1 大崎市公式ウェブサイトリニューアル事業公募型プロポーザル実施要領

大崎市公式ウェブサイトリニューアル事業公募型プロポーザル実施要領
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業務概要
件名
大崎市公式ウェブサイトリニューアル事業
業務の目的
平成18年度の市ウェブサイト開設から7年が経過し,ウェブを取り巻く環境が大きく変
化するなかで,ウェブサイト全体の構成や個々のページ等の内容の見直しが必要と考えら
れる。また,ページの掲載管理(公開時期,公開期間,更新,削除など)が煩雑なことも
あり,改善が必要となっている。
さらに,ウェブアクセシビリティ規格の改定,スマートフォンやタブレットといった新
たなデバイスの浸透,災害時においても情報を提供できるシステムのニーズの高まり,標
的型攻撃等へのセキュリティの必要性等,これらの変化に対する対応が求められている。
ウェブサイトのリニューアルに合わせて,コンテンツ管理システム(以下「CMS」と
いう。
)を導入し,上記に係る改善や対応を行い,変化に対応できる体制を構築する。
業務内容
(1)トップページ等のリニューアル
(2)CMSの導入
(3)既設ウェブページのデータ移行
(4)サーバ及びウェブページデータの庁外設置
(5)サーバ及びCMSの保守管理
(6)セキュリティ対応
(7)職員向けCMS操作研修
(8)ウェブページ作成に係るマニュアル及びガイドラインの作成
(9)その他ウェブサイトリニューアルに伴う総合的なコンサルティング
業務期間
契約締結日の翌日から平成 27 年 3 月 31 日まで
予算等
市ウェブサイトリニューアル委託料 11,414 千円(委託料)
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プロポーザル方式採用理由
プロポーザル方式採用の理由
ウェブサイト全体のデザインについて,複数の業者からデザイン提案を受け,比較検討
する必要がある。
また,自治体ウェブサイトとして,ウェブアクセシビリティ(ウェブサイトのバリアフ
リー)への対応を求められている。ウェブアクセシビリティへの対応により,高齢者や障
害者も利用しやすいウェブサイトとすることができるため,その知識に精通した業者を比
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較検討する必要がある。
その他,各ウェブページの管理のため,CMSの導入が必要となるが,CMSの機能や
操作性,保守,運用・管理体制は事業者ごとに異なるため,比較検討する必要がある。
以上のことから,プロポーザル方式を採用し,複数の事業者から提案を受け,新しいウ
ェブサイトの構築を図る。
得られる効果
事業者ごとにCMSへの付加機能や操作性,ユーザビリティやアクセシビリティへの精
通度合等が異なる。そのため,複数事業者から提案を受ける中で,高機能で操作性に秀で
た,本市の求めるCMSを構築・管理できる事業者を選択することができると考える。
閲覧する側にとっては,欲する情報へスムーズに到達できる検索機能の充実や,高齢者
や障害者などのいわゆる情報弱者も含めた誰もが利用しやすいユーザビリティやアクセシ
ビリティの実現が期待される。また,情報を発信する側にとっては,特にシステム構成や
ユーザビリティ,アクセシビリティに精通することなく,手数の少ない簡単な操作によっ
てページを作成し,いち早く発信できるようになることが期待できる。
公式ウェブサイトとして,情報を閲覧する者,発信する者双方にとって,常に生きた情
報を受発信できる体制が構築できると考える。
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実施形式
公募型
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参加資格
必要な参加資格
(1)次のアからケまでのいずれにも該当しないものであること。なお資格要件確認のた
め,関係機関に照会する場合がある。
ア暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第 2 条
第 2 号に規定する暴力団をいう。以下同じ。
)
イ暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第 2
条第 6 号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。
)
ウ役員等が,暴力団員であると認められる法人又は個人
エ暴力団又は暴力団員が,その経営に実質的に関与している法人又は個人
オ役員等が,自己,自社若しくは第三者の不正な利益を図る目的又は第三者に損害を加え
る目的をもって,暴力団又は暴力団員を利用している法人又は個人
カ役員等が,暴力団又は暴力団員に対して,いかなる名義をもってするかを問わず,金銭,
物品その他財産上の利益を不当に提供し,又は便宜を供与するなど,直接的又は積極的
に暴力団の維持運営に協力し,又は関与している法人又は個人
キ役員等が,暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している法人又は個
人
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ク役員等が,暴力団又は暴力団員であることを知りながら不当な行為をするためにこれら
を利用している法人又は個人
ケアからクまでに定める者の依頼を受けて入札に参加しようとする法人等
(2)参加資格を有する者は,次に掲げるすべての要件を満たす者であること。
ア平成 26 年度大崎市入札参加者名簿に登録されている者で,電算業務のホームページ作成
に登録がある者であること。
イ大崎市公式ウェブサイトのリニューアルに当たり,総合的な企画力,技術力を有し当該
事業の実施を表明する企業であること。
ウプロポーザル参加表明書(以下「参加表明書」という。)の提出期限日から審査完了の日
までの期間において,大崎市競争入札参加登録事業者等指名停止要領(平成 18 年 3 月大
崎市告示第 23 号)に基づく指名停止を受けていないこと。
エ同一申請者が複数の申請を行っていないこと。
オ平成 21 年4月1日から公告日までの期間に国,県,市町村の公式ウェブサイトで,ウェ
ブサイトの構築又は再構築の実績又は契約実績があること。
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募集内容
募集方法
市公式ウェブサイトで公募
参加表明の受付
(1)提出書類
ア 参加表明書(様式 1 号)
イ 誓約書(様式 2 号)
ウ 業務実績報告書(様式 3 号)
エ 大崎市入札参加資格審査結果通知の写し
(2)申込期間
平成 26 年8月15日(金)午前9時~8月27日(水)午後5時まで
(3)提出方法
持参または郵送とする。
持参の場合,土日祝日を除き,各日午前 9 時から午後 5 時までを受付時間とする。なお,
郵送の場合,配達証明付書留郵便とし,提出期間内に必着することとする。配達証明付書
留郵便以外での郵送は受け付けない。
(4)提出場所
大崎市総務部秘書広報課広報広聴担当(大崎市役所本庁舎3階)
(5)提出部数
各1部
参加表明に係る質問の受付
(1)提出書類
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質問書(様式 4 号)
(2)受付期間
平成 26 年8月15日(金)午前9時~8月22日(金)午後5時まで
(3)提出方法
秘書広報課([email protected])あて電子メール
(4)回答方法
電子メールにて送信する。併せて大崎市公式ウェブサイトで随時公開する。
参加資格確認結果の通知
(1)通知期日
平成 26 年8月29日(金)
(2)審査方法
参加資格に沿って参加資格要件を確認する。
(3)通知方法
ア 郵送による通知(発送)とする。
イ 参加資格を満たしていることを確認した応募事業者については,参加資格確認の通知,
企画提案書の提出要請を送付する。
ウ 参加資格が認められなかった応募事業者に対しては,参加資格が認められなかったこと
及びその理由を書面により通知する。通知を受けた応募事業者は,書面によりその理由
について説明を求めることができることとする。
企画提案書の受付
(1)提出書類
ア 企画提案書(様式5号)
イ システム機能要件書(様式6号)
ウ 参考見積書(様式7号)
(2)提出期間
参加資格確認結果通知発送日の翌日午前9時から平成 26 年9月5日(金)午後 5 時まで
(3)提出方法
持参または郵送とする。
持参の場合,土日祝日を除き,各日午前 9 時から午後 5 時までを受付時間とする。なお,
郵送の場合,配達証明付書留郵便とし,提出期間内に必着することとする。配達証明付書
留郵便以外での郵送は受け付けない。
(4)提出場所
大崎市総務部秘書広報課広報広聴担当(大崎市役所本庁舎3階)
(5)提出部数
正1部,副 10 部,CD-R 又は DVD-R(Word,Excel,PDF データ形式にて)1枚とする。
なお,提出後の差替えは原則認めない。
企画提案書関係質問期限
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(1)提出書類
質問書
(2)受付期間
平成 26 年8月 15 日(金)~9月3日(水)午後5時まで
(3)提出方法
秘書広報課([email protected])あて電子メール
(4)回答方法
電子メールにて送信する。併せて大崎市公式ウェブサイトで随時公開する。
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審査概要
審査委員会
大崎市公式ウェブサイトリニューアル事業公募型プロポーザル選定委員会
審査内容
審査は審査委員会が行うものとする。
提案内容の評価及び価格の評価の2つの観点から審査を実施し,それぞれの評価を行う。
また,提案内容評価と価格評価を合計する「総合評価」方式を採用し,総合評価点の最も
高い事業者を最優秀提案者として選定する。
審査方法等
審査は一次審査及び二次審査を行うものとする。
一次審査について
参加資格を有する提案者からの企画提案書等を審査し,上位5者を特定する。
(1)システム機能要件の審査
提出されたシステム機能要件書について審査を行うこととする。
ア 審査対象
システム機能要件書
イ 一次審査の結果通知
一次審査の結果は,平成 26 年9月9日(火)の発送予定とする。
二次審査について
一次審査を通過した上位5者の企画提案書等について総合的に審査し,最も優れた提案
を行った者(以下「最優秀者」という),次点者をそれぞれ特定する。
なお,必要に応じて追加資料の提出要請及びヒアリング等を実施することとする。
(1)提案内容の審査
企画提案書等の提出書類のほか,提出書類の内容に基づくプレゼンテーションを行い,
審査を行うものとする。
ア 審査対象
企画提案書等の提出書類及びプレゼンテーション内容
イ 実施日時及び場所
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平成 26 年9月16日(火)
時間及び場所は一次審査通過者あて別途通知する。
ウ プレゼンテーションの方法
(ア)プレゼンテーションは 1 者につき 50 分(提案説明 35 分,選定委員から提案者への質
疑と応答 15 分)とし,出席者は,3名を上限とする。
(イ)プレゼンテーションで求める内容は,企画提案書等の説明,内容・表現を補足する
ための追加説明及び委員からの質疑に対する回答とする。また,当日の説明内容及び質疑
に対して回答した内容は,企画提案に含むものとする。
(ウ)説明用資料は PowerPoint 等で作成しパソコンを持ち込むものとする。プロジェクタ
ー(1 台),スクリーンについては事務局で用意する。この他の説明用資料を追加提出する
ことはできないものとする。また,説明用資料は,提出された企画提案書の内容を補足す
るものとすること。なお,提案するCMSやウェブサイトの構築イメージを使用しての説
明も可とする。ただし,CMSやウェブサイトの構築イメージを使用する際に,事務局で
インターネット環境の用意は行わない。
(2)採点の方法
提案内容の評価及び価格の評価の2つの観点から審査を実施し,それぞれを採点する。
提案内容評価と価格評価を合計する「総合評価」方式を採用し,総合評価点の最も高い事
業者を最優秀提案者として選定する。
(3)審査委員会が行う審査結果の通知
ア 審査の結果については,審査会終了の翌日から 10 日以内に,企画提案書審査対象とな
った事業者あて通知する。
イ 最優秀者を優先交渉権者とし契約の締結を行うものとする。ただし,最優秀者との間で
契約締結に至らなかった場合には,次点の事業者と契約締結を行う。
ウ 最優秀者に特定されなかった事業者に対しては,特定されなかったこと及びその理由
(非特定理由)を書面により通知する。通知を受けた事業者は書面により非特定理由につ
いての説明を求めることができるものとする。
(4)契約の締結
本市は優先交渉権者と大崎市契約規則(平成 18 年 3 月規則第 68 号)に基づき随意契約
を締結する。
なお,契約については,提案内容と本市の意向について優先交渉権者と協議調整を行っ
た上で締結する。
(5)失格事項
次のいずれかに該当する場合は,失格若しくは無効とする。
ア プロポーザル審査委員に直接又は間接を問わず接触を求めた場合
イ 審査の公平性の確保に影響を及ぼす行為があったと認められる場合
ウ 参加資格がないものによる場合
エ 提出書類に虚偽の記載をし,その他不正の行為をした場合
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オ 書類が不足している場合
カ 応募者が2つ以上の提案書を提出した場合
キ 応募者が他の応募者の代理をした場合
ク プレゼンテーションの指定した時間に遅れたもの,又は出席しなかった場合
ケ 事業費の上限金額を超えた見積書を提出した場合
コ 必須とされる条件に至らない場合
(ア) 実現不可能と思われる無理な記載があった場合
(イ) システムの動作環境を考慮しない機器提案の記載が認められた場合
サ その他,定める手続き,方法等を遵守しない場合
9 その他
その他
(1)本事業において使用する言語は日本語,通貨は日本円,単位は日本の標準時及び計
量法によるものとする。
(2)参加表明書がその提出期限までに到達しなかった場合及び企画提案書の提案者とし
て選定された旨の通知を受けなかった場合は,企画提案書の提出はできないものとする。
(3)提出された書類などは返却しない。
(4)応募に要するすべての費用は,応募事業者の負担とする。
(5)提出された書類は,提出者に無断で,参加資格の確認及び企画提案書の審査及びその
結果の公表以外の目的に使用しない。ただし大崎市情報公開条例(平成 19 年 3 月条例第 3
号)に基づき公開する場合がある。
(6)参加表明書及び企画提案書の提出期限後の提出,差替え,変更,再提出及び追加に
ついては認めない。
(7)企画提案書に記載された担当者等は,市長が特別の理由があると認めた場合を除き,
業務完了まで変更することはできないものとする。
(8)提出書類に虚偽の記載をし,その他不正な行為をした場合は,その者に対して指名
停止その他の措置を講じることがある。
(9)提案に含まれる特許権,実用新案権,意匠権及び商標権等の法令によって保護され
る第三者の権利の対象になっている物品,施工方法等を使用した結果生じた責任は,原則
としてその提案を行った参加事業者が負うものとする。
(10)本市が提供する資料は,応募に係る検討以外の目的で使用しないこと。
(11)その他,定めのない事項については,本市が別途定める手続きによるものとする。
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