制度経済学Ⅰ

④
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オイコオイコノミア 2012.5.1.放送
Q1 東京の最低賃金?
Q2 ほしい金額と払える金額のちがい
Q3 給与の2条件とは?
Q4 給与をあげるには?
労働力の価格
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労働の価格と労働力の価格
自然の価格は可能か?
作られたモノには価格をつけることが可能
自然、労働は本来的に市場を超えている
• 自然、環境には価格をつけられないが、擬制
的に価格を付与する
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労働は人間の活動そのもの 働くこと
それに対して、労働力は働く能力
これが売買される⇒労働市場
労働力の価格⇒労働力の価値
価値⇒労働時間で考える
なぜ企業には利益(剰余価値)が生まれるか
労働力は剰余価値=+αを生み出す なぜ
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なぜ労働はプラスアルファを生み出すのか
カール・マルクスの『資本論』の議論
マルクスの分析、市場の需給均衡の背景へ
市場価格の背景とは、価値の世界 抽象的
価値=労働時間の世界
個別労働と集団労働のちがい
労働生産性の上昇←集団労働
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絶対的剰余価値
労働時間の絶対的な延長
長時間労働、低賃金、19世紀的、身体限界
相対的剰余価値
労働時間同一で、必要労働時間短縮
その結果、剰余労働時間が増える⇒利潤
必要労働時間短縮←労働生産性アップ
• 20世紀の資本主義は絶えざる生産性上昇
• その背後にあるのは、
• 相対的剰余価値の増大
• 「企業は労働者をだまして搾取しようとしてい
ない。にもかかわらず、企業規模が拡大すれ
ば、従業員が増えて、企業の利益も増える」
• なぜか。 これがマルクスの出発点。