平成26年度 福島県立盲学校 福島ならではの視覚障がい教育の充実・発展に向けて! 福島県立盲学校 福島県立盲学校長 =教育目標= 社会の変化に主体的に対応できる確かな学力を 身につけ、積極的に生きていく豊かな心と健やかな 体を持つ調和のとれた人間を育成する。 ○ ○ ○ 学校経営・運営ビジョン 自ら学び・考え・行動する人間 お互いを尊重し、思いやることのできる人間 健康でたくましく明るい人間 本校は、視覚障がい教育の専門機関として、児童生徒一人一人の夢が叶う教育を目指し、質の高い 学校教育が行えるよう努めています。特に、高等部保健理療科、専攻科理療科では、全教員が生徒の 国家試験取得に向けた指導に力を注いでいます。 また、本校は、小・中学校の通常学級に在籍する視覚障がい児への学習支援のために配置された教 員の専門性向上を図るための研修や連絡協議会を県教育委員会と実施したり、視覚障がい児支援のた めの“のびのび教室サポートクラブ”を県内各地で実施するなど、インクルーシブ教育システムの構 築に向けた取組も積極的に行っています。 本校は、これからもこれまでの百有余年ある学校教育の蓄積を生かしながら、福島ならではの視覚障 がい教育の充実と発展に努めてまいります。 基本方針 基本方針 1 各教科等において一人一人の実態に応じ個別 の指導計画をもとに授業の目標・手だてを明ら かにした分かる授業を実践し、確かな知識・技 能の習得とそれぞれの進路実現を目指します。 1 担当者会やケース会を設け、児童生徒の教育的ニ ーズと個別の指導計画の目標や内容、手立てを明確 にし、また評価を生かし、指導の改善を重ねます。 2 高等部保健理療科、専攻科理療科においては、一 人一人の実態に応じた授業を実践し、授業時間外の 学習の習慣化と自ら学ぶ意欲を育て、知識や技能の 定着を図るなど、国家試験の合格へ向けて学習の意 欲を喚起します。 2 基本方針 3 体験活動や地域との交流及び共同学習を積極 的に行い、共に学び触れ合うことで児童生徒の 豊かな人間性と社会性の育成を目指します。 児童生徒の発達の段階や障がいの状態等を 考慮し、学校の教育活動全体を通じて基本的 な生活習慣の定着を目指します。 1 触れて確かめる、実際に体験すること等を大切にし た学習活動・体験活動を積極的に取り入れ、児童生徒 の成就感を高め、豊かな人間性育成につなげます。 2 近隣の学校や、同世代の児童生徒との交流及び共同 学習を充実させるため、関係者との共通理解を深め、 お互いが学びあう教育活動を行います。 3 地域等でのボランティア活動を積極的に行い、児童 生徒の社会性を高めるとともに、盲学校の教育活動の 理解・啓発に努めます。 1 一人一人の健康の状態について保護者と学校が 共通理解を図り、必要な基本的生活習慣等における 課題を確認しながら指導を行います。 2 自分自身の健康への関心を高め、適切な健康管理 ができる社会人、医療従事者の育成を目指します。 3 学校給食等を通した食育を積極的に行い、児童生 徒の食の関心と理解の向上に努めます。 4 寄宿舎の生活を充実させ、自立に向けた生活能力 の向上に努めます。 ☆☆地域の学校や関係機関と盲学校との連携の充実を目指します。☆☆ 1 教員の資質の向上に努め、視覚障がい教育に関する本校の専門性を積極的に提供します。 2 地域の特別支援学校と協力し、重い障がいのある児童生徒の進路開拓に努めます。 3 校内における教育相談を充実させ、児童生徒の心身の安定に努めます。 4 県内各地域で「のびのび教室サポートクラブ」を開催するとともに、視覚障がい児を対象に した体験学習会を実施し、特別支援教育のセンターとしての機能をさらに充実します。
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