ゼーマンファーネスのコンタクトコーン交換手順 - Thermo Fisher Scientific

GF95Z - GFS35Zコンタクトコーン交換方法
ゼーマンファーネスのコンタクトコーンを交換するには、次の部品と工具が必要です。
3mm 六角レンチ
13mm レンチ
スクリュードライバー
P/N 942339395181 Contact Cone Replacement Tool for GF95Z & GFS35Z
P/N 942339395161 Graphite Contact Cones for GF95Z & GFS35Z
P/N 420316684441 Furnace Window Tool (optional)
注意!:ファーネス電源の2本の電源ケーブルを抜いていることを確認します。
マグネット固定用ボルト
サイドカバー
締め付けレバー
ゼーマンファーネスヘッドが上の写真です。
センターブロックを移動させるため、サイドカバーを取り外してください。
ネジ
サイドカバー
ホース
(Ar&水)
iCE 3000 Technical Support Manual
サイドカバーを固定している2本のネジを外し、サイドカバーを取り外します。
センターブロックの取外し取付の際にホースの移動を容易にする事ができます。
マグネット固定用ボルト
慎重に前方にファーネスヘッドを傾けます。
13mmのレンチを使用しマグネット固定用ボルトを取り外します。
マグネットを下部を手で補助しながら前方に慎重にさげます。
留め金
ファーネスヘッドの裏側に、マグネットのオープ時に背面半分を固定する留め金があります。
マグネットの背面半分を持ち上げて、留め金に固定します。
注意!:マグネットが開いていいる時に留め金を解除しないように注意してください。
指を怪我する可能性があります。
サンプル・コーン
石英窓
ファーネスは現在、上の写真のようになります。ファーネスから両方の石英窓を外してく
ださい。窓はOリングによってで固定されているのでファーネスの石英窓ツールを使用したり、
回転させながら外します。
注意!:窓はコンタクトコーンを交換する前にクリーニングする必要があります。
グリスをウィンドウまたはそのOリングに使用しないでください。
クランプレバーを解放し、センターブロック内にキュベットが残っている場合は、外しま
す。また、サンプルコーンも取り外します。
2本の位置決めピンからセンターブロックを右にスライドさせ外します。ホースを引張
り出しセンターブロックを出し易くします。
3mm 六角レンチ
コーンジグ - ジャック
コーンジグ - ナット
M4x50 キャップネジ&ワッシャー コンタクト コーン
上記のコンタクト コーンの交換ツールの配置は、古いコンタクトコーンの取外しする場合の
レイアウトになります。キャップネジで電極からコンタクトコーンを引っ張り出すように取り外します。
以下に、それがどのように行われるかを説明します。
取外すコンタクトコーンの上にコーン ジャックと所定の位置に コーン ジグナットを配置します。
コーン ジグジャックにネジを挿入する。
記の写真のように電極にコーンジグナットを挿入し、コンタクトコーンに対
してぴったりになるまでネジに コーンジグナットをねじ込みます。
ネジを締め付け、電極からコーンジグジャックにコーンを引っ張って引き込みます。電極から
コンタクトコーンが抜けるまでレンチでネジを回し続けます。
電極からコンタクトコーンが抜ければ交換ツールのネジを緩め分解します。
注意!:一度電極から取外したコンタクトコーンは、再利用することができません。
上の写真に示す配置でコンタクトコーン交換ツールを取り付け、左側のコンタクトコーンの
取り外しを繰り返します。
次に、両方のコンタクトコーンがを新しいコンタクトコーンを挿入するには、以下の手順に
従ってください。
新しいコンタクトコーンを挿入するには同じ交換ツールを使用します。
上の写真に示すように、違いは、部品の向きにあります。
石英窓の取り付けされた側から電極にコーンジグジャックを挿入します。
コーンジグジャックの穴から六角頭ネジを挿入します。
上の写真のようにキュベットコーンのコーン部は、コーンジグナットの凹部に収まります。
コンタクトコーンが電極の金属と接触するまで、コーンジグナットを六角頭のネジでねじ込み
ます。コンタクトコーンのツバの面と電極の面の間に隙間が無いのを確認します。
取り付けが不十分な状態から更にねじ込むとコンタクトコーンが破損しますので注意して作業します。
六角レンチをねじ込み、電極にコンタクトコーンを引き込む締めます。コンタクトコーンは、電極の
開口部より若干大きく作られており電極に引き込まれてグラファイトの小さな層が削り取られる
様に設計されています。
注意!:コンタクトコーンが斜めに引き込まれる場合、破損することが有りますので
、コンタクトコーンは真っ直ぐに引き出されれていることを確認してください。
コンタクトコーンのツバが金属電極に対して密着するまで引き込みます。
ツバが電極に密着した状態から更に締めすぎないでください。
コンタクトコーンが正しく装着出来たら、六角レンチを緩めて、コンタクトコーンと電極
からのコンタクトコーンの交換ツールを取り外してください。
左側の電極にコンタクトコーンを挿入するためのプロセスを繰り返します。これは、上の写真に
示す向きに交換ツールを取りつけます。
センターブロック底のホースを揃え、位置決めピンの上にセンターブロックを再挿入します。
センターブロックを保持するためにクランプレバーでドアを閉じた状態にします。
左側のホースをは挟んだり、捻じれたり、破損していないことを確認し、サイドカバーを取り付け
、2本のネジで固定します。マグネットの後半部を保持しながら慎重に、マグネットの後半部を
保持する留め金を解除し、手で補助しながらゆっくりとマグネットおろします。マグネットの前半を
閉じ、マグネット固定用ボルトを挿入し締めます。
ボルトは、手締めしその後レンチで1/4から1/2回転しめる必要があります。
注意!:マグネット固定用ボルトを締め過ぎないでください。
最後にキュベットを通常の手順に従って再挿入すれば、システムの準備が整い
ます。