D010:素数と平方数の奇妙な関係

素数と平方数の奇妙な関係
右表は 3 以上の素数を 2 つの平方数の和として表したもので
3=
3
ある。ただしそのように表せないものは空欄にしてある。すると、
5=1+4
1
空欄になっている素数は「4 で割ると 3 余る数」であることに
7=
3
気づく。これは偶然だろうか?
11=
3
13=4+9
1
17=1+16
1
19=
3
23=
3
29=4+25
1
31=
3
37=1+36
1
41=16+25
1
43=
3
47=
3
53=4+49
1
59=
3
61=25+36
1
67=
3
(ⅰ)1 と (𝑝 − 1) の 2 元はペアの相手がいない(自分自身)
71=
3
(ⅱ)その他の元にはすべてペアの相手がある
73=9+64
1
79=
3
83=
3
89=25+49
1
(6)𝑝 を 4 で割った余りが 1 であるならば、𝑁 の中で
97=16+81
1
𝑖 2 ≡ −1 となる元 𝑖 が存在することを示せ。
101=1+100
1
103=
3
107=
3
(7)元 𝑖 に対し (𝑥 + 𝑦𝑖) が 𝑝 の倍数となるような整数 𝑥, 𝑦
109=9+100
1
(0 ≦ 𝑥 < √𝑝,0 ≦ 𝑦 < √𝑝 )が存在することを示せ。
113=49+64
1
127=
3
131=
3
137=16+121
1
(1)𝑝 を 3 以上の素数とする。𝑝 を 4 で割った余りが 3 ならば
𝑝 = 𝑥2 + 𝑦2
をみたす整数 𝑥, 𝑦 は存在しないことを示せ。
(2)𝑝 の倍数ではない整数 𝑎 に対し、(𝑝 − 1) 個の整数
𝑎,2𝑎,3𝑎,・・・(𝑝 − 1)𝑎
を 𝑝 で割った余りはすべて異なることを示せ。
(3)集合 𝑁 = {1, 2, 3・・・(𝑝 − 1)}
とする。
𝑁 に属する任意の整数 𝑎 に対し、𝑛𝑎 ≡ 1 (mod 𝑝)
となる整数 𝑛 が 𝑁 の中にただ 1 つ存在することを示せ。
(4)任意の 𝑎 ∈ 𝑁 に対し 𝑛𝑎 ≡ 1 となる 𝑛 ∈ 𝑁 をペアとみなす。
このとき以下の(ⅰ)
(ⅱ)を証明せよ。
(5)(𝑝 − 1) ! ≡ −1 を示せ。
例) 𝑝 = 13 のとき 52 = 25 ≡ −1 (mod 13) よって 𝑖 = 5
(8)𝑝 を 4 で割った余りが 1 ならば 𝑥 2 + 𝑦 2 = 𝑝 となる整数
𝑥, 𝑦 が存在することを示し、冒頭の疑問に答えよ。