学 科 名 教員氏名 電子・情報工学科(情報環境コース) 市野 順子 研究キーワード: HCI (Human-Computer Interaction) 特に、人間の知的・感性的活動の支援 最近の研究課題 1.コミュニケーション活動の支援 コミュニケーション活動(読む・書く・話す・聞く)は、人間の 最も基本的な知的活動です。本研究室は、オフィスでの ディスカッションといった協調活動や、カフェやレストランで のおしゃべりといったインフォーマルな会話を支援するソフ トウェアの開発に取り組んでいます。 2.感性的活動の支援 ICTを活用した多くのツールは、人間の豊かな感性や創造 性を引き出すのではなく、逆に弱めてしまうという知見が 得られています。本研究室は、まず、専門家や一般ユー ザーが、音楽をつくる・絵を描くといった感性的活動をどの ように行っているかを実際に観察し、それをふまえ感性を 阻害しないソフトウェアの開発を行っています。 3 .ICTを利用する人々の認知・行動特性の理解 新しいICTを開発するためには、まず、既存の道具やICT に対して、人々がどう理解しどう行動するのかを知る必要 があります。本研究室は、特に、美術館等の公共空間に 置かれた大型情報端末や、場所を選ばず人とつながるこ とができる携帯情報端末を利用する人々の理解や行動に 与える影響に関して、仮説検証型の調査を行っています。 高校生の皆さんへ 知的・感性的活動の支援という研究テーマは、人間の認知・思考・心理など未だ十分に解明されてい ない研究分野と密接に関係しています。本研究室は、それら研究分野との協働によって学際的・実証 的視点に立った研究開発を実施しています。一緒に新たな展開を切り開いてみませんか。 連絡先: ichino <@> eng.kagawa-u.ac.jp [<@> は @ に変更してください]
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