小児科 1.診療科の紹介 ●概要 ●診療実績 ●スタッフ 神戸西地域における小児医療の中心的病院として、地域の小児の健全な成長を 医療面から支援することを最大の目的としている。出生前の胎児から中学までを 基本的な対象とし、育児支援、疾病の予防および診療を基本的な業務としている。 新生児医療を含む小児科一般診療のほかに、予防接種、乳幼児健診、救急診療 などを行い、地域の医療機関との連携も重視し、地域住民の幅広いニーズに対応し ている。研究面でも,平成23年度に学会発表22編,論文発表14編,講演15回,医学 書編集1冊と活発である. 平成22年度小児病棟に入院した小児科患者数は885人で呼吸器疾患をはじめと して診療内容は多岐にわたり,幅広く小児疾患を学ぶことができる。 新生児病棟入院患者数は252人で低出生体重児や早産児をはじめ多様な疾患に 対応している。 外来延べ患者数は20,589人であった。特殊外来として心臓、アレルギー、神経、 慢性疾患、未熟児のほか、予防接種や乳児健診を行っている。 救急診療にも力を注ぎ、原則として連日17時から24時までの救急診療を行って いる。救急患者数は年間7,424人であった。 氏名 役職 資格 深谷 隆 副院長・部長 京都大学医学部臨床教授 日本小児科学会認定小児科専門医 日本小児循環器学会暫定指導医 日本循環器学会認定循環器専門医 日本超音波医学会専門医・指導医 松原 康策 医長 日本小児科学会認定小児科専門医 日本血液学会専門医・指導医 仁紙 宏之 医長 日本小児科学会認定小児科専門医 日本小児神経学会認定小児神経科専門医 上村 克徳 医長 石原 温子 副医長 日本小児科学会認定小児科専門医 日本小児循環器学会小児循環器専門医 岩田 あや 副医長 日本小児科学会認定小児科専門医 川崎 悠 専攻医 川口 晃司 専攻医 2.研修内容 ●一般目標 初期研修で得た一般臨床の経験をもとに、小児科専門医に必要な臨床的知識、 技術を習得し、小児科医としての基礎を形成する。 ●行動目標 一年目 外来診療や救急外来当直業務を介して小児疾患の初期対応ができるようになる。 一般小児や新生児の入院患者診療を担当し、小児疾患診療の基礎を習得する。 乳児健診や予防接種をとおして小児の成長発達や小児保健について習得する。 小児科 外来診療や救急外来当直業務を介して小児疾患の初期対応ができるようになる。 一般小児や新生児の入院患者診療を担当し、小児疾患診療の基礎を習得する。 乳児健診や予防接種をとおして小児の成長発達や小児保健について習得する。 二年目 一般外来や救急外来診療、病棟業務を介して小児科臨床の知識・技術を深める 保険診療やリスクマネジメント、地域医療連携について説明できる 初期研修医の指導に当たる 臨床研究に関するテーマを決定して研究を開始し、臨床研究の基礎を学ぶ 三年目 一般外来や救急外来診療、病棟業務を介して小児科臨床の知識・技術を深める。 Subspecialityなど、将来の進路を決定する。 小児科専門医資格取得の準備をする。 臨床研究を完成し、発表する。 ●週間スケジュール(カンファレンスや外来、病棟、手術等) 月 火 水 木 午前 入院患者を診療する 週1回外来患者の診療に当たる 週1回当番業務(新生児の診療,救急患者への対応)を行う 午後 入院患者を診療する 希望により,特殊外来を見学する 乳児健診,予防接種を担当する 週1回当番業務(新生児の診療,救急患者への対応)を行う 特殊外来 (午後) その他 心臓 アレルギー 周産期カンファレンス 産科医と の情報交換 乳児健診 抄読会 英文文献を 中心に小児 科臨床の最 先端を学ぶ 小児神経 未熟児 早朝勉強会① 小児科の基礎 を学ぶ 金 慢性疾患 予防接種 カンファレンス 入退院を中 心に症例を 検討する ●専門医等の取得、学会の施設認定の状況 日本小児科学会認定小児科専門医研修施設 ●研修期間終了後の進路 希望するSubspecialityをもとに、さらに研鑽を積める市中病院(これまでの 実績では、倉敷中央病院、静岡県立こども病院、成育医療センター、 淀川キリスト教病院など)を探したり、大学院への進学があげられる。
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