菖蒲湯を 立ててみませんか。 H27年 5月号 (第66号) 新緑も強い日差しの下に山々がいろ眩しく、野鳥のさえずりが心地よく そもそも菖蒲湯は、どうして5月5日に入るようになったのでしょうか。中国では古来から、 聞こえる季節を迎えました。皆様の周りはいかがでしょうか。 端午節に菖蒲を厄除けとして用いてきました。この様な邪気を払う風習を「ヨクランセツ」 まだ陽気が不安定で朝晩冷え込む日がありますので、 と云われています。 風邪などを引いて体調を崩さないように注意しましょう。 奈良平安時代に日本に伝わり、災厄を避けるために宮廷で菖蒲やよもぎを吊るしたり、 臣下の方々が冠に菖蒲を飾ったといわれています。江戸時代になると、端午の節句や 森林セラピー 森林セラピーで気分リフレッシュ 季節も春から夏に移り変わる、緑眩しく空気がおいしい時期に 武士の出陣前に武運長久を願って菖蒲湯に浸かるようになりました。 菖蒲には根茎部分に精油成分が多く含まれており、腰痛、神経痛、冷え性の改善に 期待がもたれます。 菖蒲湯で使うものは、サトイモ科の植物です。似たもので花菖蒲がありますが、こちらは アヤメ科の植物ですので使用する際は間違わないようにして下さい。菖蒲を10本くらい束ね、 なりました。皆さん、気分転換に外に出かけてみませんか? よもぎ1本を空の浴槽に入れ、少し高め(42℃~43℃)くらいのお湯を入れて、適度に 森に入ると、空気が澄んでいるような感覚を覚えて 冷ましてから入浴してください。ですが妊娠されている方は、よもぎを入れないでください。 さわやかなリラックスした気分になります。最近の研究で よもぎ湯には陣痛作用があるので注意しましょう。 フィトンチッドやマイナスイオンにその効果があると科学的 に立証されました。 母の日には家族で温泉に。 フィトンチッドとは、森林に入ると独特な森のにおいがする 森林から発散されている成分です。また滝などの水しぶきの 5月10日は母の日です。日頃の感謝を込めて、 あるところにはマイナスイオンが特に多いといわれます。 プレゼントは家族そろって温泉の旅などいかがでしょうか。 いずれもリラックス効果が期待でき、排気ガスが飛び交う世界と 温泉で十分体を温め、一家団欒の夕餉を楽しみ、お母様を 比べてどちらの空気が爽快かが体験できると思います。 いたわりましょう。きっと良い思い出になると思いますよ。 また、あちこちから聞こえてくる野鳥の鳴き声、山からの風の音、大地を 踏みしめる土の音など日常生活にない感覚が心を和ませてくれます。 無機質な下界のストレスから解放され、きっと何か新鮮なものを見つけ、 感じとることができると思います。 上田市鹿教湯健康センター クアハウスかけゆ 0268-44-2131 営業時間 10:00~20:00(最終受付19:00) 5月の休館日 5/12(火)・5/26(火) 第2・4火曜日
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