本 AS-305 品質の比較表 論 5.品質の比較表(フィルム) 生分解性プラスチックの存在意義は、「生分解」する「プラスチック」であるということである。 そして、その「生分解性」は、表面から、加水分解され、生分解され発揮されてゆくのである。従って、「生 分解性」機能を利活用するには、フィルムのような「薄手」の成型品が、先ず取り上げられ、実用化に取り組ま れることになる。 われわれは、各社のカタログ等に公表された物性と、生分解性を、土壌中と、コンポスト中とで、評価した 比較表を、需要家の採用の検討用資料用として、参考のため、作成した。樹脂の採用に当たっては各社の提供 される最新のデータに従ってください。 フィルム品質比較表 グリーンプラ 供給会社(日本) 種類 材料 脂肪族 PLA ポリエステル (PE) PCL PES PBS PBSA PBS PHB CPE 芳香族 CPE ポリエステル 澱粉 供給会社 商品名 カーギル・ダウ 三井化学 トヨタ ダイセル 日本触媒 昭和高分子 Nature Works Lacea Ecoplastics Cellugreen Lunalle SE Bionolle 1001 Bionolle 3001 三菱化学 GS Pla 三菱瓦斯化学 Biogreen イーレケミカル EnPol BASF Ecoflex イーストマン Easter Bio デュポン Biomax +PCL ケミテック MaterBi Z + Ecoflex ( Novamonto ) MaterBi N 変性 日本コーンスターチ Corn Pol 生産能力 '04 ( kt/y ) (140 米国) 1 2 3 (30 in '06) 3.5 韓国 8 ドイツ (売却:注) - (20 伊) - フィルム品質 ( MD ) in MPa Tm Tg E/TS 伸び(%) 密度 04.11 生分解速度 土中 コンポスト 170 60 2000/70 100 1.26 - + 60 100 115 95 112 175 -60 -11 -32 -45 -32 5 250/30 600/50 450/70 300/40 700/60 3600/ 400 500 600 900 ++ + + ++ + + + + 2 1.14 1.34 1.26 1.23 1.26 1.25 115 108 200 60 115 -30 -30 100/40 100/20 2200/ 120/30 70/35 800 700 50 550 800 1.26 1.22 1.35 1.15 1.26 +- +- +++ ++ + + 20 -35 PLA :poly lactic acid ( 乳酸 ) [-OCH(CH3)CO-] PCL :poly caplolacton [-O(CH2)5CO-] PES:poly ehtylene succinate(コハク酸)[-O(CH2)2OOC(CH2)2CO-] PBS :poly buthylene succinate [-O(CH2)4OOC(CH2)2CO-] PBSA:poly butylene succinate adipate[-O(CH2)4OOC(CH2)2&4CO-] PHB :poly hydroxybutyrate ( 酪酸 )[-OCH(CH3)CH2CO-] PEC :poly ester carbonate ( PBSC ) PHB/HV:poly hydroxy butyrate/hydroxy valirate [PHV]:[-OCH(C2H5)CH3CO-] PCA : poly cellulose acetate CPE :Copolymer of aliphatic and aromatic polyester CPEA:Copolyester amide (出典:文献、各社カタログ等を比較整理 「あすみ研究所」) (注:伊Nova社へ事業売却を発表 ’04-9月) あすみ研究所 1/1
© Copyright 2024 ExpyDoc