画像工学 課題 2 レポート提出日時: 5 月 29 日 10 時 55 分 講義開始時

2015.5.8
画像工学 課題 2
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次の問題の画像処理プログラムを Processing で作成し、レポートにまとめて提出せよ。
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実行画面サイズや使用する入力画像は自由である。ただし、画像の大きさは 400×400
画素以下とする。また、他の学生と同じ画像を使用してはならない。
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問題の内容を最低限満たしていれば、プログラムにどのような工夫を加えても構わない。
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【上級】の問題は任意である。
問題 2-1
鮮鋭化フィルタを用いて、入力画像(グレースケール画像)を鮮鋭化するプログラムを
作成せよ。
問題 2-2
教科書 p.70 式(2.7)を用いて、2 枚のカラー画像のアルファブレンディングを行うプロ
グラムを作成せよ。
実行結果の例:
入力画像𝑓1
入力画像𝑓2
出力画像𝑔(α = 0.2 のとき)
問題 2-3 【上級】
教科書 p.71 図 2.52 のように、エンボス画像を生成するプログラムを作成せよ。
レポート提出日時: 5 月 29 日 10 時 55 分 講義開始時
レポートは、Word などのワープロソフト、もしくは、LaTeX で作成せよ。構成は下記のようにする。
1 ページ目: 表紙(講義名、課題番号、提出日、学生番号、氏名)
2 ページ目以降: 次の 1 から 4 を問題ごとに書く。
1.
2.
問題文
プログラム
プログラムリストのフォントは等幅フォント(「MS ゴシック」など)を使用せよ。また、読みやす
いように、適宜、インデント(字下げ)を入れよ。
3.
実行結果
入力画像と実行結果画面を記載せよ。実行結果画面はウィンドウをキャプチャ※して貼り付
ける。このときウィンドウ枠が含まれていても構わない。
※ Windows の場合、[ALT]キーと[PrintScreen]キーを同時に押すとアクティブウィンド
ウをコピーできるので、これを Word などへ貼り付ける。
4.
説明
画像処理技法の解説、プログラムの構造の説明、プログラムで工夫した点の説明、実行結
果の説明、実行結果の検証と考察などを記述せよ。
最後のページ: これまでの講義に関して何かコメントや感想、要望があれば記す。(評価対象外)
レポート評価基準
評価
S
A
B
C
D
E
基準
下記のすべてを満たす。
① プログラムに誤りが無く、かつ、読みやすいように作られている。
② 実行結果が問題内容を満足しており、かつ、入力画像には画像処理結果の検証に適した画像
を用いている。
③ プログラムの説明が誤り無く詳細に記述されており、かつ、実行結果に対して深い考察がなされ
ている。
④ プログラムに他の学生のレポートには無い工夫が見られ、その工夫についての説明が記されて
いる。
下記のすべてを満たす。
① プログラムに誤りが無く、かつ、読みやすいように作られている。
② 実行結果が問題内容を満足しており、かつ、入力画像には画像処理結果の検証に適した画像
を用いている。
③ プログラムの説明が誤り無く詳細に記述されており、かつ、実行結果に対して深い考察がなされ
ている。
下記のすべてを満たす。
① プログラムに誤りが無い。
② 実行結果が問題内容を満足している。
③ プログラムの説明に誤りが無い。
下記のいずれかを満たす。
① プログラムは実行できるが、計算式などに誤りがあるため正しい結果とはならない。
② 実行結果が問題内容を満足していない。
③ プログラムの説明に誤りがある。
下記のいずれかを満たす。
① プログラム、実行結果、説明のうち、いずれかが欠けている。
② プログラムが実行不可能である。
③ プログラムと実行結果とが一致しない。
④ プログラムの説明に重大な誤りがある。または、説明文が意味不明である。
レポートが未提出である。
【上級】の問題は別途に評価する。
レポートは採点ののち返却する。D 評価以下のレポートは再提出を命じる。