ExcelでVBの基本を

4.色々な演算
算術演算子
文字列演算子
比較演算子
論理演算子
その前に,
文字列を数値に変換するには…
Val関数を使う
次のようにプログラムを変更して,実行してみよう
代表的な演算子
記号
+
*
/
^
\
Mod
&
意味
加算
減算
乗算
除算
べき乗
商
剰余
文字列連結
A
A
A
A
A
A
A
A
式の例
= 2 + 5
= 3 - 2 または前置演算子として A = - 3
= 2 * 5
= 10 / 2
= 3 ^ 2
= 25 \ 2
(整数の割り算。A には 12 が入る)
= 25 Mod 2
(余り。A には 1 が入る)
= “aaa” & “bbb”
(A には,“aaabbb”が入る“)
フォームの変更
次のようにフォームを変更しよう
TextBox1
Text : 空白
Label1
Caption : 空白
TextBox2
Text : 空白
CommandButton1
Caption : +
CommadButton1の
Clickイベントハンドラを変更
加算のイベントハンドラ
実行結果
コマンドボタンとそのイベントハンドラの追加
コマンドボタン追加
CommandButton1の処理をコピーして+を-に変更
コピー
CommandButton2
Caption : - (マイナス)
変更
実行結果
その他の算術演算子についても
確認してみよう(例:乗算)
コマンドボタン追加
CommandButton3のClickイベントハンドラ
CommandButton3
Caption : * (アスター)
実行結果
比較演算子
記号
=
>
<
>=
<=
<>
意味
equal
greater than
less then
greater than equal
less than equal
not equal
詳細
A = B
A > B
A < B
A >= B
A <= B
A <> B
(AとBが等しい)
(AがBより大きい)
(AがBより小さい)
(AがBより大きいか等しい)
(AがBより小さいか等しい)
(AとBが等しくない)
(以上の比較演算子は確実に覚えること。以下のような比較演算子もある)
Like
like(文字列比較)
A Like B (AとBの文字列が等しい)
Is
is(オブジェクト比較)
A > B
(AとBのオブジェクトが一致)
比較演算子を使ってみよう
コマンドボタン追加
CommandButton4のClickイベントハンドラ
CommandButton4
Caption : = (イコール)
実行結果
論理演算子
記号
Not
And
Or
Xor
意味
論理否定(not)
論理積(and)
論理和(or)
論理的排他和(exclusive or)
Eqv 論理的等価(equivalence)
Imp 論理的包含(Imply)
詳細
Not A
(Aでない)
A And B (AかつB)
A Or B
(AまたはB)
A Xor B (A,Bのいずれかが成立するとき
True,両者ともにTrue,FalseのときFalse)
A Xor B (A,Bのいずれかが成立するとき
False,両者ともにTrue,FalseのときTrue
A Imp B (AならばB)
Aが成立するときB,Aが成立しないときTrue
論理演算子を使ってみよう
コマンドボタン追加
CommandButton4
Caption : A>= And B>=10
CommandButton5のClickイベントハンドラ
実行結果