第 10 回 関 東 垂 水 会 ゴ ル フ コ ン ペ ・ 親 睦 会

生活情報
過失で済まない飲酒運転
シリーズ Vo l .8
アルコール 飲んだら乗らない!
ふるさとへのたより
年末年始は、忘年会や新年会などでお酒を飲む機会が増える時期。飲酒運転による交通事故も多くなるので注意が必要です。「ちょっと飲んだだけ
だから」「運転には自信があるから」などといって運転するのは大きな間違いです。平成14年中の交通死亡事故のうち、およそ1割は飲酒運転が原因。
交通事故に至らなくても、お酒を飲んで運転すること自体が重大な犯罪なのです。
●死亡事故の1割は飲酒が原因
平成14年に発生した交通死亡事故は7,324件。そのうち、1割以上
にあたる997件は、飲酒運転が原因です。また、飲酒運転による死亡
事故は夜間に多く、その割合は、昼間のおよそ4倍にも上ります。
こうした事故は、
「少しのお酒なら運転しても大丈夫」といった、
飲酒に対する認識の甘さから引き起こされることがほとんどで
す。
●日常的な“劇薬”アルコール
生活のさまざまな場面で親しまれているお酒。しかし、この酒類
に含まれるアルコールは、人体に強い影響を与える劇薬でもあり
ます。
アルコールは強い麻酔作用をもっており、摂取すると、脳の理性
と感情をコントロールする部分や運動をコントロールする部分を
麻痺させます。その結果、一時的に開放的な気分になったり、足元
がふらついたりするなど、体のコントロールが利きにくくなりま
す。 また、大量に摂取すると、急性アルコール中毒となり、意識が
なくなったり、場合によっては、死んでしまったりすることもあり
ます。
●酔いは後から回ってくる
アルコールの効果は、摂取後、1∼2時間でピークとなります。こ
のため、お酒を飲んだ直後は酔っていなくても、時間とともに酔い
が回ってきます。
こうした状態では、飛び出しなどに対するとっさの判断はもち
ろん、通常の運転にも大きな支障をきたします。
例えば、飲酒をしている人は、急な飛び出しなどに対する反応速
度が、飲酒していない人より、明らかに遅くなることが分かってい
ます。
「いま意識がはっきりしているから大丈夫」といった間違った認
識でハンドルを握ることは、違法であるだけでなく、悲惨な事故に
つながる危険もあるのです。
●危険運転は故意の行為
平成14年6月に道路交通法が改正され、
「酒気帯び」
「酒酔い」状態
での運転、いわゆる飲酒運転に対する罰則が強化されました。ま
た、飲酒運転や悪質な運転による死傷事故の増加に伴い、新たに
「危険運転致死傷罪」が創設されました。
これにより、飲酒や薬物などの影響、または重大な交通の危険を
生じさせる速度での運転などは、故意の危険運転行為とみなされ、
死傷事故を起こした場合は、従来の過失責任よりも重い罪に問わ
れることとなりました。
飲酒運転は、車を凶器に変える危険な行為です。運転者は、車に
乗っているときだけではなく、運転する前にも、自らの体調をしっ
かりと把握し、
「運転すること」すべてに責任をもつという意識を
徹底しましょう。
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「酒気帯び」
と「酒酔い」
「酒気帯び」とは、酒気を帯びた状態、すなわち身体にアルコールを保有する状態をいいます。酒気帯び運転は法律で全面的に禁止され、政令で定められた基準値(血液1mlにつき
0.3mgまたは呼気1mlにつき0.15mg)を超えた場合には処罰されます。一方、
「酒酔い」とは、一般に足がふらついたり、正常に言葉を話せないなど、アルコールの影響により正常
な運転ができないおそれがある状態をいい、酒酔い運転については、酒気帯び運転より厳しい刑罰が定められています。
■スタート前、霧の中でやっと撮れた記念写真
平成15年
交 通 事 故 発 生 状 況
B B 第
・ ・3
G B 位
坪 久水
内 保迫
軍 孝博
蔵 一光
10月31日現在( )内は昨年比
発生件数
死 者
傷 者
94(+3) 12,590(−444)
県
下 10,378(-132)
垂 水 市
88(-25)
2(+2)
115(−38)
中央地区
25
30
19
浜平地区
13
協和地区
12
10
11
13
牛根地区
1
7
柊原地区
11
1
16
24
新城地区
水之上地区
7
6
平成15年全国交通安全スローガン
■運転者向け
「パパやめて 脇見、携帯 飛ばし過ぎ」
■歩行者向け
「自転車も 飛ばせば怖い 暴走車」
柊原貝塚が物語るもの⑥ 発掘調査で調べる時代2
先月は、発掘調査で調べる時代について説明しました。今月は、
弁護士交通事故無料相談
必ず事前に相談所に申し込んでください。
日時 12月18日(木)午後1時∼3時30分
場所 交通事故相談所鹿屋支所(県鹿屋合庁内)
☎ 43−3121(内線218)
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Profile
具体的にどのような時代について調査するのか説明します。
日本では、主に次のような時代が発掘調査で調べる対象となりま
きゅうせっき
す。人間が道具を使い始めてから土器を使いはじめるまでの旧石器
じょうもん
時代(約12,000年前までの時代)、土器の使用を開始する縄文時代
(約12,000年前∼2,300年前)、稲の栽培が始まり、それにより身
やよい
■子ども向け
「じてんしゃも いちじていしで みぎひだり」
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人
会
長
分の差や争いが生まれる弥生時代(約2,300年前∼約1,700年前)、
おおきみ
ごうぞく
身分の差が大きくなり、大王や豪族とよばれる権力者が生まれる古
こふん
墳時代(約1,700年∼約1,300年前)。これらの時代について、発掘
調査を行います。
※年代に関しては、現在最も標準的なものです。今後研究が進む
と、訂正される可能性があります。
※写真は貝塚から出土した縄文時代の鹿の角
まごめ よしひで
馬籠 良英
東京都小平市在住
昭和25年6月28日生まれ
垂水市高城出身(今川原)
略歴
水之上中学校、高山高校建築科卒業
(有)幹建築設計事務所代表取締役
一級建築士・建築構造士・宅地建物取引主任者
東京都防災ボランティア(応急危険度判定員)
経験不足の若い人の為に成る専門書2冊共同出版
ほか現在専門書を共同執筆中
趣味
ゴルフ、射撃
■ひょうたん寿司で親睦を深め、会話がはずむ参加者
18
2003.12◆市報 たるみず