実習Ⅳ -統合型臨床薬学実習- Laboratory Ⅳ 実 習 必 修 1単位 28 講 3 年 前期 1 クラス (科目責任者) 科目担当者 桜井 光一、佐藤 久美、加納 誠一朗、今井 伸一、高橋 淳、中田 章史、 立浪 良介、丁野 純男、高栗 郷、佐藤 隆司、渡部 智希、佐藤 恵亮 Ⅰ 内分泌代謝疾患実習 担当者 授業概要 桜井 光一、佐藤 久美、今井 伸一、中田 章史、立浪 良介、佐藤 隆司 薬物治療の実際を学ぶために、内分泌代謝疾患を例に病態の把握と治療薬の薬理作用を理解す る。 1. 2. 一般目標 3. (GIO) 4. 内分泌代謝疾患の特徴的症状から、その病態を説明できる。 市販の血糖値測定器を用いて自己血糖値を測定し、その使用方法を修得する。 自己血糖値測定を行ない、食事による血糖値の変動と恒常性を理解する。 内分泌代謝疾患の代表的な治療薬に関する製剤、薬理作用、機序、動態及び副作用につ いて理解する。 1. 代表的な単糖および多糖を列挙し、その糖の代謝経路について説明できる。(独自) 2. 糖代謝に関与するホルモンとその作用機序を説明できる。 3. 正しい検体採取方法を行い、尿検査を実施できる。 (技能・態度:独自) 4. 市販の自己血糖測定器の使用方法を説明できる。(技能・態度:独自) 到達目標 5. 糖尿病の病態を血液検査値から説明できる。(独自) (SBO) 6. 糖尿病の代表的治療薬を列挙し、その薬理作用を説明できる。 7.目的、場所、相手に応じた、わかりやすい説明ができる。(技能:独自) 8.自己学修の内容を適切な資料として作成できる。(技能:独自) 区 分 項 目 1. 内分泌代謝疾患(1) 1 (2 日間、2 講) 1. 内分泌代謝疾患(2) 2 (2 日間、3 講) 1. 内分泌代謝疾患(3) 3 (3 日間、6 講) 1. 内分泌代謝疾患(4) 4 (2 日間、3 講) テキスト 北海道薬科大学 授 業 内 容 1. 糖質の分類 2. エネルギー産生 3. 糖代謝異常 (対応 SBO 1,2,7,8) 1. インフォームドコンセント 2. 尿検査 3. 血糖値測定検査 (対応 SBO 3,4,5,7,8) 1. 内分泌代謝疾患発症機序 2. 内分泌代謝疾患の症状 3. 内分泌代謝疾患の合併症 (対応 SBO 5,7,8) 1. 内分泌代謝疾患治療薬 2. 薬理作用 3. インスリン製剤 (対応 SBO 3,5,6,7,8) 実習Ⅳ 実習書 参考書 堅田利明 他編「New 生化学(第 2 版)」(廣川書店) ヴォート著 田宮信雄 他訳「ヴォート生化学(上・下)(第 3 版)」(東京化学同人) 林 秀徳 他編「薬学で学ぶ病態生化学」(朝倉書店) 藤井達三 他編「臨床例より見る病態生化学(第 2 版)」(廣川書店) 田中千賀子 他著「NEW 薬理学(改訂第 6 版)」(南江堂) 評 ミニテスト(20%)、学修態度(教員の観察に基づく評価(30%))、ポートフォリオ(20%)、コ ミュニケーション力(教員の観察に基づく評価(15%))、ピア評価(無記名アンケート方式を活 用した学生間相互評価(15%))により評価する。 価 桜井 教員室:B406、メールアドレス:ks51(at)hokuyakudai.ac.jp 佐藤久 教員室:B407、メールアドレス:kumi(at)hokuyakudai.ac.jp 科目担当者 との連絡 今井 教員室:B412、メールアドレス:imai-s(at)hokuyakudai.ac.jp 中田 教員室:B416、メールアドレス:nakata_a(at)hokuyakudai.ac.jp 立浪 教員室:B116、メールアドレス:tatunami(at)hokuyakudai.ac.jp 佐藤隆 教員室:B415、メールアドレス:tsatoh(at)hokuyakudai.ac.jp *(at)は@に置き換えてください。 事前学修・ 事後学修 関連科目 Ⅱ 2. 不明な内容や語句を参考書で調べること。 3. 実習後に完成した資料を見返し、問題点や不明瞭な項目を確認して理解すること。 生化学Ⅰ、生化学Ⅱ、生化学Ⅲ、病態生化学Ⅰ、機能形態学Ⅰ、機能形態学Ⅱ、薬理学Ⅰ、 薬理学Ⅱ、免疫学、薬物治療学Ⅰ 循環器疾患実習 担当者 授業概要 一般目標 (GIO) 到達目標 (SBOs) 区 1. シナリオを熟読しておくこと。 分 加納 誠一朗、高橋 淳、丁野 純男、高栗 郷、渡部 智希、佐藤 恵亮 薬物治療の実際を学ぶため、循環器疾患を例に病態を把握し、治療薬の薬理作用を理解する。 1. 2. 3. 4. 主な循環器疾患を挙げ、その病態を理解する。 バイタルサインの測定法を修得する。 運動負荷によるバイタルサインの変化を記録し評価する。 循環器疾患の代表的な治療薬の作用点、作用機序、副作用について説明できる。 1. 循環器系の構造と機能を説明できる。 2. 循環器疾患別に病態生理を説明できる。 3. 循環器疾患関連因子を特定し説明できる。 4. 循環器疾患別に治療薬を列挙できる。 5. 循環器疾患治療薬の薬理作用(作用点・作用機序)を説明できる。 6. 循環器疾患治療薬の副作用および相互作用を説明できる。 7. 目的、場所、相手に応じた、わかりやすい説明ができる。(技能:独自) 8.自己学修の内容を適切な資料として作成できる。(技能:独自) 項 目 授 業 内 容 1. 循環機能検査の基礎 (4 日間、5 講) 1. 心臓の構造と機能 2. 循環機能検査法と基準値 3. インフォームドコンセントの実践 4. 血圧・心電図・心拍数・呼吸数の測定 5. BMI・体脂肪率の測定、 6. 運動負荷検査法 (対応 SBO 1,2,3,7,8) 2 1. 循環器疾患の病態 (3 日間、5 講) 1. 不整脈 2. 心不全 3. 虚血性心疾患 4. 高血圧 (対応 SBO 2,3,7,8) 3 1. 循環器疾患治療法 (2 日間、4 講) 1. 治療対象となる疾患の把握 2. 循環器疾患治療法 3. 循環器疾患治療薬の薬理作用および相互作用 (対応 SBO 4,5,6,7,8) 1 テキスト 北海道薬科大学 実習Ⅳ 実習書 参考書 堅田利明 他編「New 生化学(第 2 版)」(廣川書店) ヴォート著 田宮信雄 他訳「ヴォート生化学(上・下)(第 3 版)」(東京化学同人) 林 修徳 他編「薬学で学ぶ病態生化学」(朝倉書店) 藤井達三 他編「臨床例より見る病態生化学(第 2 版)」(廣川書店) 田中千賀子 他著「NEW 薬理学(改訂第 6 版)」(南江堂) 評 ミニテスト(20%)、学修態度(教員の観察に基づく評価(30%))、ポートフォリオ(20%)、コ ミュニケーション力(教員の観察に基づく評価(15%))、ピア評価(無記名アンケート方式を活 用した学生間相互評価(15%))により評価する。 価 加納 教員室:B410、メールアドレス:kanousi(at)hokuyakudai.ac.jp 高橋淳 教員室:B206、メールアドレス:tkiyoshi(at)hokuyakudai.ac.jp 科目担当者 との連絡 丁野 教員室:B408、メールアドレス:s-chono(at)hokuyakudai.ac.jp 高栗 教員室:B412、メールアドレス:takira(at)hokuyakudai.ac.jp 渡部 教員室:B515、メールアドレス:tomo(at)hokuyakudai.ac.jp 佐藤恵 教員室:B116、メールアドレス:sato-k(at)hokuyakudai.ac.jp *(at)は@に置き換えてください。 事前学修・ 事後学修 1. シナリオを熟読しておくこと。 2. 不明な内容や語句を参考書で調べること。 3. 実習後に完成した資料を見返し、問題点や不明瞭な項目を確認して理解すること。 関連科目 生化学Ⅰ、生化学Ⅱ、生化学Ⅲ、病態生化学Ⅰ、機能形態学Ⅰ、機能形態学Ⅱ、薬理学Ⅰ、 薬理学Ⅱ、免疫学、薬物治療学Ⅰ 成績評価 1. 大区分Ⅰ、Ⅱの各評価(50%)により総合的に評価する。 備 考 1. 実習内容を理解するため、参考図書を貸し出す。 2. 理解度を認識するためポートフォリオを作成する。
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