基礎物理学2 レポート No.3 6月 19 日(金)出題 解答例 Ⅰ)テキストから

基礎物理学2
レポート No.3
6月 19 日(金)出題
解答例
Ⅰ)テキストから(解いたあとに自分で採点.赤字で修正・追加)
テキスト巻末の解答例参照
基本問題:
2 章(P.48~)
4, 8
考えてみよう: 2 章(P.49~)
8
基本問題:
8
3 章(P.67~)
Ⅱ) 直線上を運動している物体が,一定の速さ 50 m/s で 10 秒間,正の x 方向に運動する.
そのあと 5 秒間,速さ 80m/s になるまで一様に加速する.このとき,以下の量を求め
なさい.
A) t = 0 ~ 10 s の物体の平均速度:50 m/s
問題文から、明らかに 50 m/s
B) t = 10 ~ 15 s の物体の加速度:6 m/s2
有限の時間間隔なので平均加速度
t = 10~15 s で一様に加速しているので、
加速度= Δv/Δt = (80-50)/(15-10) = 6 m/s2
C) t = 10 ~ 15 s の物体の変位:325 m
この時間範囲では等加速度運動なので、時刻 t における位置 x は、x = at2/2 +v0t + x0
と書ける。a = 6 m/s2 で、t = 10 s における位置と速度がそれぞれ 500 m(50×10), 50
m/s なので、
500 = 300 + 10v0 + x0 ,
50 = 60 + v0
となる。この連立方程式を解くと、v0 = -10 m/s, x0 = 300 m となり、x = 3t2 -10t + 300
となる。t = 10 と 15 s の位置から変位を求めると、Δx = 525 – 200 = 325 m
Ⅲ)初速 15m/s で地面から上方にボールを投げた.ボールが最高点に達する時刻と,その
時の地面からの高さを求めなさい.
ボールが最高点に達するのは、vy = 0 m/s となるとき。
ボールは上下方向には等加速度運動をするので、時刻 t における高さ y は、y = -gt2/2
+v0t + y0 と書ける。題意より、v0 = +15 m/s、y0 = 0 m なので、
y = -gt2/2 +15t
となる。vy =dy/dt = -gt +15 だから、最高点に達するのは t = 15/g s。このとき y ~ 11.5
m。