【授業科目】地方自治論担当教員丸山康人授業概要（内容と進め方）到達目標（履修者が到達すべき目標） Local Self Government 開講年次選択必修１年次前期選択単位数時間数授業形態オフィスアワー教職員への授業公開２３０講巻末掲載可義地方自治は私達の日常生活と深い関わりがある。地域の住民の日常生活に係る身近な共通の問題は、地域の住民が自らの意思と責任で処理することである。とりわけ、地方分権が重要な政治課題として取り上げられて以来、住民の自治体活動への参画意識が高まってきている。そこで、地方自治について主権者としても住民の立場からはどう関わっていくべきか、あるいは将来公務員として行政に携わる立場に立たされた場合、どのような心構えでその衝に当たるべきか等、実務を通じた視点から論じ、問題を提起し、地方自治についての理解を深める。・地方自治体の基本的な組織・機能について学び地域社会のしくみがわかる。・地域への参画意識を持つ。・地方分権改革などの社会の流れについて関心を寄せ、論ずることが出来る。新聞やインターネット、雑誌で地方自治に関するニュースや記事を読み、その背景や経緯を調べる。時間外学習に必要な内容および学習上の助言授業計画評価方法評価基準第1回地方自治の原理第2回日本国憲法と地方自治第3回中央政府と地方自治体第4回地方自治の歴史第5回戦前の地方自治第6回戦後の地方自治第7回各国の地方自治英米型・大陸型・アジア諸国の地方自治第8回地方自治のしくみ第9回地方自治体における住民の権利第 10 回地方議会の役割第 11 回執行機関の役割第 12 回地方分権改革第 13 回地方自治をとりまく環境の変化第 14 回地方分権をめぐる政策問題第 15 回最近の地方自治体の動向学生へのﾒｯｾｰｼﾞ全て丸山成績は以下の評点配分によって総合的に判断する。 50％講義ごとのレポート 50％学期末試験プリントを配付します。教科書自治とは何か丸山康人著「自治・分権と市町村合併」イマジン出版参考書等「概説現代日本の政治と地方自治」学術図書出版地方自治というものは、地域社会の一員として身につけておくべき基本的な技術のひとつです。地方自治のしくみを学ぶことによって地域社会に生きるための基礎的な素養が身につきます。個々の地域社会を考えながら学んでいきましょう。