研究室訪問をしましょう - 大学院情報システム学研究科

メディア = 情報を伝えるためのもの
研究室訪問をしましょう
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情報メディア
システム学専攻
「人間と情報システム」をテーマと
した専攻です。個人としての人間と
○ヒューマンインタフェース
○マルチモーダル
インタラクション
情報システムの関わりに関連
○マルチメディア
する様々な問題を研究対象
○五感情報処理
としています。
○ロボティクス・
メカトロニクス
○脳の情報処理
○エンターテインメント・
メディアアート
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人間情報学講座
阪口教授・佐藤(俊治)准教授
・饗庭助教・佐藤(好幸)助教
岩舘客員教授・比留間客員准教授
(NHK放送技術研究所)
人間の特性や仕組みの理解


ヒトとロボットは何が違うのか?
見る,聴く,触れる仕組みはどうなっているのか?
人間の特性に合わせたメディア技術の開発

世界最先端の映像・音響技術を学びたい,作りたい.
キーワード
• 錯視とコンピュータビジョン
• 知覚や行動のシミュレーション
• 心理実験,脳機能計測
• 音楽,楽器演奏,身体・運動スキル
• コンピュータグラフィックス,4K・8K映像技術
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視覚機能の画像修復への応用
網膜には「盲点」と呼ばれるところがあり,そこでは光
を感じることができない.
それでもヒトは盲点を意識せずに生活している.
これは盲点上の画像を脳細胞で補完しているのが原
因.
では,どのような仕組みで補完しているのか?
この仕組みを明らかにすることができた.
であれば,通常の「画像修復」にも有効であろう.
4
NHK放送技術研究所
映像合成技術の例
多視点映像にボールの軌跡を合成


18台のカメラを使用
ボールのカーブの様子を多視点で表示
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メディア = 情報を伝えるためのもの
既存のメディア↑では不十分
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情報メディア学講座
田野教授・橋山准教授
西10号館 339号室
人間の知的・創造的・感性的活動の支援


知的システム
人間中心システム
柔らかい知的処理による情報メディアの実現


ソフトコンピューティング
Computational Intelligence
人間の協調的活動の支援メディア


言語コミュニケーション活動
ユーザの認知特性・行動特性の理解
7
スケッチ支援
2D(漫画デザイナ)
2D+3D+実物大操作可能
ゲーム Mario
Skilled
Novice
ムービー
メディア = 情報を伝えるためのもの
メディア自身が,ヒトと対話的に情報発信するようにしたい
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対話型システム学講座
広田教授・野嶋准教授・
佐藤(俊樹)助教
栗原客員准教授(日立製作所)
山田客員准教授(日立製作所)
VR/ARによる次世代インタフェース
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


触覚インタラクション
視覚・触覚を通じた感覚情報提示
オーグメンテッド・スポーツ
アート,エンターテインメント
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PACPAC
Hairlytop Interface
偏光を利用した高速入力インタフェース
光駆動型柔軟触覚インタフェース
手モデルと操作
オーグメンテッド・スポーツ
バーチャルな手でリアルな操作
情報化時代の新しいスポーツ
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メディア = 情報を伝えるためのもの
メディア自身を賢く,知能的に.
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知能システム学講座
末廣教授
工藤准教授
冨沢助教
布施客員准教授(情報通信研究機構)
高山客員准教授(情報通信研究機構)
実環境で行動する知能システム



様々な環境で動くことの出来る自律
移動ロボット
生活支援のためにいろいろなものを
扱うロボット
生産のための知能ロボット
紐結びロボット
光地上局
光による衛星通信システム



レーザー光による宇宙通信
衛星通信の高機能化
衛星の精密軌道計測
開発中の超小型衛
星搭載光通信機器
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いろいろなロボットの実験ビデオ
折り紙ロボット(1’08”, 32倍速)
高齢者用四輪車椅子の安全支援 (38”)
柔軟物操作の基礎的な研究を折り紙を題
自律移動ロボットの技術が応用されていま
材に行っています.「折り紙公理」に基づい す.前方だけでなく,後方,内輪差,外輪
た汎用的な折り紙の実現を目指しています. 差にも対応しています.
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情報通信研究機構
宇宙通信システム研究室 布施客員准教授
高山客員准教授
レーザを使った衛星通信の実現へ向けた関連技術の研究
衛星を用いた空間光通信技術に関
連した要素技術の研究
光地上局
・小型衛星搭載光ターミナルの開発
・空間光通信技術
・コヒーレント光通信技術
衛星とのレーザ通信実験
・空間量子暗号通信技術
衛星の精密軌道計測に関する研究
・太陽系天文学:小惑星・彗星・衛星
などの太陽系小天体や惑星・準惑星な
どの観測的および理論的研究
質量:5kg
開発中の超小型衛
星搭載光通信機器
ビル間での量子鍵配信実験
・静止衛星の研究:衛星の軌道力学お
よび観測による軌道決定
メディア = 情報を伝えるためのもの
生体の情報処理機構を詳しく解明.
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生体情報システム学講座
中村教授・樫森教授
脳や神経細胞への実験的アプローチ


味覚や嗅覚のメカニズム
学習や記憶の分子メカニズム
シミュレーションによる生命現象の探求


モデル生物,ニューラルネットワーク
群知能や自己組織化のモデル
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魚の群行動のシミュレーション
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メディア = 情報を伝えるためのもの
ロボット,ヒトの運動解析に必要な制御を研究
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制御システム学講座
明准教授
制御システムの理論とその実現

ロボットによる人間の運動制御技能
宇宙システムの制御

人工衛星の制御設計
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ゴルフスイングロボット
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教育の特色:試作を通じて学ぶ演習
人間の特性

生体情報の計測と数値処理の実習
メディアコミュニケーション

ネットワークを介したユーザインタフェースの開発
メディア処理

画像処理と画像解析の基本的手法の実装
知能システム

ロボット制御に関する技術習得とプログラム演習
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メッセージ
「計算機」から「メディア」へ


メディアとしての情報システムの役割
計算機に閉じていないシステムの研究
人間を抜きに情報システムは語れない.


情報システムを通じて人間を見る.
人間を通じて情報システムを見る.
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メディア = 情報を伝えるためのもの
研究室訪問をしましょう
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