H26年度の不祥事防止ゼロプログラム検証結果について

H27.3.2
県立秦野養護学校
H26年度の不祥事防止ゼロプログラム検証結果について
番号
取組課題
行 動 計 画 重 点 目 標
①
交通事故事案や飲酒運転事案の情報を共有し、不祥事を起こさな
い職場環境作りを進める。
交通事故防止
・法令の遵守及び安全運転の実施
1 酒酔い・酒気帯び運転防 ・酒酔い・酒気帯び運転を未然に防止す
交通事故被害者又は被害者家族の方が講師となり、交通事故の悲
止
る
②
惨さ気持ちを知ることで交通安全の意識を高める。
2 私費会計
私費会計事故を未然に防止するととも
に、適正な会計処理を行う
① 学年費については、通帳保管を徹底する。
②
3 体罰・不適切指導
4 ハラスメント行為
人権尊重を進める
セクハラやいじめなど人権侵害行為を
未然に防止する。
良好な人間関係を築きお互いの人権を大切にするための基本的な
姿勢として「あいさつ」や「さん付け呼称」の大切さを啓発し、
①
職員一人ひとりが率先して「あいさつ運動」「さん付け呼称」を
定着する。
全教育活動において、児童・生徒を蔑むような言動を慎み、常に
児童・生徒の規範となるように、お互いを認め合い人を思いやる
②
ような言動に心がけることで、いじめ撲滅への教育環境づくりを
推進する。
担任間同士で心にかかることを互いに口に出し、感情に流されな
③
い指導ができる職場環境づくりを進める。
12月の部門検討のテーマにした。「飲酒運転などの事例」を資料とした。時季
柄、「酒酔い・飲酒運転」の予防意識につながった。
②
被害者又は家族で講師適任者がなく、秦野警察交通課の方に講師依頼した。飲酒を
はじめ危険運転防止と暴走族追放について講義していただいた。安全運転の意識向
上になった。今年度は、職員の交通事故はなく安全運転への意識が高まってきた。
①
4月早々に私費会計に携わる教員対象に私費取扱い説明会を実施した。9月から小口
現金制度導入に伴い、会計担当者に改善点を説明し適正処理の周知徹底を図った。
②
私費会計ファイルのダブルチェックは徹底してきた。ポイントカード使用禁止、立
替限度額の厳守など適正執行ができた。
①
「さん付け呼称」については、意識の広がりが見られるが、うっかり「ちゃん付
け」になる教職員も多かった。今後も「あいさつ運動」「さん付け呼称」を呼びか
けていく。
②
8月に教頭が講師となり「いじめ防止研修会」を開いた。いじめの歴史的経緯や
背景について学ぶ機会となり、いじめの早期発見と撲滅への環境作りにつながっ
た。
③
チームティーチングで指導にあたり意識の向上が見られ、丁寧な指導ができてい
る。引続き行動計画に載せ人権感覚と意識の啓発と向上を図っていきたい。
人権感覚を磨き、セクハラ・パワハラに関する意識を高め、お互
い気持ちよく働けるような職場環境づくりを進める。
①
児童・生徒および教職員対象の相談窓口を設置するなど防止に向けた環境を整え
た。相談ケースはなく、セクハラ・パワハラの抑止力となっている。
②
少人数による研修会を開き、不快に感じる「言葉掛け」を出し合
い具体的にセクハラ・パワハラを意識する機会とする。
②
7月に部門検討会を実施した。「セクハラ・わいせつ事案」の資料をもとに、セク
ハラが起きる環境や起こさない環境について学び、意識を高めることができた。
「いじめ」防止に関する研修会を開催し、早期発見・早期対応に
③
向けて啓発活動や相談体制の充実を図る。
③
8月に教頭が講師となり「いじめ防止研修会」を開いた。現代のいじめの特徴とし
て、携帯電話のSNSや傍観者の問題点が浮き彫りになり、携帯電話の使い方やリ
スクなどの学習の場の設定や、児童生徒へのいじめ予防に関する意識向上に取組む
必要性について共通認識がなされた研修会であった。
携帯電話によるトラブルや個人情報流出について情報提供して、
トラブル防止に向け意識向上を図る。
①
4月の不祥事防止全体研修会で、「電子メールによる不適切な連絡」を取り上げ
た。また、10月に「個人情報にまつわる事例」をとおした部門検討会を開いた。
個人情報流失や不適切なメールのやり取りなど注意を喚起し意識向上を図った。
②
8月と3月を個人情報整備月間として設定し、保存してあった文書や電子情報等を
廃棄(消去)処分する意識が定着してきた。
①
朝の職員打合せで報道事例を通して、意識啓発を図った。
個人情報の流出を未然に防止する。
公務外非行防止
(傷害、暴行、横領、
6 窃盗、詐欺、恐喝、麻 公務外非行を未然に防止する。
薬・覚せい剤など、器
物破損)
風通しの良い働きやす
い職場作り
職場環境の見直しを検討し、不祥事を
7
(気にかけ、声かけ、 起こさない職場環境を作る。
明るい職場作り)
8
①
①
①
5 個人情報保護
適正執行に徹するとともに、私費会計ファイルのダブルチェック
を行う。(ポイントカード使用禁止、立替限度額の厳守など)
検 証 結 果 児童生徒に係わる学校 ヒヤリハット情報を共有し、事故や不
事故防止
適切な指導を未然に防ぐ。
個人情報整備月間を設定し、紙媒体の資料や電子情報の保管場所
② の見直しや不要な情報を廃棄するなどの点検をし、保管環境を整
備する。
公務員の非行事例の情報を共有し、不祥事を起こさない職場環境
①
りを進める。
②
少人数による研修会を開き、事例をあげ犯行に及んだ心理などを
話合い、公務外非行防止に関して意識する機会とする。
②
6月には、神奈川県警からの「危険ドラッグ」に関するパンフレッドを取り上げ、
部門検討資料とした。危険ドラッグの悪害や関連事故事案を通して危険ドラッグの
恐ろしさを学ぶ機会となった。
①
5S+1A(清潔、整理、整頓、清掃、スマイルと挨拶)を心が
け明るい職場環境を作る。
①
行事等の機会を捉え、きれいな環境作りやあいさつの励行を呼びかけた。明るくコ
ミュニケーション豊かな職場であると感じている。
②
服務に関わる不祥事についての情報提供と研修を通し、法令遵守
への姿勢と適正な服務への意識を高める。
②
4月に初任者や転任者対象の服務に関する研修会を開いた。また、1月には日常点
検チェックポイントの振り返りで服務に関する話題を取り上げ、法令遵守への姿勢
と適正な服務への意識向上につながった。
③
お互い充分なコミュニケーションを図り、一人に業務が集中しな
い、悩まない、ストレスを貯めない職場環境作りを進める。
③
業務の見直しアンケートなど教職員の声を聞き大切にする姿勢は根付いてきた。書
式の見直しなど業務改善に活かした。より一層コミュニケーションができる職場環
境作りを推進していきたい。
①
ヒヤリハット、校内事故の情報は、朝の打合せで報告しあい注意
を喚起する。
①
校内事故に関してはヒヤリハットや対応のまずさなど部門会や朝の打合せで報告し
あい状況を共有し、注意喚起し未然に防ぐ手立てなどを確認した。
②
ケース会を通して、担任間や関係部署と共通認識に立った支援体
制を充実する。
②
9月に「学校事故防止」をテーマに学校事故ヒヤリハットなど取り上げ、事故防止
のための基本的な留意事項などを話し合い再確認する機会となった。
③
危険要因の情報を共有し、事故を防ぐため安全で迅速な対策・対
応を図り事故を未然に防ぐ職場環境作りを進める。
③
緊急時対応マニュアルなどを点検し、改善に取組んだ。特に頭部打撲に関しては、
すみやかに受診することを周知徹底した。