伊達市デジタル防災行政無線施設(同報系)整備事業 説 明 書

伊達市デジタル防災行政無線施設(同報系)整備事業
説
明
書
平成27年4月
伊
達
市
1.事業の概要
(1) 事業名
伊達市デジタル防災行政無線施設(同報系)整備事業
(2) 事業内容
災害発生時における情報を迅速かつ確実に伝達する目的として、消防アナログ波で運用で
きなくなる消防団招集用の無線サイレン吹鳴装置 11 基について、デジタル方式の防災行政
無線(同報系)として整備を次のとおり行うものである。詳細については、別添の「要求水準
書」のとおりとする。
ア 親機設備
伊達市役所内に設置
イ 遠隔制御装置
西胆振消防組合伊達消防署内に設置
ウ 屋外拡声子局 11 局
既存の消防サイレン吹鳴装置設置箇所に設置、うち1局は新設した上で必要な既存設備
を移設
エ 簡易中継局 1局
オ 既存設備の不要となる部分の撤去及び処分
カ 要求水準書に記載されていないその他技術提案
(3) 事業費
149,152 千円(消費税等相当額を含む)
(4) 事業期間
事業期間は、以下のとおり予定している。
契約締結の日 ~ 平成 28 年3月 15 日(火)
(5) 事業実施上の要件
本事業の設計、製作及び施工については、次に掲げる法令等を準拠したものとする。
ア 電波法及び同法関係規則
イ 有線電気通信法及び同法関係規則
ウ 電気通信事業法及び関係規則、告示
エ 公共建築工事標準仕様書(電気工事編)
(国土交通省大臣官房官庁営繕部監修)
オ 電気設備工事共通仕様書(国土交通省大臣官房営繕部監修)
カ (社)電波産業会市町村デジタル同報通信システム標準規格
(ARIB STD-T86
3.0)
キ 電気設備技術基準
ク 建築基準法及びこれに基づく政令、省令等
ケ 日本工業規格(JIS)
、日本電機工業会基準(JEM)
、日本技術標準規格(JES)
コ その他関係法令、告示等及び伊達市が定める関係条例、規則
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2.参加資格の条件
参加者は、各々次に掲げる要件をすべて満たした者とする。
(1) 地方自治法施行令第 167 条の4の規定に該当しないものであること。
(2) 平成 27・28 年度競争入札参加資格者名簿において、電気通信工事業として登録されてい
る者。
(3) 建設業法第 15 条の電気通信工事にかかる特定建設業の許可を得ており、かつ最新の経営
審査事項結果の電気通信工事の総合評価点が 1,200 点以上であること。
(4) 建設業法第 26 条の主任技術者(必要に応じ監理技術者(電気通信工事)
)を専任で配置で
きること。なお、当該配置する技術者は、本参加資格確認申請のあった日において3カ月以
上の直接的かつ恒常的な雇用関係にあること。
(5) 伊達市又は北海道からの指名停止の措置を受けている期間中でないこと。
(6) デジタル防災行政無線施設(同報系)の機器製造業者又は同製造業者の関係する会社(会
社法第2条第3号及び4号に規定)であること。なお、参加にあたり、同一の機器製造業者
又は同製造業者の資本関係にある会社より1社のみの参加とすること。(複数社の参加は認
められない)
(7) 無線局免許状を総務大臣より直接交付されていて、無線施設の電波伝搬調査に使用する実
験局を有していること。
(8) 電波法(昭和 25 年法律第 131 号)第 24 条の2第 1 項による点検事業者(登録点検事業者の
資格を有するもの)の登録を受けていること。
(9) 会社更生法(昭和 27 年法律第 172 号)、民事再生法(平成 11 年法律第 255 号)に基づき、
更生手続き開始・再生手続き開始の申立がなされている者でないこと。
(10)過去5年間において、単独で同種工事の実績を有すること。同種工事とは、市町村デジタ
ル同報通信システムを元請として完成・引渡しをした施工実績とし、財団法人日本建設情報
総合センターの工事実績情報システム(CORINS)に登録されたものに限ること。
3.参加資格の喪失
参加表明書を提出した者が、次の各号のいずれかに該当したときは、参加資格を喪出するも
のとする。
(1) 本手続きにおいて提出した書類等に虚偽の記載をし、その他不正な行為をしたとき。
(2) 本手続きの期間中に、
「2.参加資格の条件」に該当しなくなったとき。
4.提出書類
(1) 参加表明
当該プロポーザルに参加を希望する者は、次のとおり書類を提出願います。
ア 提出書類
① 参加表明書【第1号様式】
② 参加資格確認書【第2号様式】
③ 会社概要書【第3号様式】
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④ デジタル同報系防災行政無線整備実績書【第4号様式】
(北海道内の地方公共団体において、過去5年以内に完成した同種工事の実績を5件
まで記載すること。なお、これを証明する契約書の写しを添付すること。
)
⑤ 直近の経営事項審査通知書の写し
⑥ 建設業の許可書の写し
⑦ デジタル同報系実験局免許状の写し
⑧ 登録点検事業者登録証の写し
⑨ 配置予定の監理技術者の職歴証及び資格者証の写し
イ 提出期限
平成 27 年4月 24 日(金曜日)午後5時まで(必着)
ウ 提出方法
持参提出のみとする。
(2) 質問書の受付及び回答
参加表明書を提出した者は、次のとおり質問することができる。
ア 提出書類
様式は任意とするが、質問対象の引用文及び質問内容を簡潔かつ具体的に記載してのこ
と。
イ 提出期限
平成 27 年4月 28 日(火曜日)午後5時まで(必着)
ウ 提出方法
持参、郵送及び電子メールとする。電子メールの場合は着信を必ず確認することとし、
件名を「伊達市デジタル防災行政無線施設(同報系)整備に係る質問」、質問書を添付ファ
イルとして送信すること。
なお、電話や来訪による口頭での質問や期限を過ぎた質問は受け付けません
エ 回答等
質問に対しては、平成 27 年5月1日(金曜日)までに、随時伊達市ホームページ上で公
表します。
なお、質問事項が重複しているものは、本市が整理して回答します。
また、回答にあたっては、質問者名は公表せず、意見表明等、本件の趣旨からかけ離れ
ているものへの回答は行いません。
(3) 提案書の提出
本事業への提案参加が認められた者は、以下の要領で提案書を作成し提出するものとする。
ア 提出書類
① 提案書
② 見積内訳書(任意様式)
イ 提出期間
平成 27 年4月 27 日(月曜日)から平成 27 年5月 13 日(水曜日)までの平日
午前9時から午後5時まで(時間厳守)
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ウ 作成上の留意点
① 提案書は、A4版、用紙縦置き、横書き両面印刷、左綴じで製本するものとする。
(図
面はA3版まで可、その際はA4版サイズに折り込み)
② 提案書は、
「(4) 提案を求める事項」に掲げる項目ごとに合計 20 ページ以内にて簡潔
に記載するものとする(表紙、目次はページ数に含まないものとする)。なお、文字の大
きさは、原則として 10 ポイント以上とする。
③ 提案書等の提出書類については、会社名の記載を削除すること。ただし、正本につい
ては、会社名・代表者名を記載の上、押印すること。
④ 提案書の表紙には、あて先「伊達市長」、タイトル「伊達市デジタル防災行政無線施設
(同報系)整備業務」
、提出年月日を記載するものとする。
⑤ 見積内訳書は、各業務項目を記載し作成するものとする。
エ 提出部数
提出部数は、正本各1部、副本各 10 部、データ1部(提案書一式を PDF ファイルにし、
CDで提出する。
)
オ 提出方法
持参提出のみとする。
カ その他
① 本提案の作成に要した費用、応募に要した経費については、提案者の負担とする。
② 提出された提案書等については、提出後の差替、変更、削除等をすることはできませ
ん。また、提出された提案書は返却いたしません。
(4) 提案を求める事項
ア 構築方針体制
業務方針、実施体制、実施計画、個人情報保護体制等
イ 提案システム
無線回線、機器等の性能、操作性、先進機能等
ウ 無線室
現在のアナログ防災行政無線施設(同報系)
・J-ALERT等の防災情報機器について
の最適な配置に係る提案
エ 施工計画
施工計画及び体制に係る提案
オ 技術提案
設計・施工監理・工事・運用に係る提案
カ 保守提案
定期点検・障害時対応等のサービスレベルに係る提案及び保守見積の提出(平成
28(2016)年度~平成 37(2025)年度の 10 年間(導入後1年間の無償瑕疵期間を含む)に
おいて、提案者が示したサービスレベル内容及び法定費用、通信回線料、使用電気料金等
について算出すること。
)
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キ 地元業者の活用
アからカまでの事項について、地元業者等の積極的な活用に配慮した提案
ク 事業費見積書の提出
別添の「要求水準書」に示した範囲で、事業費見積を作成すること。仕様等にない応募
業者が提案した追加機能や提案工事など、
「技術提案」の提案内容に基づき、関連費用も含
めて算出すること。また、極力詳細に項目(品目)を洗い出し、その数量・単価も示すこ
と。見積書には、消費税は含まないこととする。
5.選考方法
提案書の提出者で、提案書の記述が要件を満たしている者の中から、次のとおりプレゼンテ
ーションを実施します。
(1) 開催日時及び開催場所
平成 27 年5月下旬を予定(詳細については、別途通知します。)
(2) プレゼンテーション内容
提出された提案書の内容を具体的に説明することを主とし、必要に応じて捕捉するものと
します。なお、プレゼンテーションは1社あたり 15 分以内(準備及び説明を含む)
、質疑 10
分程度とします。提案書及びプレゼンテーションの内容、見積金額等について総合的に選考
し、最優秀者を決定します。
(3) 注意事項
① 提案書のプレゼンテーションの順番は、本市において決定するものとし、出席者は各社
3名以内とします。
② 審査当日は、プロジェクター及びスクリーンのみ本市が準備します。パソコン、その他
説明に機器等が必要な場合は、参加者が用意して下さい。
③ 機器の設置はプレゼンテーション開始時間までに行うこととし、開始時間を過ぎた場合
は、所要時間に含めることとします。
④ 提出した提案書の内容と著しく異なるプレゼンテーションは認めません。
⑤ 指定した時間に遅れた場合は、失格となる場合があります。
6.選考結果通知
選考結果は、参加者全員に通知します。
7.契約に関する事項
(1) 契約方法
① 選定された最優秀者と本件業務における契約の締結交渉を行います。
② ①の結果、契約締結の合意に至らなかった場合又は最優秀者の提案において虚偽の記載、
不正及び違反が認められる場合は無効とすることとし、次点の提案者を契約の締結交渉を
行います。
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(2) 契約書
伊達市契約に関する規則による。
8.その他留意事項
(1) 本提案に要する一切の費用については、参加者の負担とします。
(2) 参加者は業務の遂行上知り得た内容は他人に漏らさないでください。
(3) 担当者の連絡先を必ず明記して下さい。
(4) 提出書類は、返還しません。
(5) 提出されたプロポーザル提案書は、参加者に無断で本件以外に使用しません。
(6) 提出期限後の問い合わせ、書類の追加・修正には応じません。
(7) 提出されたプロポーザル提案書は、審査に必要な範囲において複製することがあります。
(8) 選考の段階で提案の虚偽、不正及び違反が認められた提案者は、直ちに失格とします。
(9) プロポーザル提案書の審査経過については一切公開しません。また、審査結果に対しての
異議申し立ては一切認めません。
(10) 参加表明書、資料、プロポーザル提案書等に虚偽の記載をした場合においては、入札等に
係る指名停止措置を行なうことがあります。
9.スケジュール
(1) 平成27年4月14日(火)
募集公告
(2) 平成27年4月22日(水)まで
募集要領配布期間
(3) 平成27年4月24日(金)まで
参加表明書提出期間
(4) 平成27年4月28日(火)まで
質問期間
(5) 平成27年5月1日(金)まで
質問書回答
(6) 平成27年4月27日(月)から
平成27年5月13日(水)まで
提案書提出期間
(7) 平成27年5月下旬(別途通知)
プロポーザル・事業者選定
(8) 平成27年6月上旬
選定結果通知
10.本事業に係る実施要領の配付、問合わせ、提出先
〒052-0024
北海道伊達市鹿島町 20 番地1
伊達市総務部総務課危機管理室
TEL:0142-23-3331 内線 465
FAX:0142-23-4414
E-Mai:bousai@city.date.hokkaido.jp(@は半角に書き換えて下さい。
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