平成 27 年 3 月 31 日 平成 26 年度 県立大和東高等学校不祥事ゼロプログラム検証結果 県立大和東高等学校は、不祥事の発生をゼロにすることを目的として策定した「平成 26 年度不祥事ゼロプ ログラム」に基づき、次のような活動を行った。 1 平成 26 年度不祥事ゼロプログラムの重点目標 ① 不適切な経理処理の防止 ② 個人情報等管理・情報セキュリティ対策 ③ セクハラ・わいせつ、体罰・不適切指導の防止 ④ 業務執行体制の適正化 ⑤ 交通事故、酒酔い・酒気帯び運転、公務外非行の防止 ⑥ 不祥事防止の取組に関する検証 2 平成 26 年度不祥事ゼロプログラムに基づき取り組んだ内容 月 4月 取組の主なテーマ ①不適切な経理処理の防止 具体的内容 ・私費会計の適切な処理に係る研修 ①会計担当者会 実施日 ①4/4 評 価 A ・定期試験における事故防止と生徒個人 ②事故防止会議 ②5/20 A 情報の取扱に係る研修 ・セクハラ防止及び公務外非行防止 ③事故防止会議 ③6/4 6月 A など公務員倫理に係る研修 ・体罰防止研修ツールを用いたワークシ ③セクハラ・わいせつ、体罰・ ョップ研修 ③事故防止会議 ③7/17 A 不適切指導の防止 ・長期休業中の部活動指導における事 7月 故防止に係る研修 ⑥チェックシート提出 ⑥7/17 A ⑥総合検証 ・不祥事防止チェックシートの実施 ②個人情報等管理・情報セキ ・電子情報の取扱いに係る研修係る ④事故防止会議 ④8/29 A 8月 ュリティ対策 ・成績処理に係る研修 ④業務執行体制の適正化 ・調査書発行にともなう事故防止に ④事故防止会議 ④9/18 A 9月 係る研修 ⑤交通事故、酒酔い・酒気帯 ・交通事故防止と公務外非行など公務員 ⑤事故防止会議 ⑤10/16 A 10 月 び運転、公務外非行の防止 としての意識向上にかかわる研修 ○第 1 回検証 ○第 1 回検証 ③セクハラ・わいせつ、体罰・ ・いじめ、ハラスメントに関する人権研修 ③人権研修会 ③11/19 A 11 月 不適切指導の防止 ⑤交通事故、酒酔い・酒気帯 ・飲酒運転・交通事故防止に係る研修 ⑤事故防止会議 ⑤12/19 A 12 月 び運転、公務外非行の防止 ・不祥事防止チェックシートの実施 ⑥チェックシート提出 ⑥12/19 A ⑥総合検証 ・入選業務における事故不祥事防止に ④業務執行体制の適正化 ④入選ワーキング ④1/13 A 1月 係る研修 ・入選業務における事故、不祥事防止に ④業務執行体制の適正化 ④事故防止会議 ④2/12 A 2月 係る研修 ・今年度の取組の検証及び次年度の取 ⑥事故防止会議 ⑥3/23 A ⑥総合検証 組についての協議 3月 ⑥チェックシート提出 ⑥3/23 A ・不祥事防止セルフチェックの実施 ※評価 A:十分な成果があった B:まあ成果があった C:あまり成果がなかった D:成果がなかった 5月 ②個人情報等管理・情報セキ ュリティ対策 ③セクハラ・わいせつ、体 罰・不適切指導の防止 形式 1 3 平成 26 年度の取組の検証と今後の課題 (1)平成 26 年度の取組の検証 本校ではこれまで、不祥事ゼロプログラムの計画的運営を推進しつつ、定例職員会議等に併せ事故防止 会議(または事故防止に係る指示連絡)を設定し、事故防止意識の持続と向上に努めてきた。また、日常的 にきめ細かく注意喚起及び指導を行い、個人情報取扱い・私費会計、現金管理、業務執行体制等について、 職員自らの問題として受け止めさせ、事故・不祥事の防止に努めてきた。 今年度の取組では、これまでの取組を継承して、タイムリーな問題をテーマとして、教職員一人ひとり の危機意識を高め、更なる意識向上と適正な取組みを促すことができたと考えられる。 不祥事ゼロプログラムへの取組は事故・不祥事の防止に努めるため本来学校全体で取り組むべきもので、 今年度は関係職員だけの研修にとどまることなく、学校の抱える課題を全員で共有するよう心がけてきた。 その結果、さまざまな研修会等が企画された。今後はこの取り組みをさらに進め、事故・不祥事の防止に 取組んでいきたい。 (2)平成 27 年度不祥事ゼロプログラム策定に向けての課題 ①引き続き、事故防止会議及び事故防止研修会の計画的運営を推進する。 把握された課題解決への取組みを目標に盛り込み、「大和東高等学校不祥事ゼロプログラム」を策定、 事故・不祥事防止のための校内体制の整備向上を推進する。 ②私費会計基準に対応し、私費会計の適正な取扱いや業者選定手順の徹底を図る。 県の私費会計基準の改定を受け、全員体制の研修会を実施し、私費会計の適正な管理・運用体制の整 備と充実を図る。 ③個人情報の保護について、職員の意識を高めていく。 4 その他 ○校長意見 本校における不祥事防止の取組は定着し、事故防止会議、研修会、学期末に全員で実施するセルフ チェックシート等によって、職員が相互に注意し合えるような風通しの良い職場環境が整備されてき た。また、教職員の綱紀の保持については、校長としても職員会議の冒頭や事故防止会議、各種研修 会等機会を捉えて、教職員一人ひとりが自らの問題として捉え、法令遵守と服務規律の確保を徹底す るよう指導してきた。 今後も継続して不祥事防止ゼロプログラムに学校全体で取組み、事故・不祥事のない、県民から信 頼される学校を目指していきたい。 2
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