中3数学講座第7章(12)球と三平方の定理 基本

中学3年数学講座
第7章 三平方の定理
12.球と三平方の定理
基本問題
講師:高山よしなり
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(C)2014 Prisola International Inc.
球を平面で切り取ったときの切り口はどうなるか?
H
P
r
O
Q
r
中心Oの球を平面で切り取った場合の切り口上の点を、P,Qとする。
OP,OQは、球の半径であるので、OP=OQとなる。
したがって、△OPQは、二等辺三角形となる。
△OPQの底辺PQに中心Oから垂線を引くと、底辺を二等分するの
で、PH=QHとなる。
これは、切り口の周上のどの2点についても同様である。
よって、①球を平面で切り取ったときの切り口は円である。
②切り口の平面に引いた垂線は、円の中心を通る。
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基本問題
半径10cmの球Oを、中心Oから4cmの距離
にある平面で切った。
このとき、切り口の円の半径を求めよ。
P
H
10cm O
4cm
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基本問題
解答
半径10cmの球Oを、中心Oから4cmの距離
にある平面で切った。
このとき、切り口の円の半径を求めよ。
P
H
10cm O
4cm
PH 2 = 102 - 42 = 100 - 16 = 84
PH =
84 = 2 21 (cm ) ・・・答
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応用問題
定期テスト予想問題
1.半径8cmの球Oを、中心Oから7cmの距離に
ある平面で切ったときの切り口の半径を求めよ。
H
P
8cm
7cm
O
2cm
2.半径6cmの球Oを平面で切ったところ、切り
口の円の半径は2cmとなった。このとき、中心O
から切り口の円までの距離を求めよ。
P
6cm
H
O
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応用問題
定期テスト予想問題
3.半径5cmの球Oを平面で切ったところ、切り
口の円の面積が24πcm2となった。このとき、
中心Oから切り口の円までの距離を求めよ。
P
H
5cm
O
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