バブル期のうらやましい「フリーター」

2.バブル期のうらやましい「フリーター」
■フリーターの語源
英語の「フリー」にドイツ語のアルバイターを連結して
「フリーアルバイター」
■フリーター認識の遅れ
「若者の非正規従業員化」が急激に進行していた1990年代……
低賃金・不安定雇用という認識はほぼなかった。
※バブル期(1986年~1991年)
本や雑誌などでは、定職に就かない夢見る若者を応援
【中高年世代】
近頃の若者はいつまでもアルバイト
生活…困ったものだ
「夢に向かって挑戦するフリーター」=「良いフリーターモデル」
としてマスコミにもてはやされていた
⇒困った今どきの若者の典型としてのフリーター像を植え付け
た。
低賃金・不安定雇用という認識が一般化しなかった