スライド 1

総合政策学部二年
学籍番号: 70205752
鄭 邦傑
プレゼンテーションの流れ
 研究目的・意義
 戦後の中国経済政策について
 WTO加盟の概要
 国内産業が直面するチャンスと試練
 今後の課題
 これからの予定
研究目的・意義
目的:中国国内の経済状況と国家の政策を
詳しく知る。
意義:個人研究のやり方をつかむ。
戦後の中国経済政策について
2002/11 党第16時全国代表大会にて
世界第二位経済大国
2020年までに
GDPを2000年度比の4倍増
年平均経済成長率を7~8%にkeep
人口を15億以内に抑える
戦後の中国経済政策について
◆日本の立場◆
国内へのインパクト
大量の工場移転
投資と雇用機会
が中国に流出
中国からの安価で良質な製品
デフレの一因
ミクロレベル
豊富で安価な労働力
優秀な人材
巨大な市場
競争力の源泉として
新たな成長軌道に
戦後の中国経済政策について
1950年代
国家主導で重工業化
1970年代末
第二次産業のウェイトを高めた
国民生活水準の向上に結びつかず
軽工業の発展が抑えられた
経済全体的バランスに歪み
戦後の中国経済政策について
◆中国経済政策の特徴◆
1、計画経済体制下で、市場形成が大きく抑制された
市場化水準低い
2、長年に渡り、国際的に独立
国際化水準0
戦後の中国経済政策について
◆政策転換◆
「改革開放」
工業化の歪みを是正
市場化と国際化を図る
戦後の中国経済政策について
◆行われたこと◆
市場メカニズムの導入
海外からの投資誘致
輸出指向型軽工業の振興
国際貿易促進
「クローズドな経済」
市場経済
「オープンな経済」
「重工業偏重の工業化」
「協調性を持った工業化」
WTO加盟の概要
◆悲願のWTO加盟ついに実現◆
WTO加盟までに15年もの道のり
二国間交渉
(37国と行われた)
WTO加盟の概要
◆加盟の狙い◆
加盟により2010年のGDP成長率
2.1%上乗せできる計算
外部の力により経済体制の
抜本的改革
WTO加盟の概要
◆主な約束事項◆
(1)経済体制の改革、法整備、自由公平な市場の設立
(2)知的所有権の保護、関税引き下げ、
関税障壁の減少、補助金の撤廃
(3)加盟後一定期間内、WTOによる審査
チャンスと試練 ~農業~
ネガティブ
計画経済体制の
根強い影響
新技術の導入、
生産資材の不足
ポジティブ
遅々として進まない
農業の構造改革
国際競争の力で一気に推進
品質改善も実現でき得る
チャンスと試練 ~農業~
◆各分野の競争力◆
土地集約型農業製品
(植物油、大豆、トウモロコシ、etc.)
労働集約型農業製品
(観賞用植物、食用果物、加工食品、etc.)
チャンスと試練 ~農業~
◆今のところの成績◆
マイナス影響をまだ受けていない
輸出額11.5%増
輸入額0.4%減
貿易黒字:38.8億ドル
国際市場での価格高騰
チャンスと試練 ~金融~
◆現状◆
政府の保護により未成熟
外資銀行に対する制約が徐々に緩和
(業務範囲、エリア、対顧客)
5年後に撤廃
チャンスと試練 ~金融~
◆問題点◆
(1)巨大な不良債権
→銀行資産総額の64.5%
(2)低いサービス水準
外圧による銀行システム構造の調整
今後の課題
 国有企業改革の難航
 多くの経済慣習の温存
 法整備が不十分
 依然脆弱な国際競争力
 金融システム・流通システムの遅れ
 地域格差の広がり
 失業増加
今後の課題 ~失業問題~
◆現状◆
農村部
1億3千万人の
余剰労働力を抱える
穀物輸入増加分による
農業失業者
→約960万人
都市部
加盟前、国有企業からの
一時帰休者人数
→2000万人以上
今後の課題 ~失業問題~
◆雇用創出の努力◆
第10回5ヶ年計画(2001~2005)の
最優先課題
・雇用吸収力の大きいサービス産業の振興
・公共投資プロジェクトの実施
・労働集約型産業の拡大
・非国有経済の育成
今後の課題 ~失業問題~
◆雇用創出の努力◆
・サービス業が未成熟
(商業、飲食業、観光、交通)
・知力型サービスの向上
(金融、保険、情報諮問、etc.)
・労働力集約型産業の活性化
・インフラ整備
これからの予定
参考文献
 開かれた中国巨大市場(蒼蒼社)
 中国経済ハンドブック2004
 中国のWTOの加盟
 東亜
 ジェトロセンサー
 中国発展高層論壇2002
 農業情報部センター