企業価値を高めるCSR Corporate Social Responsibility 株式会社オルタナ 株式会社オルタナ/ オルタナ/オルタナ総研 オルタナ総研 代表取締役 編集長 森 摂 2012年 年4月 編集長・ 編集長・森 摂 自己紹介 ・東京外国語大学スペイン語学科卒、日本経済新聞社入社、編集局勤務 ・1987年、環境庁担当として、国連ブルントラント委員会の東京会議 ・東京宣言「持続的な開発に向けて」を取材、日本初の 「サステナビリティ」記事に。 ・1998~2001年 日本経済新聞ロサンゼルス支局長 ・2002年退社、NPO法人ユナイテッド・フィーチャー・プレス (現・グローバルプレス)設立。現在も理事長。 ・2006年、株式会社オルタナ設立 ・2007年 2007年3月、環境と 環境とCSRと CSRと「志」のビジネス情報誌 ビジネス情報誌 「オルタナ」 オルタナ」創刊、 創刊、編集長に 編集長に就任、 就任、現在に 現在に至る。 ◆低炭素杯(ストップ温暖化大賞・低炭素地域づくり 全国フォーラム)企画委員・審査委員 ◆パートナーシップ大賞・審査委員 ◆日本財団CANPAN CSR大賞審査委員 ◆CSR検定 企画委員 とは ☞環境・CSRで唯一のビジネス情報誌 ◆2007年3月創刊。環境・CSR関係の専門家から高い評価。 ◆Yahoo! Yahoo!ニュースと提携。月間PV500万。一般層にも浸透 Yahoo! ◆編集長:森 摂(元日本経済新聞ロサンゼルス支局長) ◆環境省や農水省、林野庁、大学関係者などに幅広い人脈 ◆本誌は全国の書店で発売中(現在は季刊、15000部) 本誌以外のメディア 若者とソーシャルを結ぶデジタルメディア www.alternas.jp トヨタ子会社の広告代理店、㈱デルフィス様と協業 環境とCSR担当者のための専門ニュースレター 一部250円、月2回発行 PDFをメールに載せて配信。2000部配信 × 株式会社ヤフー様とオルタナの協業(2010年9月~) Yahoo!側は月間500万PV、オルタナ側50万PV のミッション ①環境や健康、CSR(企業の社会責任)など、オルタナティブな ビジネスの価値観で動く企業を積極的に報道する。 ②こうした企業と連携し、コミュニティをつくり、相互交流を図る。 ③そのコミュニティの輪を広げ、私たちの社会に新しいビジネスの 価値観を広げる。 総研の特徴 ①CSRに特化した日本唯一のシンクタンク ②メディアを持つシンクタンク ③コミュニケーションによって課題を解決するシンクタンク CSRの歴史的経緯 ◆CSRは古今東西、共通の概念 「三方良し」「三菱の三綱領」(1934)「経済同友会」(1946) 19世紀英国 キャドバリー社<クエーカー教徒 インドのタタ・グループ<ゾロアスター教 ◆2003年が日本の「CSR元年」 資本主義の矛盾の是正/企業不祥事の多発/SRI ◆NPO/NGOの台頭、企業との協業 欧米のNPO活動は1970年代から 日本のNPO活動は1998年/ NPO法から 今後は企業/NPOが戦略的に協働する時代 ◆ISO26000 組織の社会的責任ガイダンス規格 ⇒「21世紀のグローバル・スタンダード」に 環境問題の歴史的経緯 ◆すべての国際交渉の「原点」は1992年 「リオデジャネイロ地球サミット」 国連気候変動枠組み条約 ~COP16 ⇒ 日本、京都議定書からの脱退が焦点に。 国際交渉の帰趨も五里霧中状態 国連生物多様性条約 ~COP10 国連砂漠化対処条約(日本ではあまり注目されていない) ⇒2012年 リオデジャネイロ地球サミット(リオ+20) ◆原発事故による温暖化交渉への影響 カーボンオフセットビジネスの問題点 単なる「エコ」では説得力が持てなくなった 命題①:プリウスはトヨタのCSR活動か そもそもCSRとは何か ◆松下幸之助(松下電器産業創業者) 企業が社会の公器とすれば、その活動を通じて社会の向上や 共同生活の発展に貢献しなくてはならない、それが企業の 社会的責任だ。『企業の社会的責任とは何か』 ◆谷本寛治(一橋大学教授) 企業活動のプロセスに社会的公正性や倫理性、環境や人権 への配慮を組み込み、ステイクホルダーに対して アカウンタビリティを果たしていくこと。 『CSR 企業と社会を考える』(NTT出版) 結局、「CSR活動」とは何か オルタナによる定義(条件付け) ①社会的課題を解決することを目的としていること。 ※社会的課題=環境問題、温暖化、貧困、食糧、教育、格差、障がい者、 人権、ダイバーシティなどありとあらゆる課題 ②企業内で完結する活動ではなく、自治体やNPOなど 外部他者との協働であること。 ③未来の顧客やファンを増やし、 企業価値やブランド価値を高めるものであること。 ※①~③の条件をすべて満たしていないと CSR活動とは呼べないと考えます。 プリウスはCSR活動ではないと オルタナは考えます。 前ページの①と③は満たしていますが、②は該当しません。 では、トヨタのCSR活動とは何でしょうか。 実は「トヨタの森」など森林活動があります。 命題②: CSRは企業に必要な活動か CSRについてよくある誤解 ①当社はたくさん雇用と納税をしているので、 特別なCSRは不要だ ②当社は本業そのものがCSRなので、 特にCSRは不要だ ③当社は本業に余裕がないので、CSRには 予算は割けない ④CSRは大企業に求められるもので、 当社は中堅企業なので不要だ CSRについてよくある誤解 ①当社はたくさん雇用と納税をしているので、 特別なCSRは不要だ⇒雇用は企業の都合、納税は企業の義務 ②当社は本業そのものがCSRなので、特にCSRは不要だ ⇒本業だけではCSRとは言えません。 ③当社は本業に余裕がないので、CSRには予算は割けない ⇒お金が掛からないCSR活動も、たくさんあります。 ④CSRは大企業に求められるもので、当社は中堅企業なので不要だ ⇒ISO26000は、企業の規模や業種を問わず、また企業以外の すべての組織に求められています。 ⇒しかし、やりたくなければやらなくても良いのです。 CSRをやらないことだけで企業が糾弾されることは まだ日本では多くありません。 答え②: CSRは企業の義務ではありません。 別にやらなくても良いのです。 ただし、CSRは ①企業価値を高めることができます。 ②やらないことによるリスクがあります。 ③ESもCSもCSRによって高められます。 ☞であれば、「業種や規模を問わず、 企業はCSRをやった方が良い」が オルタナの結論です。 CSRは企業価値の向上に有効 マイケル・ポーター ハーバード大学 ビジネススクール教授 戦略的CSRならば、自社の 競争力につながるように 競争環境に投資することで、社会と共有できる価値を 生み出せる。企業の成功と社会の成功とが相互に 補強しあう、一種の共生関係が築かれる。 『競争優位のCSR戦略』 CSRは企業価値の向上に有効 フィリップ・コトラー ノースウェスタン大学 ケロッグ経営大学院教授 「企業の社会的コーズへの 取り組みは従業員、潜在顧客、 既存顧客、株主、投資家、 さらには報道、議会や法廷に おいてさえ、好意的に捉えられる。これはブランドや 最終利益にプラスの効果があることを示す証拠が 数多くある」(社会的責任のマーケティング) CSRをやらないことによるリスク ①コンプライアンスでは不十分 「コンプライアンス=法令遵守」は誤訳(新日本監査法人の大久保 和孝CSR推進部長) コンプライアンス=社会のニーズを満たすこと、 社会と対話すること。法律だけ守っていれば良いのではない。 ②ソフトローの台頭 法的な強制力がないにもかかわらず,現実の経済社 会において国や企業が何らかの拘束感をもって従っている規範=世間の評判、メ ディアからの批判、不買運動など市民、市民団体、NPOなどからの圧力 1790年代に,東インド会社が,カリブ諸国の奴隷を使用して生産した砂糖をイギリ スに輸入していたところ,消費者の不買運動が活発化し,その結果,東インド会社 はカリブ諸国からの砂糖の輸入を停止 ※ ISO26000、EU指令などもソフト・ロー的な存在 ③ネスレの悲劇 http://www.youtube.com/watch?v=1BCA8dQfGi0 CSRは「21世紀最強の経営戦略」 ◆社内が活性化する/従業員が元気になる ◆リピーターの顧客が増え、売上高や利益が増える ◆公共案件が受注しやすくなる――自治体の認証 ◆融資が受けやすくなる――環境・CSR融資 ◆社員にプライドが生まれる/不祥事が減る ◆企業が長続きする=持続可能性(サステナビリティ) ◆CSR経営=企業がサステナブルになる経営 CSR経営のメリット① メリット①ES(従業員満足度) CSR活動をすると、社員が元気になる ◆「CSRを徹底することで、社員たちがコモンセンス(常識)を 発揮できる。一人ひとりが誇りを持つようになる」(損保ジャ パンの佐藤正敏会長) ◆企業が社会から褒められる⇒ 社員のプライドとやる気を醸 成⇒ リスクマネージメントにも有効 ◆「不況」と「不満」と「不祥事」に強い組織作り。 CSR経営のメリット② メリット②CS(顧客満足度) CSR活動をすると、顧客が喜ぶ=リピーターが増える ◆東日本大震災後の日本人の心理変化:「絆」 ◆価格競争: 特にコモディティ商品に有効 ボルヴィック(水)もネピア(ティッシュ)もコモディティ製品 同じ価格なら、「共感できる企業」を選ぶ心理 ◆「グリーンなブランド」が強みを発揮 プリウス⇒トヨタのCSRイメージ向上に貢献 CSR経営のメリット③ メリット③SS(社会満足度) CSR活動をすると、社会から信頼される ◆営業先が飛躍的に増える。「紹介」が増える。 ◆各地の自治体に「CSR認定制度」 CSRに積極的な企業が受注、落札しやすい ◆金融機関や投資家からも好印象 CSR活動はブランドづくりそのもの 製品ブランド 顧客 顧客 顧客 顧客 企業 醸成要因: 製品・サービスに 対する感動、 ロイヤリティ CSR活動はブランドづくりそのもの 顧客 コーポレートブランド 株主 企業 投資家 金融機関 メディア 醸成要因: 企業の安定性や 収益力に対する 信頼感 CSR活動はブランドづくりそのもの ソーシャルメディアの台頭 フェイスブック ソーシャルブランド ツイッター 顧客 株主 メディア 企業 投資家 金融機関 地域社会 NPO 未来の顧客! 行政 醸成要因: CSR活動を通じた 企業への信頼感、 感動、共感、 ロイヤリティ なぜ、企業にCSRが必要なのか。 松下幸之助 松下電器産業創業者 企業は社会の公器である。したがって、 企業は社会とともに発展していくのでなけれ ばならない。企業自体として、絶えずその業容 を伸展させていくことが大切なのはいうまでも ないが、それは、ひとりその企業だけが栄える というのでなく、その活動によって、社会もまた 栄えていくということでなくてはならない。 また実際に、自分の会社だけが栄えるということは、一時的に はありえても、そういうものは長続きはしない。 。 CSRのベストプラクティス ◆ヤマトホールディングスの「10円寄付」 宅急便1個に付き10円を東北被災地に寄付 2011年度は14億個、140億円の寄付額に 前年比売上高7%増 4月1日、社長が発表⇒ 社員から割れんばかりの拍手 6月の株主総会で社長が説明⇒ 割れんばかりの拍手 ◆城南信用金庫 脱原発/省エネ活動の推進 ⇒半年余りで預金額が300億円の増加 ※そのほか、オルタナ最新号に多数掲載しています。 自社でCSRを定義: 伊予銀行 ①自社にとっての ステイクホルダーを 規定 CSR活動でいま、求められていること ①本業とCSRの統合 企業価値の向上に役立つ環境・CSR活動を ②ISO26000への対応 「7つの中核課題」への細かな対応 ③NPO/NGOとの協働 地域社会における信頼感醸成、ファンづくり ④戦略的コミュニケーション 「当社のCSRと言えば○○」という図式づくり 2012年課題①本業との統合 ピーター・F・ドラッカー 「企業の社会的な目的と 経済的目的は統合され なければならない」 ポイント: 自社にしかできないCSR 企業価値を高めるCSR 本業の強みを生かすCSR 2012年課題②ISO26000への対応 ISO14000(環境マネジメント)は認証 ISO26000(SR)はガイドライン ただし、ガイドラインの方が普遍性がある。 ソフトローとしての存在⇔ハードロー(法律、憲法) ⇒すべての組織にとって、ISO26000が行動規範に 7つの中核主題 ③労働慣行 ①組織統治 ②人権 ④環境 ⑤公正な事業慣行 ⑥消費者課題 ⑦コミュニティ参画&開発 2012年課題③NPO/NGOとの協働 CSRは CSRはNPO/NGO との協働 との協働が 協働が前提条件 協働から 協働から協創 から協創へ 協創へ NPOの NPOの間で評判が 評判が 良くなれば、 くなれば、企業の 企業の ブランド価値 ブランド価値も 価値も増す プロジェクト名 2010年PSC大賞)モバイル 型遠隔情報保障システム 普及事業 有害物質を含まないアップ ル製品の開発 KIZUNAプロジェクト(バング ラデシュでの食育) 2009年PSC賞)地域社会 の防災力の向上に向けた 協働事業 企業名(所在 地) ソフトバンク モバイル アップル ダノン・ ダノン・ジャパン 東京ガス 東京ガス NPO名(所在地) プロジェクト概要 長野サマライズ・ センター 大学、通信会社、聴覚障害者支援のNPOとが連携し、携帯端 末を利用した難聴児(者)への新しい情報保障システムを発案。 移動を伴う授業や大人が同席できない環境下でのパソコン要約 筆記(文字)通訳を、既存のモバイル端末と既存のフリーソフトと の組合せで実現。 全国へ向けてシステムの無料提供を行い、 普及拡大に努め、現在3年目を継続中。 グリーンピース 06年、国際環境NGO・グリーンピース・インターナショナルは、 「グリーン・マイ・アップル」と題し、アップルに環境対策を強化す るように求める大々的なキャンペーンを行った。07年5月、アップ ルのCEOスティーブ・ジョブズ氏は、環境対策を強化する声明を 発表し、2008年末までにアップルの全製品からBFRおよび有害 PVCを完全に排除する方針を打ち出した。 ケア インターナショナル ダノンの「できるだけ多くの人々に食を通じて健康を届ける」とい う基本理念のもと、バングラデシュの子どもたちの栄養と健康を 促進するための教育プログラムをケアインターナショナルの協 力のもとで実施。ケアが、現地の若い女性を採用・養成し、週に 一回、食・健康・衛星の授業を実施する。2010年は最大50校を 対象。 プラス・アーツ 地域の防災力向上に何が必要か~防災をテーマに取り組みた いと考えていた企業が、「防災の日常化」をテーマにアートやデ ザインで事業を展開していたNPOと出合い、東京エリアで、若 いファミリー層が楽しみながら学べる新しいカタチの防災訓練の 普及や、市民及び社員向けの防災啓発ツールの開発などを 行っている。 08年PSC大賞)点から線 へ、線から面へのまちづく り事業 京阪電気鉄道 石坂線21駅の 顔づくりグループ 毎日見慣れた駅や電車が人々に新鮮な驚きを与える舞台に変 身!新たな鉄道の可能性、魅力を発掘することで楽しいまちに。 市民の生活に密着した公共交通がもつ力を活用し、文化の発 信や地域・世代間の交流を図ることで、沿線の活性化、人々の まちづくりへの関心を喚び起こす試み。 緊急人道支援用シェルター の開発 帝人 ピース・ウィンズ ジャパン 緊急支援用大型シェルターの共同開発を行い、難民キャンプ等 の支援活動で、仮居住空間、緊急医療施設として利用。 2012年課題④戦略的コミュニケーション ◆「当社のCSRといえば○○」という シンプルな図式づくり ⇒CSRランキングの向上 CSRランキングは一種の人気投票 ◆自社のCSRを13文字で言えますか? 13文字=Yahoo!ニュースの見出し制限文字数 13文字ならシンプルに伝わる。口コミになる。 「足し算のCSR広報」から 「引き算のCSR広報」へ ◆「足し算のCSR」とは GRIガイドラインに則り、できるだけの情報開示をし、 CSR報告書には、多くの情報を少しずつ盛り込む ⇒あまりに総花的過ぎて、情報の受け手にとって、 その会社のCSRの哲学、最も大事にしていることが 見えてこない。 ◆戦略的CSRコミュニケーションの観点から、 「引き算のCSR」が求められる。 オルタナの結論:CSRとは ①CSRとは、企業が地域や社会のニーズに 応え、何らかの社会問題を解決するために 努力すること。 ②CSRは企業価値、CS、ESを高めてくれる。 ③CSRは「未来の顧客」をもたらしてくれる。 これからのCSR活動のポイント ①社会のニーズを聞く : NPOとたくさん会う、対話する ②できることから始める: お金は掛けなくて良い ③「売れたら寄付」でも良い: コーズマーケティングも ④「陰徳」は間違い: 社会に知ってもらうのが大切 企業向けCSR浸透支援パッケージ みんなのCSR みんなのCSR Ⓡ ご説明・メニュー(一部) 2012年 年 4月 株式会社オルタナ 株式会社オルタナ オルタナ総研事業部 オルタナ総研事業部 みんなのCSR みんなのCSR概念図 【PLAN】①CSR浸透度測定②CSRミッション策定 【DO】 ③CSR社内浸透サポート活動 【CHECK】 【ACT】 CSR浸透度の再測定/課題摘出 さらに効果的なCSR活動④CSR広報 ①CSR浸透度測定とは ◆概要◆ 全社員を対象にしたCSR意識調査(オンライン、59問、所要時間15分程度) ◆ポイント◆ 1)社員がCSR をきちんと理解しているか。 2)組織全体でもCSR に積極的な気風があるか。 3)本業との統合が進んでいるか。 ◆考え方◆(横浜市立大学CSRセンター長 影山摩子弥教授資料) (1)企業がCSR を適切に理解し,実践できている場合,「浸透している」といえる。 (2)理解と実践は,社員(ミクロレベル)の理解と実践、 組織として(マクロレベル)の理解と実践に分かれる。 (3)社員をステークホルダーとして考える場合、浸透していれば,仕事への満足度や 精神健康度が上がる可能性がある――など ◆概念構成◆(横浜市立大学CSRセンター長 影山摩子弥教授資料) (1)社員の理解,理念の落とし込み,業務内での理解,業務内での実践 (2)社会貢献については,意味の理解,企画からの参加の有無,参加の有無 (3)組織理解・実践については,CSR のためのマネジメントシステムが構築できているか。 デミングサイクルでまわせているか(モニタリングし,KPI/KGI で戦略評価し, 改善につなげているか)――など。 ②CSRミッションとは CSRをみんなで共有し実践するために、 御社のCSR行動原則や価値観の明文化から 具体的な行動計画の策定までを、 外部視点による独自の手法でサポートします。 【CSRミッションの視点】 ① 社会からの期待・要請から考える ② 市場環境から考える ③ 組織能力から考える ③CSR社内浸透サポート活動とは 【ステップ1】 アイスブレーク 映画鑑賞、農村体験、森林ツアーなどを通じて、自然や環境と触れあい、 環境問題や社会との関わりを体感してもらいます。(年間2-3回程度) 【ステップ2】 リーダー育成 熱心なイベント参加者に「社内CSRリーダー」になってもらい、彼らを巻き込んで、 一段上の社内勉強会を展開します(例:フェアトレード勉強会、気候変動とビジネス 勉強会、ISO26000勉強会など) 【ステップ3】 本業との統合 御社の本業とCSRを組み合わせた、ソーシャルビジネスを、 (例)CSR部+営業+経営企画を軸に事業立案します。
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