Journal of Plasma and Fusion Research Vol.91, No.5 May 2015 核融合：宇宙のエネルギーを私たちの手に［Kindle 版］ G．マクラッケン・P．ストット著，監訳：飯吉厚夫，翻訳：村岡克紀，中井貞雄，嶋田道也￥９９８ http://www.amazon.co.jp/dp/B００TNZCKD８２００５年に翻訳出版された「フュージョン」の大幅改訂版．プラズマ・核融合分野において国内初の Kindle 本であり，原書より安価な１０００円以下で手に入る．アインシュタインの相対性理論との関連，星の核融合との相違点，常温核融合への迷走など，知りたいこと，知っておいてほしいことが過不足なく記載されている．物理や工学に興味があれば囲み記事で専門的なことも知ることができ，逆に囲み記事を読み飛ばせば数式に惑わされずに核融合研究の歴史の全体像を把握することができる．改訂版では ITER 計画やレーザー核融合の動向，動力プラントに向けた開発項目の解説が加えられ，そのために翻訳者も２名追加されるなど，刷新の意気込みが感じられる．是非一読をお勧めしたい．門信一郎（京都大学エネルギー理工学研究所）本会記事 ■第５４回プラズマ若手夏の学校開催のお知らせと参加者募集静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本１２４０‐１４ TEL：０１２０‐５６‐１８３０，URL:http://www.atagawa.info/ ３．講演テーマ（予定）今年度のプラズマ若手夏の学校を下記要領で開催いたし「MHD 平衡，不安定性，乱流・輸送」，「プラズマ加ます．「プラズマ若手夏の学校」とは，全国の核融合・プ熱・電流駆動」，「宇宙プラズマ」，「プラズマ計測」，ラズマ物理学を専攻する大学院生を中心とした若手研究者「プラズマ応用」，「ITER 工学」，「核融合原型炉」，育成の一貫として開かれる勉強会です．例年，担当校と「レーザー核融合」なった大学の学生が主体となり，様々な大学や研究機関か４．募集人数：８０名程度ら講師を募って短期間の合宿形式で講演やポスターセッ５．参加費：３０００円，宿泊費：２７０００円，ションを行います．今年度は東京大学が担当しています．懇親会費：５０００円６．応募方法：Web サイトのレジストレーションページ前年度と同様，「日本原子力学会核融合部会夏季セミナー」との共催です．また，閉校式の後には同会場で核融（http://tanuki.t.u-tokyo.ac.jp/SS2015/#registration）合エネルギーフォーラム主催の「ITER OB によるキャリアにてご応募ください．アドバイス企画」も行われる予定です．それに関連して，７．申込期限：２０１５年６月３０日! 夏の学校の最終日には招待講演や参加型企画を予定してい８．問い合わせ先ます．東京大学詳細は Web サイト（http://tanuki.t.u-tokyo.ac.jp/SS2015/）高瀬・江尻研究室冨樫央〒２７７‐８５６１千葉県柏市柏の葉５‐１‐５をご覧ください．多くの皆様のご参加を，心よりお待ちし新領域基盤科学実験棟ております． TEL：０４‐７１３６‐３９９４（代表番号です．冨樫（とがし）に球状トカマク制御室繋ぐよう伝えてください．）１．日時：２０１５年８月４日!∼７日" E-mail: [email protected] ２．場所：熱川ハイツ３６４