演習 Ⅷ

演習Ⅷ
-薬剤師実務演習-
Practice Ⅷ
演 習
必 修
1.5 単位 20 講
5 年 前期
1 クラス
(科目責任者)
科目担当者 野呂瀬 崇彦、早川 達、三浦 淳、山下 美妃、藤本
早勢 伸正、古田 精一、町田 麻依子
哲也、今田 愛也、戸田
貴大、
並行して開講される「臨床コミュニケーション演習」と連携し、大教室型 PBL および模擬患者
授業概要
参加型ロールプレイを組み合わせ、より効果的な患者情報の収集、ファーマシューティカル・
ケアプラン(以下ケアプラン)の作成、服薬支援の実践方法を学ぶ。更に、学外教員の指導
のもと、ケアプランを最適化するための視点とプロセスを学ぶ。
Ⅰ
内分泌・代謝系疾患に対するケアプランを作成する
一般目標
(GIO)
1. 代表的な内分泌・代謝系疾患について、ケアプランの実践方法を修得する。
1.
2.
到達目標
3.
(SBO) 4.
5.
区
分
代表的な内分泌・代謝系疾患の症例において、患者アセスメントを実施できる。(独自)
代表的な内分泌・代謝系疾患の症例において、ケアプランを立案できる。(独自)
チーム医療の中でのファーマシューティカル・ケアの役割を説明できる。(独自)
自ら立案したケアプランをカンファレンスで提案できる。(技能・態度:独自)
医療の担い手としての責任を自覚し、ふさわしい態度で行動できる。(態度:独自)
項
目
1. ガイダンス
1
(1 日間、1 講)
1.ケアプランの立案
2
授
業 内 容
1. 演習の進め方
(野呂瀬)
1.ケアプランの作成
(1 日間、1 講)
(対応 SBO 1,2)
(早川、三浦、山下美)
1.ケアプランの最適化(1) 1. カンファレンス
(1 日間、1 講)
(対応 SBO 1,3,4,5)
(早川、三浦、山下美、学外教員)
1.ケアプランの最適化(2) 1. カンファレンス
(1日間、1講)
(対応 SBO 1,3,4,5)
(早川、三浦、山下美、学外教員)
1. グループ別ふり返り
2. 全体ふり返り、ディスカッション
1. 全体ふり返り
3
4
5
(1日間、1講)
(対応 SBO 3,5)
3. 質疑応答
テキスト
(早川、三浦、山下美、藤本)
授業プリント、ワークシートを適宜配付する。
参考書
渡辺泰裕 監修「多面的症例解析演習-基礎分野・臨床分野から症例を俯瞰して-」(京都
廣川書店)
百瀬弥寿徳 訳「ファーマコセラピー-病態生理からのアプローチ-(上・下巻)(ブレー
ン出版)
吉尾 隆 他編「薬物治療学 改訂 3 版」(南山堂)
高久史麿 他編「治療薬マニュアル 2015」(医学書院)
浦部晶夫 他編「今日の治療薬 2015」(南山堂)
評
提出物(ケアプラン)(50%)、カファレンス参加態度(50%)により評価する。
価
野呂瀬 教員室:B206、メールアドレス:norose(at)hokuyakudai.ac.jp
早川 教員室:B310、メールアドレス:hayakawa(at)hokuyakudai.ac.jp
科目担当者
三浦 教員室:B312、メールアドレス:miura-j(at)hokuyakudai.ac.jp
との連絡
山下美 教員室:B318、メールアドレス:m-yama(at)hokuyakudai.ac.jp
藤本 教員室:B206、メールアドレス:t-fjmt(at)hokuyakudai.ac.jp
*(at)は@に置き換えてください。
事前学修・ 1. 授業前にケアプランの作成方法について十分に復習しておくこと。
事後学修
関連科目
2. 講義終了後には自己省察し、次の区分に役立てること。
病態生理学、病態生化学Ⅰ、病態生化学Ⅱ、薬物治療学Ⅰ、薬物治療学Ⅱ、薬物治療学Ⅲ、
調剤学、処方解析学、薬歴管理学、臨床薬学総論
1. 本区分では、「臨床薬学総論」において学んだ薬物療法立案のアプローチを活用し、ケア
プランの作成演習を行うとともに、学外教員(薬剤師)を交えたカンファレンス形式によ
り、ケアプランの検討を行う。積極的かつ他者への配慮を持って発言し、医療人としてふ
備
考
さわしい態度で臨むこと。(評価対象)
2. 提出課題として、各自作成したケアプランを定められた期限までに提出する(評価対象)。
3. 作成したケアプランはコピーして、カンファレンスに持参すること。
4. カンファレンスには、参考書や資料を持参して構わない。
Ⅱ
呼吸器系疾患に対するケアプランを作成する
一般目標
(GIO)
到達目標
(SBO)
区
分
1
1. 代表的な呼吸器系疾患について症例検討を通じ、必要な患者情報の収集、病態把握、ケア
プランの作成方法を修得する。
1. 代表的な呼吸器系疾患の症例において、ケアプランを作成する上で必要な患者情報を収集
することができる。(態度・技能:独自)
2. 代表的な呼吸器系疾患の症例において、提示された患者情報に基づきケアプランを作成で
きる。(独自)
3. ケアプランの検討、作成の過程において TDM の意義を理解し、その情報を効果的に活用
できる。(独自)
4. 患者の心理状態を把握し、配慮する。(知識・態度)
5. チームワークを意識し、医療系学生としてふさわしい態度でグループワークに臨む。(態
度:独自)
項
目
1. 必要な患者情報の判断
と疾患に関する知識の
整理
(1 日間、1 講)
授
業 内 容
1. 症例提示
2. 必要な患者情報の検討
3. 疾患に関する知識の整理、自己学修
(対応 SBO 1,5)
(戸田、今田、野呂瀬)
1. 患者インタビュー前の他医療職との打ち合わせ
2
3
4
5
テキスト
1. 必要な患者情報の収集、2. 追加患者情報の提示
ケアプランの作成
3. 患者インタビュー項目の検討
(1 日間、1 講)
4. 必要な追加学修項目の検討、自己学修
(対応 SBO 1,4,5)
(戸田、今田、野呂瀬)
1. ケアプランのブラッシ 1 個別に作成したケアプランの作成、統一ケアプランの作成
ュアップと共有
2 統一ケアプランの発表、ディスカッション(1)
(1 日間、1 講)
(対応SBO 2,3,4,5)
(戸田、今田、野呂瀬)
1. ケアプランの共有、モ 1. 統一ケアプランの発表、ディスカッション(2)
デル・ケアプランの提示 2. モデル・ケアプランの提示、ディスカッション
(1 日間、1 講)
(対応SBO 2,3,4,5)
(戸田、今田、野呂瀬)
1. グループ別ふり返り
2. 全体ふり返り、ディスカッション
1. 全体ふり返り
(1 日間、1 講)
3. 質疑応答
(対応SBO 2,3,4,5)
(戸田、今田、野呂瀬)
授業プリント、ワークシートを適宜配付する。
参考書
渡辺泰裕 監「多面的症例解析演習-基礎分野・臨床分野から症例を俯瞰して-」(京都
廣川書店)
百瀬弥寿徳 訳「ファーマコセラピー-病態生理からのアプローチ-(上・下巻)(ブレ
ーン出版)
吉尾 隆 他編「薬物治療学 改訂 3 版」(南山堂)
高久史麿 他編「治療薬マニュアル 2015」(医学書院)
浦部晶夫 他編「今日の治療薬 2015」(南山堂)
日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会 編「ファーマシューティカルケア
のための医療コミュニケーション」(南山堂)
評
提出物(ケアプラン)(50%)、相互評価(50%)により評価する。
価
野呂瀬 教員室:B206、メールアドレス:norose(at)hokuyakudai.ac.jp
科目担当者
との連絡
戸田 教員室:B309、メールアドレス:toda(at)hokuyakudai.ac.jp
今田 教員室:B313、メールアドレス:kondaa(at)hokuyakudai.ac.jp
*(at)は@に置き換えてください。
事前学修・
事後学修
1. 授業前にケアプランの作成方法について十分に復習しておくこと。
病態生理学、病態生化学Ⅰ、病態生化学Ⅱ、薬物治療学Ⅰ、薬物治療学Ⅱ、薬物治療学Ⅲ、
関連科目
実習Ⅶ、調剤学、医薬情報学、臨床薬物動態学Ⅰ、臨床薬物動態学Ⅱ、処方解析学、薬歴管
理学、臨床薬学総論
1. 本区分では「臨床薬学総論」において学んだ薬物療法立案のアプローチを活用し、ケア
プランの作成演習を行う。大教室型 PBL 形式で実施する。並行する「臨床コミュニケーシ
ョン演習」と症例を共有し、薬物療法立案、患者理解と関わり方の両面から患者中心の医
備
考
療を志向した薬剤師としてのアプローチの方法を学ぶ。ケアプラン発表はランダムに数グ
ループを選び、内容について全体で検討、必要に応じて補足講義を行う。
2. 提出課題として、各自作成したケアプランを定められた期限までに提出する(評価対象)。
また、各区分終了後「ピア評価システム」によりグループメンバー間の相互評価を行う。
3. 配付資料は「HPU-Moodle」にアップロードする。
Ⅲ
循環器系疾患に対するケアプランを作成する
一般目標 1. 代表的な循環器系疾患について症例検討を通じ、必要な患者情報の収集、病態把握、ケア
(GIO)
プランの作成方法を修得する。
1. 代表的な循環器系疾患の症例において、ケアプランを作成する上で必要な患者情報を収集
することができる。(態度・技能:独自)
2. 代表的な循環器系疾患の症例において、提示された患者情報に基づきケアプランを作成で
きる。(独自)
到達目標
3. ケアプランの検討、作成の過程において Drug Information の意義を理解し、効果的に情
(SBO)
報収集および活用ができる。(独自)
4. 患者の心理状態を把握し、配慮する。(態度)
5. チームワークを意識し、医療系学生としてふさわしい態度でグループワークに臨む。(態
度:独自)
区
分
1
項
目
1. 必要な患者情報の判断
と疾患に関する知識の
整理
(1 日間、1 講)
授
業 内 容
1. 症例提示
2. 必要な患者情報の検討
3. 疾患に関する知識の整理、自己学修
(対応 SBO 1,5)
(早勢、藤本、野呂瀬)
2
1. 患者インタビュー前の他医療職との打ち合わせ
1. 必要な患者情報の収集、2. 追加患者情報の提示
3. 患者インタビュー項目の検討
ケアプランの作成
4. 必要な追加学修項目の検討、自己学修
(1 日間、1 講)
(対応 SBO 1,4,5)
(早勢、藤本、野呂瀬)
3
1. ケアプランのブラッシ 1. 個別に作成したケアプランの作成、統一ケアプランの作成
ュアップと共有
2. 統一ケアプランの発表、ディスカッション(1)
(1 日間、1 講)
(対応 SBO 2,3,4,5)
(早勢、藤本、野呂瀬)
4
1. ケアプランの共有、モ 1. 統一ケアプランの発表、ディスカッション(2)
デル・ケアプランの提示 2. モデル・ケアプランの提示、ディスカッション
(1 日間 1 講)
(対応 SBO 2,3,4,5)
(早勢、藤本、野呂瀬)
5
1. グループ別ふり返り
2. 全体ふり返り、ディスカッション
3. 質疑応答
(対応 SBO 2,3,4,5)
1. 全体ふり返り
(1 日間 1 講)
テキスト
(早勢、藤本、野呂瀬)
授業プリント、ワークシートを適宜配付する。
参考書
渡辺泰裕 監「多面的症例解析演習-基礎分野・臨床分野から症例を俯瞰して-」(京都廣
川書店)
百瀬弥寿徳 訳「ファーマコセラピー-病態生理からのアプローチ-(上・下巻)(ブレー
ン出版)
吉尾 隆 他編「薬物治療学 改訂 3 版」(南山堂)
高久史麿 他編「治療薬マニュアル 2015」(医学書院)
浦部晶夫 他編「今日の治療薬 2015」(南山堂)
日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会 編「ファーマシューティカルケアの
ための医療コミュニケーション」(南山堂)
評
提出物(ケアプラン)(50%)、相互評価(50%)により評価する。
価
野呂瀬 教員室:B206、メールアドレス:norose(at)hokuyakudai.ac.jp
科目担当者
早勢 教員室:B311、メールアドレス:nh2767(at)hokuyakudai.ac.jp
との連絡
藤本 教員室:B206、メールアドレス:t-fjmt(at)hokuyakudai.ac.jp
*(at)は@に置き換えてください。
事前学修・
事後学修
関連科目
1. 授業前にケアプランの作成方法について十分に復習しておくこと。
病態生理学、病態生化学Ⅰ、病態生化学Ⅱ、薬物治療学Ⅰ、薬物治療学Ⅱ、薬物治療学Ⅲ、
調剤学、医薬情報学、処方解析学、薬歴管理学、臨床薬学総論
1. 本区分では「臨床薬学総論」において学んだ薬物療法立案のアプローチを活用し、ケアプ
ランの作成演習を行う。大教室型 PBL 形式で実施する。並行する「臨床コミュニケーショ
ン演習」と症例を共有し、薬物療法立案、患者理解と関わり方の両面から患者中心の医療
備
考
を志向した薬剤師としてのアプローチの方法を学ぶ。ケアプラン発表はランダムに2~3
グループを選び、内容について全体で検討、必要に応じて補足講義を行う。
2. 提出課題として、各自作成したケアプランを定められた期限までに提出する(評価対象)。
また、各区分終了後「ピア評価システム」によりグループメンバー間の相互評価を行う。
3. 配付資料は「HPU-Moodle」にアップロードする。
Ⅳ
在宅緩和ケアに対するケアプランを作成する
一般目標 1. 代表的な在宅緩和ケアの症例検討を通じ、必要な患者情報の収集、病態把握、ケアプラン
(GIO)
の作成方法を修得する。
1. 代表的な在宅緩和ケアの症例おいて、ケアプランを作成する上で必要な患者情報を収集す
ることができる。(態度・技能:独自)
2. 代表的な在宅緩和ケアの症例において、提示された患者情報に基づきケアプランを作成で
きる。(独自)
到達目標
3. ケアプランの検討、作成の過程において 我が国の社会保障制度の現状と課題を認識し、
(SBO)
ケアプラン作成に活用することができる。(独自)
4. 患者の心理状態を把握し、配慮する。(態度)
5. チームワークを意識し、医療系学生としてふさわしい態度でグループワークに臨む。(態
度:独自)
区
分
項
目
授
業 内 容
1. 症例提示
2. 必要な患者情報の検討
1
3. 疾患に関する知識の整理、自己学修
(対応 SBO 1)
(古田、町田、野呂瀬)
1. 患者インタビュー前の他医療職との打ち合わせ
1. 必要な患者情報の収集、2. 追加患者情報の提示
3. 患者インタビュー項目の検討
ケアプランの作成
2
4. 必要な追加学修項目の検討、自己学修
(1 日間、1 講)
(対応 SBO 1,4,5)
(古田、町田、野呂瀬)
1. ケアプランのブラッシ 1. 個別に作成したケアプランの作成、統一ケアプランの作成
2. 統一ケアプランの発表、ディスカッション(1)
ュアップと共有
3
(対応 SBO 2,3,4,5)
(古田、町田、野呂瀬)
(1 日間、1 講)
1. 統一ケアプランの発表、ディスカッション(2)
1. ケアプランの共有、
モデル・ケアプランの 2. モデル・ケアプランの提示、ディスカッション
4
(対応 SBO 2,3,4,5)
(古田、町田、野呂瀬)
提示
(1 日間、1 講)
1. グループ別ふり返り
1. 全体ふり返り
2. 全体ふり返り、ディスカッション
5
(1 日間、1 講)
3. 質疑応答
(対応 SBO 2,3,4,5)
(古田、町田、野呂瀬)
安井浩樹 編「医薬看クロスオーバー演習」(京都廣川書店)
テキスト
授業プリント、ワークシートを適宜配付する。
渡辺泰裕 監修「多面的症例解析演習-基礎分野・臨床分野から症例を俯瞰して-」(京都
廣川書店)
百瀬弥寿徳 訳「ファーマコセラピー-病態生理からのアプローチ-(上・下巻)(ブレー
ン出版)
吉尾 隆 他編「薬物治療学 改訂 3 版」(南山堂)
参考書
高久史麿 他編「治療薬マニュアル 2015」(医学書院)
浦部晶夫 他編「今日の治療薬 2015」(南山堂)
日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会 編「ファーマシューティカルケアの
ための医療コミュニケーション」(南山堂)
1. 必要な患者情報の判断
と疾患に関する知識の
整理
(1 日間、1 講)
評
価
提出物(ケアプラン)(50%)、相互評価(50%)により評価する。
野呂瀬 教員室:B206、メールアドレス:norose(at)hokuyakudai.ac.jp
科目担当者
古田 教員室:B522、メールアドレス:furuta-s(at)hokuyakudai.ac.jp
との連絡
町田 教員室:B313、メールアドレス:machida-m(at)hokuyakudai.ac.jp
*(at)は@に置き換えてください。
事前学修・
事後学修
1.授業前にケアプランの作成方法について十分に復習しておくこと。
病態生理学、病態生化学Ⅰ、病態生化学Ⅱ、悪性腫瘍学、緩和薬物療法学、地域医療学、
関連科目
化学療法学、薬物治療学Ⅰ、薬物治療学Ⅱ、薬物治療学Ⅲ、調剤学、処方解析学、薬歴管理
学、臨床薬学総論
1. 本区分では「臨床薬学総論」において学んだ薬物療法立案のアプローチを活用し、ケアプ
ランの作成演習を行う。大教室型 PBL 形式で実施する。並行する「臨床コミュニケーショ
ン演習」と症例を共有し、薬物療法立案、患者理解と関わり方の両面から患者中心の医療
備
考
を志向した薬剤師としてのアプローチの方法を学ぶ。ケアプラン発表はランダムに2~3
グループを選び、内容について全体で検討、必要に応じて補足講義を行う。
2. 提出課題として、各自作成したケアプランを定められた期限までに提出する(評価対象)。
また、各区分終了後「ピア評価システム」によりグループメンバー間の相互評価を行う。
3. 配付資料は「HPU-Moodle」にアップロードする。
成績評価
大区分Ⅰ~Ⅳの評価を総合的に勘案し、成績評価を行う。