スライド 1

「真面目さ」と価値観の多様性
●真面目であること
学生時代: 必ずしも賞賛されない
社会人: 周囲のすべての人から期待される
←「不真面目な人」は運命共同体を危機に陥れる
(親がまじめでなかったら、大学で学べない。)
まじめさこそ社会存立の基盤
● 「疲れた」と感じたとき ⇒
①身近な人との比較を止める
②比較の対象を遠くの人や抽象的なものにおく
③競争から一歩退く
●価値観の多様性 (幸福の定義は各人ごとにことなる?)
メーテルリンク(「青い鳥」の著者): 「幸福を探し求めるのは一種の
病気である」
●能力の高い若い時を、真面目に、有意義に過ごす。
大学まで(22年間)の子育て費用
全て公立でも3千万円 ⇒ 少なく生んで大切に育てる。
AIU保険(05)
初年度納付金の所得比
学費は上昇傾向。 2011年の消費に占める割合: 国立18.8%、
私立30.3%
両親の年収と高卒後の進路
親の収入が多いほど子の大学進学率が高い
東大政策研究センター09
世帯収入と子供の高卒後の進路
大学進学率は世帯収入が多いほど高い
高卒者の保護者調査(2012)
大学進学を断念した理由
大学進学率が低い高校では、学費で進学を断念する生徒が多い。
教育機関への公的支出のGDP比
OEDC諸国(先進国)では、日本のGDP比が最も低い。
OECD(2013)
職場で強いストレスを感じる労働者の割合
競争社会では、ストレスも多い?
厚労省(労働者健康状況調査)
日常生活での悩みや不安
悩みや不安を感じている人が増えている。
内閣府
うつ病患者数
うつ病患者数は増加傾向。自殺者の2割はうつ病。
厚労省
自殺者数
山一証券自主廃業(97)
長銀破綻(98)
自殺者は、10年連続で3万人を超えた
警察庁
男女別自殺者数
自殺死亡率
日本は世界2位
男性 72%
40歳以上 73%
理由
①健康問題 39%
②経済・生活問題 32%
●「死ぬほどのことではない」理由で死ぬ人が多い?
(警察庁)
ストレス解消法
女性の方が男性より積極的にストレス解消を試みている?
日経産地研 09
賃金と労働時間
給与も労働時間も減少(厳しさを反映)
厚労省10
年間の休日数 (06)
日本は、休日は多いが有給休暇の取得率が低い
厚労省
男性正社員(20-49歳)の労働量/日
1986
年
1996
年
2006
年
8.02 8.70
8.80
9.12
35.4
42.7
5.7
8.2
7.40
7.22
197
6年
労働時間(h)
10時間以上の労
17.1 31.0
働者の割合(%)
13時間以上の労
2.0
4.4
働者の割合(%)
睡眠時間(h)
7.92 7.57
労働時間は一貫して増えている。
仕事で体がとても疲れる: 9.5(92)⇒11.8(97)⇒14.1%(2002年)
総務省
賃金と年齢
年齢による賃金格差は縮小傾向にある。
厚労省
日本の賃金低下の最大の要因
海外勢とコスト競争をするには賃金低下が必要か?
日経新聞電子版読者へのアンケート(2013)
実質賃金は横ばい
名目賃金は下がったが、物価を考慮した実質賃金は下がってい
ない。企業は、解雇ではなく、賃金カットで不況をしのいだ。
OECD
学力と親の社会経済階層
親の階層が高いと子供の学力も高い
国立教育政策研究所
小学生の就寝時刻と学力
8~9時に寝る子は学力が高い。
高校生では十時半以後就寝で成績が落ちる(米)
小野田市教育委(06)
フリーターが正社員になれた割合
フリーター期間が長いほど正社員になるのが困難。
労働政策研究・研修機構 2013
大学生の保護者、教員への依存傾向
急増
大学生の保護者、教員への依存度は高まりつつある?
大学生の生徒化?
ベネッセ 2012(大学生5千人対象)
「朝食を食べているか」と全国学力テスト
中學校
朝食を食べている中学生はテストの成績もよい。
文科省 2010
小学生の歩数/日
運動量の減少は、都会より地方での方が深刻。
歩かない子では、体調が悪い、寝付けない、便秘、やる気がでない、登
校したくない、との問題が多い。
小沢、中村
犯罪と失業率の相関性
犯
罪
白
書
(
〇
六
)
犯罪件数と失業率の相関性が高いことは、失業の打撃の
大きさを示す。
一般刑法犯の認知件数/年(06)
0.16
日本はまだ世界一安全な国
世論調査:「日本は治安がよい国か」; Yes 46.1% No 52.5%
「社会に対する漠然とした不安」のためか
(内閣府 06)
高齢者の万引き
孤立する高齢者。かまってもらうために万引きをする?
警察庁
高齢者の万引きの増加
高齢者の割合: 2.5%⇒23%(20年間で); 独身・1人暮らしが多い。
警視庁 09
性別、年齢別 孤独死者数
松戸市 2008
孤独死は、男性、60~79歳で多い
30年には、中高年男性の4人に1人は未婚
サラリーマンの小遣いと飲み代
職場で、先輩と後輩が均等に払う「ワリカン文化」がひろがっている。
新生ファイナンシャル
余暇時間
余暇時間の減少が続いている
社会生産性本部
自殺を考えた人の割合
増加
50歳台以下では、4人に1人は自殺を考えたことがあ
る。
内閣府
自殺したいと思ったことがあるか?
自殺を考えたことのある人が 1/4にまで増加。20代が最多。
内閣府