ジェスチャ認識のための 瞳の検出 画像メディア研究室 在宅医療班 山田 竜之 はじめに 背景 高齢化に対する在宅医療システムの重要性。 頭部動作、表情認識 顔の部品の検出が不可欠である。 リアルタイム処理が要求される。 目的 安定した目の検出を行う。 瞳の判別法 円形度 対象図形の形状がどのくらい円に近いか をあらわす値による判定。 テンプレートマッチング 瞳のテンプレートと入力画像の差による判 定。 円形度を用いる方法 処理の流れ 入 力 画 像 の 2 値 化 ラ ベ リ ン グ 瞳 候 補 の 判 別 8 近 傍 収 縮 処 理 8 近 傍 膨 張 処 理 位 置 の 出 力 2値化、ラベリング 2値化 0<=彩度<=40 0<=輝度<=55 画素の濃度値を255 ラベリング 2 2 1 2 2 2 2 2 3 3 3 3 3 3 3 図形画素 背景画素 入力画像 2値画像 2値画像 15<= s <=40 0.10<=Circle_ratio<=1.0 領域の絞込み後 8近傍収縮処理 図形画素 注目 画素 背景画素 微小な領域(ノイズ)、まぶた部分の削除に効果的! 領域の絞込み後 収縮処理後 8近傍膨張処理 図形画素 注目 画素 背景画素 収縮処理後 膨張処理後 膨張処理後 15<= s <=40 0.10<=Circle_ratio<=1.0 最終結果 問題点 認識の精度 瞳と同程度の面積をもつ領域を誤認識する。 肌色領域の重心などから確認する必要がある。 目の領域と他の領域がきれいに分離出来て いないと検出に失敗する。 入力画像 2値画像 拡大画像 2値画像 15<= s <=40 0.10<=Circle_ratio<=1.0 領域の絞込み後 8近傍収縮、膨張処理を繰り返すことで、 目領域と他の領域を分離。 テンプレートマッチング 処理の流れ 顔テ 画ン 像プ レ ー ト の 入 力 テ ン プ レ ー ト マ ッ チ ン グ 位 置 の 出 力 目の部分のテンプレートを用意し、入力画 像との類似度を求める。 画像サイズ 入力画像 320×240 テンプレート画像 30×25 入力画像 問題点 処理時間 多数の位置で照合を行う計算が多くなる。 上図 14.87s 下図 16.60s 肌色領域の位置、重心などから照合する領域を 絞り込む。 認識の精度 左右の目を誤認識することがある。 今後の目標 認識率の向上。 処理の高速化。 卒論作成 12月 卒論作成 1月
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