【授業科目】保健医療統計学 担 工藤 当 教 員 安史 授業概要 (内容と 進め方) 到達目標 (履修者 が到達す べき目標) 時間外学 習に必要 な内容お よび学習 上の助言 Health Statistics 開講年次 選択必修 1年次 後 期 必 修 単位数 時間数 授業形態 オフィス アワー 教職員への 授業公開 2 30 講 巻末 掲載 可 義 統計処理は、通常、統計ソフトを用いる。しかしながら、統計学的な考え方や基礎知識を身につけて いないと、統計ソフトを使いこなすことはできない。そこで、この講義では、統計学の基本的な考え 方を学び、実際に電卓を使って保健統計に関するデータを計算することで、統計学の考え方の基礎を 身につける。ルート計算のできる関数電卓を持参すること。また、保健師の国家試験の過去問を解く ことで、知識の定着を図る。 ①看護師・保健師として知っておくべき保健統計学の基礎知識を理解できる。 ②統計データや文献の中で保健統計に関連する記述を自ら読み、理解できるようになる。 ③保健統計学が、医療の質を高めるのに重要な科目であることを理解できるようになる。 ④看護の現場で出てくる様々なデータを適切に整理できるようになる。 ⑤看護の現場で解決するべき課題に対して、エビデンスに基づき、建設的に解決できる能力を得る。 講義レジメを配布しますので、レジメを中心に復習して下さい。その後、教科書を読み進めて下さい。 第1回 統計学とは 実際の保健統計のデータを電卓で計算してみることで、データに慣れる。 全て 工藤 第2回から第5回 データの表現法 統計学特有の表現、度数分布表、確率、分布の特性値(平均、標準偏差など)などについ て学ぶ。 第6回から第10回 母平均の推定 正規分布、標準正規分布、有意水準、信頼限界、中心極限定理などを学ぶ。 授業計画 第11回から第12回 仮説検定 仮説検定とは何か、t検定、カイ二乗検定などを学ぶ。 第13回から第15回 まとめ 保健師の国家試験のうち、統計学に関する出題傾向のまとめと過去問などの練習問題を解 くことで、知識を定着させる。 評価方法 評価基準 教科書 学生への メッセージ 筆記試験 100% 鳥居泰彦、はじめての統計学、日本経済新聞出版 社 随時、講義中に紹介します。 参考書等 医療の質を高めるために、統計学の知識が必要不可欠であることを講義中に話したいと思います。
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