岳田一茂 土田武志 平田和秀 藤松幸平 地 形 面積 12.95平方km 小面積の割に丘が多い 宇久島の半分の大きさ 低い平らな島であるが10個のシンダー コーン(火口丘)をもっている 最も規模の大きな番岳が島の象徴のよ うに四方に裾を広げている。 地 質 上五島地域(宇久・小値賀) 玄武岩類(小値賀) 表層地質が溶結凝灰岩(野崎 島) 宇久島・野崎島はおもに安山岩 オヂカの成り立ち • 比較的新しい時代の火山活動によって形成されました。 Ojikaの火山活動のピークは、最近の研究で、108万年 ~95万年前、76万年前~57万年前、52万年前~38 万年前、の3期に分けられることがわかりました。小値賀 の火山活動の特徴は、噴出した溶岩の粘性が弱かった 事で、マグマが噴上げ、噴上げたマグマはそのまま低地 に流れ下がるというものでした。それによって小値賀の陸 地は平坦な地形となって、海底には浅い岩礁地帯ができ、 海岸線は複雑な入り江が多く、良港が多くあります。浅く て広い岩礁地帯には各種の海藻が豊富に繁殖し多種の 岩礁生成物が住みつき、多くの魚類などが産卵に集まる 磯場が形成されています。
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