大澤 輝夫准教授 気象学を学んで洋上風力 発電の開発を支援! 由宇

海洋安全システム科学科
研究室 Close
Up
海洋・気象研究室(気象工学分野)
大澤 輝夫 准教授
気象学を学んで洋上風力
発電の開発を支援!
ます。
本研究室は、衛星リモートセンシング、海洋
が、身近に海・船というフィールドを持つ海事
環境、大気環境、気象工学を専門とする4名の
科学部の大きな特徴だと思います。空が好き、
気象学という基礎学問を応用して洋上風力
発電の開発支援へとつなげていく−気象学に
限らず、こうした実学的な研究をしやすい点
教員で構成される海洋・気象研究室の一分野
海が好きという皆さん、そして再生可能エネル
です。目下取り組んでいる研究テーマは、一言
ギーによる持続可能な社会を夢見る皆さん、
是非本研究室に来て一緒に研究しましょう!
で言えば「洋上風力発電の気象学的側面に関
する研究」です。洋上風力発電とは海上の強
最近の大型風車ではブレードの上端が水面
い風を利用して大型風車を回す発電方式で
高150m近くにもなりますが、そのような高高
すが、そこから得られる発電量には風況(どの
度の風速を把握することは更に難しくなりま
ような風が吹いているのか)が大きく関わって
す。本研究室がチャレンジしているのはこの難
きます。そこで、気象学の知識を活用して洋上
問です。最新の数値シミュレーション技術や新
風力発電の開発を支援したい!というのが本
しい人工衛星データの解析により、高精度な
研究室の掲げる夢であり目標です。
洋上風況推定手法の確立を目指しています。
しかし実のところ、海上の風況というのはわ
またブイに搭載された超音波風速計やドップ
からないことだらけです。地上と違って海上で
ラーライダー等の新しい観測技術を用いて、
は風を計測することすら難しいからです。特に
洋上風況特性の包括的な解明を目指してい
卒業生からのメッセージ
海事科学部で得られる幅広い知識と
深い専門性は社会で生かせる
高校3年生の時、
大学で何をしたいのか検討し、
見つけ出したのが海事科学部でした。
私は、
小さいころから天気に興味があ
り、
大学では気象を学びたいと思っていました。
海事科学部は気象の講義や研究室があることを知り、
受験を決意しました。
入学後、気象だけでなく、情報・力学・経済・心理・環境・エネルギー等、海を中心とした様々な分野について学ぶことが
できました。また、他大学や他学部では珍しい船舶実習等で協調性が養われたと思います。社会に出てからまだ数年です
が、異動等で全く異なる業務を行ったり、様々な人と協力して仕事を進めていく必要があります。海事科学部で幅広い分
由宇 弘樹 さん
気象庁東京管区気象台総務部業務課 勤務
2011年3月 海事科学部卒業
2013年3月 海事科学研究科博士課程前
期課程修了
野について学び、船舶実習等で仲間と協力した経験は、私にとって今、大いに役立っているのではないかと思います。
一方で、海事科学部では実践的な専門分野も学べます。私は、大学・大学院の研究で、数値モデルを用いて大気の状態
をシミュレーションする研究を行っていました。この研究で身につけた知識が、職場でそのままいかすことができ、業務で
活用されています。
また、学生時代に資格取得や野外活動も高いレベルで行えて、とても充実した大学生活を送ることができました。高校3
年生の時、海事科学部を選んで良かったと、今とても満足しています。
Fac u lty of M arit im e Scien ces 18