第７回学生金型グランプリで金賞に輝きました。平成 2７年 4 月１５日（水）から 4 月１８日（土）にかけて、東京ビッグサイトで開催された「INTERMOLD201５（第 2６回金型加工技術展）」内のイベントである「第７回学生金型グランプリ」に参加しました。学生金型グランプリとは、日本・中国・韓国の大学で“金型”を学ぶ大学生・大学院生が、同じテーマ（課題）に基づき製作した金型と成形品を展示・発表するものです。本校はプラスチック金型部門に参加しました。今回のプラスチック金型部門のテーマは「トートバック型マグカップ用ティーバックレスト」でした。テーマ（課題）：「トートバック型マグカップ用ティーバックレスト」参加大学【日本】岩手大学、九州工業大学、岐阜大学、近畿大学、大分県立工科短期大学校【中国】大連工業大学【韓国】今回は不参加成形する製品は同じでも、金型は全く違うものになります。金型の構造や金型製作のテクニックにより製品の”できばえ”が違ってきます。本校は 2 色成形にすることでデザイン性に優れた製品にしました。他大学はすべて１色の製品で、２色に挑戦したのは本校のみでした。製作した金型本校の製品プラスチック部門各校の製品（手前が本校）会場にある本校の作品展示ブースにて、製作した金型展示・製品の配布・本校の紹介を行いました。 4 月１６日（木）に各大学の発表講演があり、既に卒業生となっていますが卒業研究でこの金型を製作した漆間貴文君(現在 (有)藤田金型製作所)・国吉達也君(現在河村化工(株))・松永拓也君(現在ダイハツ九州(株))・水元優太君(現在大分キヤノンマテリアル(株))の４名が発表講演を行いました。学生金型グランプリブース本校ブースでの質疑応答発表講演会発表講演後、日本金型工業会ブースに出展している 7１社の日本金型工業会会員企業の方々と一般来場者が審査員となり、各部門で金賞が発表されました。本校は、プラスチック金型部門で最優秀賞である金賞を受賞しました。「2 色成形したことで意匠が優れていたこと」「専用機械を使わず、工夫することで汎用射出成形機のみで 2 色成形を実現したこと」「合理的で、操作しやすくしていること」などが評価されました。イベント期間中、審査員・来場者の方々から多くのコメントやアドバイスを頂くことができました。この貴重な経験は参加した卒業生をさらに成長させることになったと思います。審査員・来場者の方々・卒業生にこのような機会を与えて頂きました就職先企業の皆様、誠に有り難うございました。授賞式左から松永君、漆間君、水元君、国吉君【お問い合わせ先】大分県立工科短期大学校〒871-0006 大分県中津市東浜 407-27 TEL: 0979-23-5500 FAX: 0979-23-7001 URL: http://www.oita-it.ac.jp/