4月11日 - トロント補習授業校

学校だより 第1号 平成27(2015)年4月11日 発行 校長 細野 治伸
自律
友愛
創造
― 平成27年度 新学期を迎えて ―
日差しが明るくなり春の訪れを感じます。この佳き日に、平成27年度第43回トロント補習授
業校の入園・入学式が挙行されました。
午前10時、ウイノナ体育館にて、新園児、新入生が入場とともに拍手で迎えられました。
はじめに、文部科学省から派遣された皮籠石成久(こうごいし しげひさ)教頭の紹介と挨拶が
ありました。
来賓として、トロント日本商工会を代表して丸岡利彰様、本校運営委員の方々のご臨席を賜り、
また、多数の保護者の方々のご列席をいただきました。
幼稚部ゆり組、さくら組が43名、小学部1年生が73名、中学部1年生が34名、高等部1年
生が19名と計169名が新しく入園、入学しました。全体の児童生徒数は、幼稚部87名、小学
部362名、中学部87名、高等部46名で総計582名となり、昨年度より7名増えています。
進級した在校生達は、新園児、新入生を心から歓迎しました。
式辞では、新園児、新入生が目指す目標をそれぞれ話しました。年中組の子ども達には、友達を
作り仲よくすることです。ひらがなの勉強をしっかりやることです。小学部1年生には、進んであ
いさつができることと自分一人でできることをふやすこと、そして、しっかり本を読むことを話し
ました。
次に、中学部、高等部の新入生には、国語力を高めることの大切さを話しました。日本人として
の心や日本文化を学ぶことと文章表現力や発表力を身につけてほしいと話しました。
幼稚部年長組と小学部2・3年生については、午後、始業式をマクマリック校体育館で行いまし
た。はじめに、皮籠石教頭の紹介をして、式が始まりました。国歌斉唱のあと、私からは、1学期
の心構えについて、話しました。わずか10分間の式ですが、子ども達が日本の学校文化を学ぶ大
切な機会です。近年の児童生徒数の増加で、ウイノナ校体育館の収容人数に限度があるため、今年
から在校園児・児童の出席学年を絞りました。
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本年度は、学習面では「基礎基本の定着」
「読書活動の奨励」を継続して指導するとともに、さら
に子ども達の「思考力・判断力・表現力」
(問題解決力)の向上についての教員研修を行い、授業で
の指導力を高めていきます。生活面では、
「学びのルール10学習態度の徹底」
「善悪の判断力」を
重点に学校文化の定着を図っていきます。
本校の教育は、年間40日間しかありません。時間に換算すると幼稚部園児は、午前9時から午
後1時までの4時間×40日間で160時間。小・中・高校生は、午前9時から午後3時までの6
時間×40日間で240時間となります。1日が24時間ですから、幼稚部園児は年間 約7日間、
小・中・高等部は、10日間を学校で過ごすと1年間が経ってしまう計算になります。しかもこの
内、トロント補習授業校で学習に関わる時間となると更に限られたものになってしまいます。
子ども達の学力を高めるためには、ご家庭の協力が必要不可欠です。特に宿題については、ご家
庭で学習し、必ず提出するようによろしくお願いいたします。本校でも教育活動の充実に向け、教
職員が協力して取り組んでいきます。
「家庭は第2の学校」として、今後ともご支援、ご協力につい
てよろしくお願いいたします。
【教員異動】
教 頭
小学部
< 新しい先生の紹介 >
皮籠石 成久(文部科学省派遣)
粟飯原弘子 (5年2組 担任)
本庄 洋子 (3年2組 担任)
雨谷 直美 (5年理科、5年1組
佐藤 恭子 (4年2組 担任)
社会担当)
よろしくお願いいたします。
< お 知 ら せ >
(1) お子様が欠席される場合は、本人ではなく、必ず、保護者の方が電話かファックスで連絡
をしてください。
(2) 小学部1年生から3年生までの朝の読み聞かせを、来週より毎週実施していきます。子ど
も達は、朝の読み聞かせをとても楽しみにしています。ご協力をお願いいたします。
【あいさつの5原則】
※ 学校で指導していますが、ご家庭でもご指導をお願いいたします。
○ あいさつは進んでする ○ あいさつは大きな声でする ○ あいさつは目を見てする
○ あいさつは心を込めてする ○ あいさつは笑顔でする
< 4 月・5 月 の 行 事 予 定 >
4月18日
4月25日
5月 2日
避難訓練 学級写真撮影 (小1年~3年)読み聞かせ始まり
(小)運動会ロングホームルーム
(小)
(中)授業参観、懇談会
5月 9日
(幼)参観・懇談会
5月16日
(高)保護者面談 (小3)校外学習
5月23日
(小)運動会
(高)保護者面談 (小)運動会ボランティア打合せ