学校だより 4号 - 愛南町立城辺小学校

校訓
みんなはひとりのために ひとりはみんなのために
第4号 平成 27 年5月 13 日(水)
学校の教育目標
心あたたかく 学びあい やりぬく城辺の子を育成する
【惻隠の心は仁の端なり】 (そくいんのこころはじんのはしなり)
他人のことをいたましく思って同情する心は、やがては人の最高の徳である仁に通じます。
もともと人に同情するような気持ちが自然に備わっているものですから、自然に従うことに
よって徳に近づくことができるということです。
「道徳」が教科化されようとしています。何故この時期に・・や戦前の「修身」と結びつ
けて軍国主義教育の再開と異論を唱える人がいます。私は、そうとは思えません。我々日本
人は、同じ過ちはしないものと考えます。先の戦争で次代を担う人たちが、家族のためや国
のために若い「命」を散らした苦い経験があります。戦後 70 年を経ても次の世代に受け継
がれています。学習をしています。
ただ、日本人が持っていた良き「道徳性」は、時代とともに失われているのではないでし
ょうか…。家族愛・愛国心・寛容性・公共心などなど。自己中心的な考えが広まり、自分さ
えよければ・・・というような言動がニュースとしてにぎわせています。
ある研修会で「惻隠の情」(そくいんのじょう)という言葉を知りました。
1942 年 インドネシア ジャワ島の北東スラバヤ沖で工藤俊作が艦長を務める駆逐艦「雷」
が、敵であるイギリスをはじめとする連合国海軍のエンカウンターに砲撃し沈没寸前の状態
にしました。フォール少尉をはじめとする乗組員は、救命ボートで脱出しました。他の沈没
した乗組員を含め 400 名以上の人たちが漂流していました。SOSの救助要請をしても 20
時間余り漂流を続けていました。駆逐艦「雷」は乗組員 220 名の小型軍艦です。この付近で
は、敵潜水艦の攻撃で日本の貨物船が何隻も沈められた海域でした。艦長工藤は、目の前で
必死に助けを求める人(イギリス人)がいる。日本軍戦闘艦の艦長という立場でありながら、
もし救助活動中に攻撃を受け、艦が沈没するようなことが起きれば処罰され職を失う。葛籐
の中、工藤艦長が下した決断は、
「敵兵を救助せよ!」でした。日本海軍史上、極めて異例
の命令でした。日本兵たちは自ら海に飛び込み、体力の限界を迎えていたイギリス兵を救助
しました。その数 422 名でした。この事実は、21 世紀になるまで世に出ることのない知られ
ざる話です。フォール少尉は終戦後イギリスに帰国し、1996 年自叙伝を出版。54 年の時を
経て、奇跡の物語として世に知られることになりました。
工藤艦長の武士道「惻隠の情」を貫いた事実です。日本人として、誇らしい事実です。
1年生が入学して、1カ月余りが過ぎようとしています。子どもたちなりに、小学校生活
のきまりや学習・集団生活に慣れようと頑張っています。また、最高学年の6年生は、給食
準備や清掃活動・登下校などに最高学年としての自覚を持って下級生に接しています。
集団生活の中で身に付ける「きまり」がこれから広がるであろう「社会規範」として確実
に身に付けてほしいものと考えます。
本校でも、
「ならぬことは ならぬものです!」という考えをしっかりと指導していき、
校訓「みんなはひとりのために ひとりはみんなのために」を守っていきたいと思います。
御協力をお願いいたします。
遠足(各班の集合写真です。)これから一年間、この班でいろいろな活動を行います。
この遠足は、一年生を迎える会も兼ねました。班対抗のゲームや宝さがしも行いました。
五月晴れの中、子どもたちは楽しい一日を過ごしました。
一番の楽しみは、やっぱりお弁当の時間です。仲良く班で食事の一コマです。
とてもおいしそうなお弁当ばかりでした。保護者の皆さんありがとうございました。