平成 26 年度萩看護学校自己評価 1 平成 26 年度の重要課題 (1) 学校における危機管理体制の充実 (2) 学生の卒業時の到達度を充実するための教育カリキュラムづくり(継続) (3) 看護師養成所の運営に係る自己点検・自己評価の評価体制づくり(継続) 2 平成 26 年度の重要課題への取組と振り返り (1) 学校における危機管理体制の充実 以下の①~③の内容について、ワーキンググループによる定期的な検討 会の開催、役付会議や職員会議で進捗状況の報告と検討を行い、総合的 なマニュアルを作成した。 ①目的、対象、基本的対応 ②未然防止対応 ③緊急時の初動体制、初期対応 〈今後の課題〉 教職員の危機意識の向上を図るとともにマニュアルの実効性を高めて いくために、より現実に即した内容への検討が必要である。 (2)学生の卒業時の到達度を充実するための教育カリキュラムづくり 看護師等養成所の運営に関する手引きの一部改正に伴う「看護師教育 の技術項目と卒業時の到達度表」、国家試験出題基準に基づき、マトリッ クスの技術項目やシラバスの見直しを行った。 第二看護学科(2年課程)においては、入学前の技術経験調査において アセスメントや診療の補助技術の経験が少ないことが明らかになった。 〈今後の課題〉 教員各自がマトリックス、シラバスの内容を確認し、関連科目間で教 授内容を話し合い、その都度シラバスを修正していく。 引き続き各科及び教務で卒業時の到達度を評価し、学習内容を検討す る。 第二看護学科の学生は、経験した技術項目を技術経験表に記入し、卒 業時の到達に向け各自が意識し、演習や実習に活かせるようにする。 (3)看護師養成所の運営に係る自己点検・自己評価の評価体制づくり 学校評価制度の本格実施に向け、平成 25 年度から学校自己評価実施要 綱の検討、評価項目の精選に取り組んできた。平成 25 年 3 月、文部科学 省が策定した「専修学校における学校評価のガイドライン」を参考にして、 本校の実情に合った以下の①~③を定めた。 ①学校自己評価実施要綱を定め、評価の仕組みを明確化 ②評価基準項目を設定(大項目8、チェック項目 91) ③評価結果の医務保険課への報告 〈今後の課題〉 学校自己評価結果から今後の重点的な取り組み課題を明確にする。 3 平成 27 年度の重要課題 (1)実習指導体制の充実(新規) 学習目標に沿った指導を徹底するため、実習での教員の役割と臨床指導 者の役割を再確認し、お互いが協力して学生を育てていく体制づくりを目 指す。 新任の教員は試行錯誤で実習指導をしているため、臨地実習における教 員の学生指導支援の指針づくりを目指す。 (2)学生の卒業時の到達度を充実するための教育カリキュラムづくり(継続) 教員各自がマトリックス、シラバスの内容を確認し、関連科目間で教授 内容を話し合い、その都度シラバスを修正していく必要があり、その体制 づくりを目指す。 (3)学校における危機管理体制の充実(継続) 平成 26 年度に策定した危機管理マニュアルを徹底することを通じて職員 の危機対応能力の一層の向上を図るとともに、引き続き、マニュアルを現 状に即した実践的なものに変えていくことにより、学校全体の危機管理の 一層の充実を目指す。
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