平成24年度福祉体験作文コンクール優秀作品・・・・・・・12

平成 年度 福祉体験作文コンクール優秀作品
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愛知県社会福祉協議会の主催により、福祉活動やボランティア活動について児童・生徒から 編の福祉体験作文
がよせられ、その結果、県内で の優秀作品が選ばれました。一宮市からも中部中学校3年の笹村扶美さんの作品
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「新しく学んだこと」
ふ
み
お仕事の邪魔にならない程度で積
それからは私は、利 用 者さんの
その瞬間決意しました。やるぞ!
め付 けられる思いもありました。
アをしに来た意味がないと胸を締
のためにどれだけ大切なのかを教
自分が普段学校へ行くことが仕事
と実感しました。さらにこのとき、
こういう 所で身に付いているのだ
することに対する責任の大切さが
りすることは、障がい者の人 達や
前のことができないと思い込んだ
ことで特 別 扱いをしたり、当たり
ました。障がいを持っているという
内 容 が 違 う だ けなん だと 実 感 し
性格の話などとても盛り上がりま
し何もできない哀れな人達だとい
した。世間で、障がい者は話せない
対 する 考 え 方 が 大 き く 変 わ り ま
いる一人一人に働く喜 びや豊かな
ただいた施設には、障がいを持って
今回いろいろな経験をさせてい
い思いでいっぱいです。
てほしいと私は世間の人に叫びた
一宮市立中部中学校3年 ささむら
初めはどうしていいのか分かりま
した。また、あまり会話のできない
う印 象が強いのだと思っていまし
笹村扶美
「ずっと仲良し、仲良しね。
」
かりで、自 分よりも年 上の方 だか
せんでした。周りは知 らない人 ば
方でも、自 分の趣 味に熱 中してい
た。
でも、私が働かせていただいた
ら、その人 達の立 場になって考 え
その家 族にとって傷つく行 為 だか
ボランティア先での利用者さん
ら、失 礼のないよ うにしなくては
とても純粋で朗らかでした。
るようでした。利 用 者さん全 員が
この経 験を通して、私の福 祉に
えてくれました。
に言われたこの言 葉が自 分にとっ
人 もいる か ら 話 しか け 方 が 難 し
いけない。目 も 合 わせてくれない
ランティア活 動に参 加 しました 。
けたいという 理 由から、福 祉のボ
ではだめだなあと思いながら。
まいました。もういやだなあ、
これ
仕 事にだけ集 中し、黙りこんでし
い。結 局 私 は 最 初の時 間 、自 分の
事 にと り か かる と きの切 り 換 え
た 。楽 し く会 話 を 終 えた あと 、仕
さんの良い所がたくさんありまし
それだけでなく、他にも利用者
た 仕 事に専 念されていました。で
した 。話せない人でも 自 分に合っ
いたけれど、会 話できる人 もいま
施 設の方は、確かに話せない人 も
進させる大きな役割があることを
心を育て、自 立していく意 欲を増
すから、働 くことに対しての喜 び
人が快適な生活を保つことができ
が 互いに助 け 合 うことで 、
一人一
す。そのために、将来健常者と同様
るような社会を築いていきたいで
が身にしみて感じられました。ま
分からなかった 私に、仕 事の内 容
た利用者さんは施設について何も
行っている顔がとても輝いて見 え
ました。働く喜びや豊かな心がと
が早いし、
一つ一つの動 作を真 剣に
私 は、
この世 界 中のすべての人
知りました。
自 分 が 選 択 し た 施 設 は 作 業 所で
でも、私にとってこの日最初のう
れしい出来事がありました。
ても印象的でした。
休 憩 時 間、後ろから「つんつん」
体の状 況 を 配 慮 した 生 活 習 慣の
に楽し く会 話をし、障がい者の身
されました 。見ると 、三 人の利 用
を説 明し、案 内してくださいまし
らです。
コミュニケーションがとれ
きないものばかりでした。
た。それに、仕事の内容は自分にで
るのかな。仕事についていけるのか
だ か ら、
一人一人みんな 困 難 が
また掃除では、鐘とともに全員
をとりに行き、休憩が終わり作業
あることは同 じなん だ 、できない
者 さんがにこにこしていました 。
時 間 が 始 まる と き には テ レビを
「僕の名 前 は 〇 〇です。」
「好 きな
芸 能 人は誰?」私はうれしさで胸
しっかり 消 していました 。仕 事 を
な。そんな疑問を持ちながら活動
活動を始める前に、支援員の方
分から話さないなんてボランティ
がいっぱいになりました。また、自
貢献したいと思います。
指導や訓練の手助けをすることに
に「会話が大切」と言われました。
を始めました。
でも、いざ 会 話 しよ う と 思っても
一斉にいすを上げてすばやく道具
いているのだろ うと気になったか
の生活が大変なのにどうやって働
す。障 がいを 持っている 人 は日 常
て忘れられません。
私は、少しでも多くの障がい者
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のことを知り、困っているときに助
テレビ番 組の話、利 用 者さんの
極的に話しかけました。
が入選されましたのでご紹介します。(平成 年度の学年です。)
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2013
(平成25年)
6月 いちのみやの社会福祉