キルヒホッフの法則

キルヒホッフの法則
第二法則
キルヒホッフの第二法則
電圧について考える
回路網内の1つの閉じた回路において、
起電力の総和と電圧降下の総和は等しい
この回路で起電力について考える
I
R
E
①まず、起電力の大きさは
E
②次に、起電力の向きを記入
マイナスからプラスの方向に→
③回路を一方向に見る
④起電力の向き と 回路の向き を 比較
同じ方向
同じならば+
異なれば-
+ E
キルヒホッフの第二法則
電圧について考える
回路網内の1つの閉じた回路において、
起電力の総和と電圧降下の総和は等しい
次に、電圧降下について考える
I
①電圧降下は抵抗で発生し、
オームの法則で求められる
R・I
ここで、電流の向きが重要となる
R
E
同じ方向
②電流の向き と 回路の向き を 比較
同じならば+
異なれば-
+ R・I
キルヒホッフの第二法則
電圧について考える
回路網内の1つの閉じた回路において、
起電力の総和と電圧降下の総和は等しい
キルヒホッフの第二法則
I
E
R
+E = + R・I
キルヒホッフの第二法則
左図の回路図で
例題
a
R1
I1
E1
b
閉回路①でキルヒホッフの
閉回路①は点abcfを結ぶ回路で
第2法則の式をたててみる
①
R2
I2
閉回路②は点fcdeを結ぶ回路で
E2
f
まず、起電力の向きを記入
c
②
e
閉回路①で
起電力の大きさを考える
-E1 +E2
I3
R3
各線に流れる電流をI1,I2,I3、
閉じた回路を①,②とする
電圧降下の大きさを考える
E3
d
-R1・I1 +R2・I2
よって、 -E1+E2=-R1・I1+R2・I2
キルヒホッフの第二法則
左図の回路図で
例題
R1
I1
E1
閉回路②でキルヒホッフの
第2法則の式をたててみる
①
R2
I2
E2
閉回路②で
起電力の大きさを考える
②
-E2 +E3
I3
R3
各線に流れる電流をI1,I2,I3、
閉じた回路を①,②とする
電圧降下の大きさを考える
E3
-R2・I2 -R3・I3
よって、 -E2+E3=-R2・I2+R3・I3