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イーター機器調達管理業務のための
労働者派遣契約
仕様書
国立研究開発法人
量子科学技術研究開発機構
核融合エネルギー研究開発部門
ITER 計画管理グループ
1.件名
イーター機器調達管理業務のための労働者派遣契約
2.目的
本仕様書は、原子力施設としての国際熱核融合実験炉イーター(ITER)の建設活動において量子科
学技術研究開発機構(量研機構)が国内機関の責務として実施する ITER 機器の調達に関わる工程管理、
図面管理、調達管理従事する労働者の派遣について定めたものである。
3.業務内容
(1)ITER 機器調達管理業務
①
下記調達機器について、開発、設計、品質管理、性能試験、製作等に関わる工程管理を中
心としたプロジェクト管理を ITER 機構指定のプロジェクトマネジメント管理ソフト
(Primavera)を活用して実施すること。
② 下記調達機器について、開発、設計、製作等に関わり作成された図面に関し、ITER 機構が
定める図面作成要領にに準拠していることを確認し、必要な修正を行う。
③
下記調達機器について、開発、設計、品質管理、性能試験、製作等の外部業者への発注に
関わる要求事項と不適合を ISO9001 の要求事項基づき管理する。
対象調達機器

超伝導導体の調達

超伝導コイルの調達

ブランケット遠隔保守機器の調達

プラズマ対向機器の調達

プラズマ計測機器の調達

プラズマ高周波加熱装置の調達

中性粒子入射加熱装置の調達

核融合炉ブランケットの調達
(2)その他上記の付随的業務
上記業務に関連する業務で、派遣労働者の就業場所において自他に関わりなく派遣労働者の
業務とされているもの。なお、付随的業務の作業割合については、休憩時間を除く通常の就業時
間の 1 日又は 1 週間当たりの就業時間の 1 割以下とする。
4.派遣者の要件
(1)上記業務に必要な国際熱核融合実験炉 ITER 調達機器の機能や構造の理解に要求される機械工
学・電気工学並びに物理的な基礎を持つこと。
(2)上記業務を遂行する上で必要となる、プロジェクトマネジメント、生産管理、技術経営につ
いて系統的に身に着けていること、または実務経験を持つこと。
(3) ITER 機構が認証するする CAD 作業員資格 CAD-B を有すること。
(4)上記の業務を英語を用いて行う能力を持つこと。
5.就業場所
(住所) 〒319-0193 茨城県那珂市向山 801-1
量子科学技術研究開発機構 核融合エネルギー研究開発部門 ITER プロジェクト部
6.指揮命令者
量子科学技術研究開発機構 核融合エネルギー研究開発部門 ITER 計画管理グループリーダー
TEL:029-270-7481
7.派遣期間
平成 28 年 9 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日まで
8.就業日
土曜日、日曜日、国民の休日、年末年始(12 月 29 日から 1 月 3 日)及び量研機構が指定する日(以
下「休日」という。)を除く毎日。
ただし、量研機構の業務の都合により、休日労働を行わせることができる。
9.就業時間及び休憩時間
(1)就業時間 9 時 00 分から 17 時 30 分まで
(2)休憩時間 12 時 00 分から 13 時 00 分まで
ただし、量研機構の業務の都合により、就業時間外労働を行わせることができる。
10.派遣先責任者
量子科学技術研究開発機構 那珂核融合研究所 庶務課長
11.派遣人数
1名
12.業務終了の確認
派遣先管理台帳により本仕様書の定める業務の終了を確認する。
13.提出図書 (部数:各1部、提出先:指揮命令者及び派遣先責任者)
(1)特定(一般)労働者派遣事業の届出(許可)証(契約後)
(2)派遣元の時間外休日勤務協定書(契約後)
(3)派遣元責任者の所属、氏名、電話番号(契約後)
(4)派遣労働者の氏名等を明らかにした労働者派遣通知書(契約後)
(5)派遣労働者の社会保険、雇用保険の被保険者資格の取得を証する書類(契約後)
※ 届出日付又は取得日付を含む
(6)派遣先管理台帳(月次)
(7)その他契約上必要となる書類
14.グリーン購入法の推進
(1)本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に
適用する環境物品(事務用品、OA機器等)が発生する場合は、これを採用するものとする。
(2)本仕様に定める提出図書(納入印刷物)については、グリーン購入法の基本方針に定める「紙
類」の基準を満たしたものであること。
15.特記事項
(1)量研機構の業務の都合により、当該業務を本仕様書に定める就業場所以外(海外含む)で行
わせることができるものとする。この場合において出張旅費を伴う場合は、別に定める費用を量
研機構が負担する。
(2)受注者は、量研機構が原子力の研究・開発を行う機関であるため、高い技術力及び高い信頼
性を社会に求められていること、また、国際協力で進められる ITER 計画の我が国の実施機関に
指定されていることを認識し、量研機構の規程等を遵守し安全性に配慮して業務を遂行しうる能
力を有する者を従事させること。
(3)受注者は、派遣者に欠務が生じるときは直ちに量研機構に連絡するものとし、欠務減額する
か若しくは交代要員を派遣するかを量研機構と協議し、その指示にしたがうこととする。
以
上