の時間において意味を付 与され、特定の行為に関連して価値があると 評価されたデータ 解釈活動こそが情報獲得のcore ※ 行為… ― 意思決定 ← 企業は意思決定のネットワーク 企業活動とコミュニケーション コミュニケーション = 情報通信 分業システム ビジネスプロセスを構成する諸活動の割当て 組織内分業 連絡 指示・命令 組織間分業 情報共有に基づく活動の調整 バーチャル組織 企業活動とコミュニケーション コミュニケーションは難しい データの 情報化 情報 情報の データ化 対象物 主観的行為とし ての情報選択、 加工、解釈 データ 主観的行為として の表現=脱主観 (客観化)行為 知識、価値観、 問題意識、 個人的バック グラウンド 企業活動とコミュニケーション コミュニケーションは難しい + 発信者の受信者に関する知識 受信者に対する感情 etc. 情 報 の デ ー タ の情 報デ ー タ 化 情 報 化 デ ー タ 対 象 物 主 観 的 行 為 と し て の 情 報 選 択 、 加 工 、 解 釈 主 観 的 行 為 と し て の 表 現 = 脱 主 観 ( 客 観 化 ) 行 為 知 識 、 価 値 観 、 問 題 意 識 、 個 人 的 バ ッ ク グ ラ ウ ン ド 企業の神経系としての情報システム 対内的に 諸活動の調整のためのコミュニケーション ビジネスプロセスの円滑な実施 対外的に 環境から発信される情報の感知 情報の蓄積と処理 情報の解釈と意思決定 企業情報システムとICT ICTは必須か? コスト スピード 信頼性 人的・組織的要因の重要性 生産性パラドクス 情報処理活動の中心としての解釈活動 企業活動=ビジネスの文脈の中でいかに ICTを活用するのか 企業活動とコミュニケーション コミュニケーションのコントロール 自己維持機能 解釈の画一化 コミュニケーション経路の最適化 フォーマルな組織構造・制度 ICTの活用 自己組織化機能 解釈の多様化 情報共有範囲の最適化 プロジェクトチーム 根源的情報システムとしての人間の活用
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