一般外科 臨床研修医プログラム №1

一般外科
臨床研修医プログラム №1
一般目標
一般外科診療に必要な①外科的疾患の知識、②術前・術後検査の計画の立案、
③基本的な外科手技、④術後患者管理などを修得する。
到達目標
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研修方略
1 コースの選択
初期臨床研修プログラムの必修科目として、1年次に1.5ヶ月の研修を行う。
研修到達度や希望を勘案して、2年次に選択科目としても研修できる。
2 オリエンテーション
研修開始にあたり、一般外科で用いられるクリニカルパスや、病棟の諸設備、取り決めについて理解する。
3 診療
指導医・上級医のもとに、自主的に担当患者の医療面談および診察を行い、検査計画を立てる。
続いて手術適応や手術方法など治療計画を立て、さらに周術期管理を行う。
上級医のもとに、検査、処置、基本的手術手技を経験する。
単独で施行できる手技については院内規定に基づく。
4 症例検討会、回診
担当患者について症例提示する。問題点と今後の治療方針について、合議検討する。
5 手術
担当患者の手術に参加し、周術期管理を行う。原則として一般外科全症例の手術に参加する。
到達技術に応じて、開腹、閉腹操作など基本的手技を経験する。
週間
スケジュール
月
火
水
木
MC
金
8:00~8:30
8:30~8:45
MC
午前
上部内視鏡
手術
超音波
手術
手術/回診
午後
回診
手術
下部内視鏡
手術
手術
18:00~20:00
症例検討会
術後検討会
MC
土
術前検討会
MC
手術
研修評価
研修期間全体を通じて、手術を含めた診療において、知識・技能・態度について、観察評価を行う。
適宜のミーティングおよび終了時ミーティングにより、形成的評価を行う。
指導体制
指導医講習会
○
○
○
○
氏名
赤松 大樹
吉留 克英
種村 匡弘
鳥 正幸
岸 健太郎
鄭 充善
益澤 徹
若杉 正樹
鈴木 陽三
下 登志朗
古川 健太
高 正浩
塚田 遼
三上 翔
安野 佳奈
職名
部長
部長
部長
部長
副部長
医長
医長
副医長
副医長
副医長
副医長
シニアレジデント
シニアレジデント
シニアレジデント
シニアレジデント
5階東ナースステーション
5階西ナースステーション
7階西ナースステーション
外科外来
師長
山中 孝子
師長
高宮 勝子
師長
東堤 久恵
師長
蟹江 仁美
部長は臨床研修期間における各研修医の全指導責任を負う。
シニアレジデントを含むスタッフ全員が研修プログラムに基づいた研修指導を行う。
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一般外科
臨床研修医プログラム №2
A.目標に達した B.目標に近い C.目標に遠い
到達目標1 臨床判断能力と問題解決能力
《 評価 》
1 一般外科に必要な解剖・生理を理解する
2 一般外科疾患の病因、病態、疫学を理解する
一般外科疾患に必要な検査法を実施、解釈し手術適応を判断できる
①胸部・腹部単純X線写真、超音波、CT、MRI、DICなどの画像診断ができる
3
②大腸、上部消化管内視鏡所見を説明できる
③組織学的診断ができ、治療方針の決定ができる
急性腹症に対し診療を行い、診断し手術適応を判断する
①腸閉塞の診断、治療、手術適応の判断ができる
4
②急性虫垂炎の診断、手術適応の判断ができる
③腹膜炎の診断と治療、手術適応の判断ができる
一般外科手術の周術期管理ができる
①術後合併症を理解し、予防・早期発見・対処することができる
5
②術後再開腹の判断ができる
③SSI予防に関する態度を身につけ、適切にドレーン管理や創部処置ができる
自己
A・B・C
A・B・C
指導医
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
《 評価 》
自己
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
指導医
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
A・B・C
《 評価 》
自己
A・B・C
A・B・C
A・B・C
指導医
A・B・C
A・B・C
A・B・C
《 評価 》
1 院内研修会や学術集会に出席し、研究発表や症例報告を行う
担当症例の問題解決や、学術研究の目的に、資料の収集や文献検索を行うことができる
2
自己
A・B・C
指導医
A・B・C
A・B・C
A・B・C
到達目標2 一般外科手術の経験 (術者としての経験)
経験数(正で記入)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
皮膚(皮下)縫合
糸結び
皮膚切開
止血処置
抜糸
体表腫瘍の摘出術 鼠径ヘルニア
虫垂炎
痔核
肛門周囲膿瘍
胆石 (腹腔鏡下胆嚢摘出術)
到達目標3 医の倫理、医療安全に基づいた適切な態度と習慣を身につける
1 医療スタッフとのグループ診療を実施することができる
2 一般外科疾患診療における適切なインフォ-ムドコンセントを得ることができる
3 院内や学会主催の医療安全に関する研修を受けている
到達目標4 EBMに基づく学習方略を習得する
指導医氏名
研修医氏名
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